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ポケモンカードが買えない?転売ヤーはなぜボックスを買い占めるのか

近年は、ポケモンカードの新パックを買おうと思っても買えない状況が続いています。一言で言えば需要と供給のバランスが合っていないからなのですが、それを加速している要因には転売の増加があると言われています。

転売はポケモンカードだけでなく、様々な商品をターゲットに行われ、近年炎上することも多いセンシティブな話題の1つ。

今回は、ポケモンカードに関する転売に関してどういったことが起こっているのか、今後どうなっていくのかを予想しつつまとめていきます。

ポケモンカードが買えない理由

冒頭でも説明した通り、ポケモンカードが発売してから簡単に入手できなくなっているのは、需要と供給のバランスが崩れているからです。そしてバランスが崩れているのは、人気があるからだけではなく、転売ヤーが買占めを行っているのが1つの要因と言われています。

たとえば、非常に注目度の高かった「強化拡張パック イーブイヒーローズ」。こちらは2021年5月28日に発売され、定価は税込みで4,950円です。しかしアマゾンでは1万円近くで販売され、フリマアプリでも9月の時点で7,000円前後で買い手が付いています。

つまり、ただ買って売るだけで何の付加価値も付けずに2,000円弱の利益が生まれているのが現状です。

もちろん、転売ヤーからポケモンカードを買う人を責めることはできません。どこからいくらで買うかは個人の自由の問題です。しかし、少し高くても買ってしまう人がいる限りは転売ヤーがいなくなることはないでしょう。

その他の転売の現状

転売が問題になっているのは、ポケモンカードだけではありません。今後の転売がどうなるのかを知るためにも、ここでは他の商品や業界で、転売自体にどういうルールが敷かれているのか、転売に関してどういった問題が起こっているのかをまとめていきます。

ライブチケット転売の場合

ライブチケットの転売に関しては、厳しいルールが敷かれています。チケット不正転売禁止法が制定されていて、転売をしたことで逮捕者が何人も出ているほどです。

チケット不正転売禁止法では、主催者の許可なくチケットの定価を超える金額で売却すると違法行為になり、1年以下の懲役か100万円以下の罰金、またはその両方が科せられます。

そもそもチケット不正転売禁止法は、東京五輪のチケットを巡る転売トラブルを避けるために制定されたと言われています。今後転売がさらに問題になることで、ルールが取り決められることがもしかしたらあるかもしれません。

マスク転売の場合

コロナウイルスの流行によって転売のターゲットになったのが、衛生用マスクです。マスク不足になるのを予見した業者が各地で買占め、フリマサイトなどで大量に高額出品されました。

対策として法律でマスクの転売が禁止されましたが、それでも転売を辞めなかった人の中には逮捕者も出ています。

(引用:https://www.asahi.com/articles/ASN5Q64G7N5QONFB00L.html

こちらはかなり特殊な例ですが、転売=モラルがない、悪い行為という認識がかなり強まったのではないでしょうか。

プラモデル転売の場合

プラモデル関連の雑誌を扱うホビージャパン社の社員が、転売を容認する発言をしたことでTwitterで大炎上を起こしました。

発言の内容は、「転売を憎んでいる人は、自分が買えなかったから文句を言っているだけ。努力して買った人からマージンを払って買うのは至極当然のことでは?」といった内容でした。これにより、本人は退職処分、監督者3人は降格という、非常に重い処分が下ることに。

あまりにも厳しい処分でしたが、ホビージャパン社はそれだけ転売を容認することは運営上問題になると判断したのでしょう。プラモデル界隈でも、転売が問題になっていることがわかる一件ですね。

ポケカ転売ヤーの今後

ポケカ転売が今後も副業として人気が高まり、転売ヤーが増え続けるかと言えばおそらくそういったことはないと考えられます。理由はいくつかあります。

まず1つは、転売対策を行っている店が増えているから。ポケモンカードは競技性の高い大会に参加するためには、IDを作成してプレイヤーズクラブに登録する必要があります。そういったプレイヤーズIDを持っている人だけが購入できたり、また本当に遊んでいることを示すためのデッキを持っている人だけが購入できたりといったルールを設けている店が増えています。

他にも、転売対策としてシュリンクを剥がしてから販売する店も増えています。シュリンクがないと中身が引き抜かれているのではないかと疑われ、ユーザーは購入意欲が削がれます。(引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/f947a6a058c7a73ca7c93ab1ff51b28808c8aeae

もう1つは、公式が増産していること。開発側も、ポケモンカードが転売の対象になっていることは把握しているでしょう。だからこそ、多くの人の手に渡るように増産し、再販がされています。

まとめ

今回は、ポケモンカードが買えない件について、転売を中心に解説しました。ポケモンカード界隈において深刻な問題と言われている転売ですが、今後徐々に減るのではないかと予想しています。

転売対策を行う店も増えていて、転売ヤーからすれば稼ぎにくくなってきているでしょう。また、買占め転売=良くないことの構図も出来ていて、挑戦する人も減るのではないでしょうか。

ユーザー側の対策としては、転売ヤーから買わないことが第一です。高額転売されている商品を購入するのはなるべく控えましょう。