トレカの買取ならmagi買取事務局
店頭買取はもちろん郵送買取OK!全国査定対応可能!
無料査定申し込みはこちら
無料査定申し込みはこちら
店頭買取はもちろん郵送買取OK!全国査定対応可能!

遊戯王 新規テーマ『ふわんだりぃず』を解説!! | kazuma



▼著者プロフィール

kazuma:@kazuma_ygo1018 ~実績~ cs 優勝×23回 準優勝×11回 3位×10回 4位×24回 選考会×5回

トレカ専用フリマアプリ magiのインストールはこちら!

1.はじめに

今回はBURST OF DESTINYに収録されたテーマ『ふわんだりぃず』について解説していきます! このテーマの〝特徴〟・〝回し方〟・〝構築〟・〝立ち回り〟等、細かい部分について解説していますので『ふわんだりぃず』に興味のある方は是非、ご覧いただければと思います! それでは解説を進めていきます!

2.『ふわんだりぃず』とは?

特殊召喚を行わない代わりに1ターン内に何度も召喚を行い、アドバンス召喚を主体に戦うテーマです。 ギミックが通った際に獲得するアドバンテージ量がとても多く、相手ターンにも召喚を行い、上級モンスターで妨害しながら下級モンスターをリソースとして戦うテーマになります。

◎【ふわんだりぃず】下級モンスターの特徴

①召喚成功時に固有の効果と鳥獣族を召喚する効果の付与 ②フィールドから離れる場合、除外されてしまう ③鳥獣族モンスターが召喚されると除外から手札に加わる ④効果を使用する場合、特殊召喚ができない 【ふわんだりぃず】の下級モンスターは共通点が多く、ギミックを回す下級モンスターと妨害・制圧を行う上級モンスターの2種類に分かれていてそれぞれの役割が明確になっています。

3.採用カード解説

◎《ふわんだりぃず×ろびーな》

このデッキの初動でこのカード1枚でアドバンス召喚まで行う事ができます。 レベル4以下の鳥獣族モンスターを手札に加える事ができるので《ふわんだりぃず×いぐるん》を手札に加え、召喚すれば《ふわんだりぃず×いぐるん》の効果でレベル7以上の鳥獣族モンスターを手札に加え、アドバンス召喚まで行う事ができます。 【ふわんだりぃず】以外のモンスターも手札に加える事ができるので《D.D.クロウ》や《疾風の結界像》を手札に加えることも可能です。 デッキを安定させる初動で特に引きたいカードなので3枚の採用となっています。

◎《ふわんだりぃず×いぐるん》

レベル7以上の鳥獣族モンスターを手札に加える事ができるので、アドバンス召喚を狙いたい上級モンスターを手札に加え、召喚する事がこのカードの役割になります。 このデッキの妨害の役割を持つのは上級モンスターになるので、【ふわんだりぃず】ギミック内で最も効果を通したい重要なモンスターになります。

◎《ふわんだりぃず×とっかん》

除外されている【ふわんだりぃず】カードを手札に加えることができるので1度使用した《ふわんだりぃずと夢の町》や《ふわんだりぃず×すとりー》の効果で除外した【ふわんだりぃず】カードを手札に加え、再利用する事ができます。 《ふわんだりぃずと謎の地図》の効果でこのカードを見せ、上級モンスターの《ふわんだりぃず×えんぺん》、《ふわんだりぃず×すのーる》を除外すれば《ふわんだりぃず×いぐるん》の効果が無効化された場合でも上級モンスターを手札に用意する事ができます。 序盤は【ふわんだりぃず】カードが除外されている状態でこのカードを召喚しにくく、ギミックを回す事ができない場面や、除外に【ふわんだりぃず】を残しておきたい場面が見られるので《ふわんだりぃず×ろびーな》や《ふわんだりぃず×いぐるん》と比べると優先度の低い【ふわんだりぃず】モンスターになります。 しかし、《ふわんだりぃずと謎の地図》や《封印の黄金櫃》の組み合わせに下級【ふわんだりぃず】モンスターが必要なことから2枚採用しています。

◎《ふわんだりぃず×すとりー》

《ふわんだりぃず×ろびーな》や《ふわんだりぃず×いぐるん》とは違い、アドバンテージを獲得することはできませんが、《灰流うらら》の効果で召喚する効果を無効化されない利点や、相手ターン中に召喚し、相手の墓地に干渉する事ができます。 初動として使いにくい【ふわんだりぃず】モンスターですが、《ふわんだりぃず×とっかん》と同様な理由から2枚採用しています。 《灰流うらら》の効果で効果を無効化されない代わりに《屋敷わらし》で効果を無効化されてしまうので注意しましょう。

◎《ふわんだりぃず×えんぺん》

召喚成功時に【ふわんだりぃず】魔法・罠カードを手札に加えることができます。 この効果で《ふわんだりぃずと謎の地図》、《ふわんだりぃずと夢の町》を手札に加え、相手ターンに【ふわんだりぃず】モンスターを召喚する準備を整えましょう。 《ふわんだりぃず×えんぺん》は攻撃表示で特殊召喚されたモンスターに限りますが《スキルドレイン》と同様の効果を持ち合わせているので特にリンクモンスターを主体に戦うデッキには効果的な妨害です。(【鉄獣戦線】等) ③の効果は戦闘を行うモンスターの攻撃力/守備力を下げる事ができるので《ふわんだりぃず×えんぺん》は戦闘破壊による耐性が高く、擬似《スキルドレイン》の効果を維持する事ができます。 また、上級モンスターの攻撃力ラインが2900打点なのでそれを上回る数値のモンスターの打開にも役立てる事ができます。(例.自身の効果で特殊召喚された《黄金卿エルドリッチ》等) このカードのアドバンス召喚で相手ターンに【ふわんだりぃず】モンスターを召喚する手段と擬似《スキルドレイン》の効果で妨害を行う事ができるので先攻でアドバンス召喚を目指すことの多いモンスターになります。

◎《ふわんだりぃず×すのーる》

相手ターンに特殊召喚されたモンスターを裏側守備表示にする事ができます。《ふわんだりぃず×えんぺん》の②の効果の影響を受けにくいデッキに対しては《ふわんだりぃず×すのーる》の妨害が有効です。 通常召喚を3回まで行う事ができますが、『ふわんだりぃず』モンスターや《ふわんだりぃずと謎の地図》の効果で召喚を行う事ができるのでこの効果はそれほど重要ではありません。《ふわんだりぃず×すのーる》や《ふわんだりぃずと夢の町》の効果で裏側守備表示にしたモンスターを戦闘破壊する際に貫通ダメージを与えられるのでライフを削りきる際に役立てましょう。

◎《ふわんだりぃずと謎の地図》

【ふわんだりぃず】の下級モンスターを見せ、好きな【ふわんだりぃず】カードを除外する事ができるので《ふわんだりぃず×いぐるん》や《ふわんだりぃず×ろびーな》を除外すれば下級【ふわんだりぃず】モンスターに共通している②の効果により、手札に加える事ができます。 つまり、このカードと【ふわんだりぃず】下級モンスターの組み合わせで好きな【ふわんだりぃず】モンスターを手札に用意する事ができるので初動の〝安定性の向上〟に繋がります。 また、召喚権を増やす事ができるので〝攻め手を追加する〟事ができます。このデッキは召喚権に使用した【ふわんだりぃず】モンスターの効果が無効化された場合、ギミックを回す事が難しいデッキなので召喚する効果はとても重宝します。 最後に相手の召喚に合わせて手札の【ふわんだりぃず】モンスターを召喚する事ができるので〝妨害を行う〟事ができます。 このカードは〝安定性の向上〟〝攻め手の追加〟〝妨害手段〟と多くの観点から【ふわんだりぃず】をサポートする事ができるカードです。 多数の方向からギミックをサポートするカードなので3枚の採用に加えて《テラ・フォーミング》も採用し、引き込む確率を向上させています。

◎《ふわんだりぃずと未知の風》

相手のカードをアドバンス召喚の素材に利用する事ができるので相手ターン中に召喚を行う場合、相手のカードを除去しながら自分の動きを行う事ができます。 後攻では相手のカードを除去しつつ、アドバンス召喚が可能ですが、下級『ふわんだりぃず』モンスターの効果を無効化されてしまえば、それを行う事ができないので後手捲りのカードとしてはやや質は低いと思います。 しかし、《魔鍾洞》等の永続的にこちらを縛るカードを除去する事ができる点はとても優秀です。 また、ギミックが回った後は手札に下級【ふわんだりぃず】モンスターが多く集まるので、不要なものをドローに変換する事に利用します。《強欲で金満な壺》、《金満で謙虚な壺》を発動している場合はこの効果を使用できないので気をつけましょう。 序盤に引き込みたいカードではなく、《ふわんだりぃず×えんぺん》や《ふわんだりぃずと謎の地図》の効果で除外し、《ふわんだりぃず×とっかん》で手札に加える事ができるので必要な時に手札に用意する1枚のみの採用となっています。

◎《ふわんだりぃずと夢の町》

《ふわんだりぃず×えんぺん》の効果で手札に加え、相手ターン中にアドバンス召喚を行い、妨害する事が役割になります。 アドバンス召喚成功時に相手のモンスターを裏側守備表示にする事ができるのでアドバンス召喚したモンスターと合わせて複数の妨害を行う事ができます。 除外されているこのカードを《ふわんだりぃず×とっかん》で使い回す事ができるので1度ギミックが回れば毎ターン妨害手段を用意する事ができます。

◎《烈風帝ライザー》

フィールドと墓地のカードを除去したい場合に活躍する上級モンスターで鳥獣族なので《ふわんだりぃず×いぐるん》の効果で手札に加える事ができます。 【ふわんだりぃず】はフィールドのカードに干渉する事が難しいデッキなので、ギミックで触りにくい部分をサポートします。 不要なカードを相手のデッキの上に乗せれば軽いロックを仕掛ける事ができ、次の相手ターンの動きを弱める事ができます。 風属性のモンスターをリリースすればさらに1枚フィールドのカードを手札に戻す事ができるので、アドバンス召喚する際は風属性の《ふわんだりぃず×とっかん》か《ふわんだりぃず×いぐるん》をリリースする事を意識しましょう。

◎《霞の谷の巨神鳥》

《烈風帝ライザー》同様、《ふわんだりぃず×いぐるん》の効果で手札に加えられる上級モンスターで相手ターン中の妨害を行います。 《ふわんだりぃずと夢の町》の効果で【ふわんだりぃず】モンスターを召喚し、《霞の谷の巨神鳥》をアドバンス召喚すれば《ふわんだりぃずと夢の町》の効果で裏側守備表示にする効果と《霞の谷の巨神鳥》の効果で2妨害用意する事ができます。 効果を使用すると手札に戻る性質上、相手ターンに召喚を行えるカード(《ふわんだりぃずと謎の地図》、《ふわんだりぃずと夢の町》等)が複数枚存在していればその分、《霞の谷の巨神鳥》の効果で妨害を行う事ができます。 《ライトニング・ストーム》の効果で《ふわんだりぃずと夢の町》を相手が破壊しにきた場合はこのカードをアドバンス召喚すれば妨害手段を失わずに用意する事ができます。 また、《魔鍾洞》に対して耐性を高める事ができるので《魔鍾洞》を採用している事がよく見られるデッキ対面では意識してこのカードを召喚しましょう。 ライフを詰めに行く際も《霞の谷の巨神鳥》を予め召喚しておけばメインデッキに採用されていた《原始生命態ニビル》を不意に発動された場合でも対応する事ができます。

◎《強欲で金満な壺》

『ふわんだりぃず』の下級モンスターは効果を使用する場合、特殊召喚することができないのでEXデッキはほとんど使用しません。その関係から非常に相性の良いカードです。ほとんどデメリットなく、アドバンテージが獲得できるドローソースですが、より安定して初動や手札誘発への貫通札を手札に加えられる《金満で謙虚な壺》と共存が難しいカードなので1枚の採用としています。

◎《金満で謙虚な壺》

《強欲で金満な壺》の項目に書いてあるように同様にデメリットが気にならずに使用する事ができます。《強欲で金満な壺》よりも安定して初動や手札誘発への貫通札を手札に加えられる利点が大きいので3枚採用しています。

◎《強欲で謙虚な壺》

安定性の向上と手札誘発を無効化できる《墓穴の指名者》や《抹殺の指名者》を手札に加える事を目的に採用しています。《強欲で金満な壺》と同一ターンに使用する事ができ、《強欲で金満な壺》同様、特殊召喚をほぼ行わないのでデメリットは気になりません。

◎《封印の黄金櫃》

下級『ふわんだりぃず』モンスターを除外した後、『ふわんだりぃず』モンスターを召喚する事で除外した『ふわんだりぃず』モンスターの②の効果が誘発し、手札に加える事で初動として働く事ができます。 召喚するモンスターが《ふわんだりぃず×とっかん》なら《封印の黄金櫃》で除外した『ふわんだりぃず』モンスターを《ふわんだりぃず×とっかん》の効果で手札に加え、召喚するモンスターが《ふわんだりぃず×すとりー》なら墓地の《封印の黄金櫃》を除外する事でギミックを回す事ができます。 どの下級『ふわんだりぃず』モンスターとの組み合わせでも初動として利用することができます。

◎《ディメンション・アトラクター》

このデッキは墓地のカードを利用せず、墓地に送られるカードが除外されても問題のないテーマなのでこのカードを使用する際に考えられる自身への影響は気になりません。このカードを引き込んだ際に墓地に《強欲で金満な壺》等のカードがある場合は《ふわんだりぃず×すとりー》や《烈風帝ライザー》の効果で墓地のカードを取り除き、発動できる状態を整える事ができます。 また、自身のターンに発動した後に『ふわんだりぃず』モンスターを召喚すれば《エフェクト・ヴェーラー》をケアする事ができます。

◎《烈風の結界像》

既に手札に《ふわんだりぃず×いぐるん》を用意する事ができている状況で《ふわんだりぃず×ろびーな》の効果で手札に加えるカードに自由度が高い時に手札に加え、《ふわんだりぃず×えんぺん》の効果で召喚し、先攻時の展開をより強力にする目的で採用しています。サイドチェンジ後に先攻を選択する場合に投入します。

◎《ハーピィの羽根吹雪》

《烈風の結界像》同様、サイドチェンジ後に先攻を選択する場合に投入します。手札誘発のリカバリーや先攻の盤面をより強力にする目的で採用しています。

4.『ふわんだりぃず』の動き

◎ギミックの動かし方・目指す盤面

《ふわんだりぃず×ろびーな》→《ふわんだりぃず×いぐるん》→《ふわんだりぃず×えんぺん》のアドバンス召喚まで行い、《ふわんだりぃず×えんぺん》の効果で《ふわんだりぃずと謎の地図》or《ふわんだりぃずと夢の町》を手札に加えます。 《ふわんだりぃずと謎の地図》、《ふわんだりぃずと夢の町》があれば相手ターン中に『ふわんだりぃず』モンスターを召喚できるので、相手ターン中に『ふわんだりぃず』モンスターを召喚し、展開する事が可能になります。 《ふわんだりぃず×いぐるん》の効果で《烈風帝ライザー》や《霞の谷の巨神鳥》を手札に加え、アドバンス召喚すれば相手を妨害する事ができます。 このように〝相手ターン中に『ふわんだりぃず』を召喚し、妨害できる事〟が目指す盤面になります。

◎ギミックを動かす際に大切な事

このデッキは上級モンスターをアドバンス召喚する事で妨害を行います。 それなので上級モンスターを手札に加える事ができる《ふわんだりぃず×いぐるん》の効果を通す事がギミックを回す上でとても大切です。 《ふわんだりぃず×いぐるん》の効果を通す事を最優先に回しましょう。 具体的には自分の下級『ふわんだりぃず』モンスターが除外されていれば《ふわんだりぃず×いぐるん》の効果と自分の除外されている下級『ふわんだりぃず』モンスターの効果でチェーンを組み、《ふわんだりぃず×いぐるん》の効果をチェーン1で発動する事で《ふわんだりぃず×いぐるん》に対する《灰流うらら》をケアする事ができます。 《ふわんだりぃずと謎の地図》や《封印の黄金櫃》の効果で『ふわんだりぃず』モンスターを除外してから《ふわんだりぃず×いぐるん》を召喚しましょう。 この《灰流うらら》をケアした動きは相手ターン中にも意識しなくてはなりません。先攻時にアドバンス召喚した際に除外されている『ふわんだりぃず』モンスターを全て手札に加えずに除外に1枚残しておきます。 その状態で《ふわんだりぃず×いぐるん》を召喚すれば同様にチェーンを組む順番で《ふわんだりぃず×いぐるん》が《灰流うらら》で無効化されてしまう事を防ぐ事ができます。 除外されている全ての『ふわんだりぃず』モンスターを戻すのではなく、あえて何枚か残すことで相手ターン中に使用する《ふわんだりぃず×いぐるん》の効果が妨害されてしまう事をケアする事ができます。

◎相手ターン中の召喚手段が複数ある場合で上級モンスターを1枚しか用意できない場合の立ち回り

《ふわんだりぃずと謎の地図》、《ふわんだりぃずと夢の町》といった相手ターン中に召喚する方法が2つ確保できている状態で、上級モンスターが1枚しか用意できない場合の立ち回りについて解説していきます。 《ふわんだりぃずと謎の地図》か《ふわんだりぃずと夢の町》の効果で召喚した《ふわんだりぃず×いぐるん》の効果で《烈風帝ライザー》を手札に加え、風属性モンスターを含むモンスターを素材に《烈風帝ライザー》をアドバンス召喚します。 相手の妨害を行いつつ、風属性モンスターを素材にした追加効果で《烈風帝ライザー》自身を手札に戻します。《烈風帝ライザー》が手札に戻った事でアドバンス召喚できる上級を確保する事ができたので、相手ターン中に下級をもう一度召喚すれば《烈風帝ライザー》を再びアドバンス召喚する事ができ、妨害手段を増やす事ができます。 また、《霞の谷の巨神鳥》は効果を使用した場合、手札に戻る為、召喚方法が複数確保できる状況では《烈風帝ライザー》同様、1枚で複数の妨害手段として活用する事ができます。

5.デッキ構築について

上の画像が【ふわんだりぃず】の構築になります。 【ふわんだりぃず】は《ふわんだりぃず×ろびーな》1枚で多くのアドバンテージと妨害手段を複数用意する事ができるので、先攻の動きはメインギミック内の動きのみで充分に強いデッキです。そのため、他のギミックや罠カードを採用し、先攻の動きを押し上げる必要はあまり高くないと考えています。 回していて問題に感じていた初動が少なく、安定性に不安が見られる部分やギミックの回転を妨害する《灰流うらら》や《無限泡影》等の手札誘発の貫通等、これらの弱点の克服を目指し、構築しました。

◎安定性を高めるために意識した部分

安定性の課題部分は《金満で謙虚な壺》、《強欲で金満な壺》、《強欲で謙虚な壺》を採用し、ギミックを回すために必要なカードを手札に引き込む事ができる確率を上げ、安定性を高める事を目指しました。 《封印の黄金櫃》は下級【ふわんだりぃず】との組み合わせでギミックを回す事ができるので相性がよく、同様に安定性を高めるために採用しています。

◎手札誘発の貫通

初動の下級【ふわんだりぃず】モンスターの効果を手札誘発で妨害され、ギミックを回す事ができない課題点はそれを無効化できる《墓穴の指名者》、《抹殺の指名者》を採用し、自分の動きがより通りやすくなる事を目指しました。 今回の構築はギミックの安定性を高めつつ、動きを通す事に注視してデッキ構築を行なっています。

6.各デッキ対面について

この項目では各環境デッキ対面での立ち回り方について解説していきます。

【鉄獣戦線】

【鉄獣戦線】はリンクモンスターを主体に戦うデッキなので《ふわんだりぃず×えんぺん》の②の効果でリンクモンスターの効果が無効化されてしまうため、《ふわんだりぃず×えんぺん》を突破する事がとても難しいデッキです。《ふわんだりぃず×えんぺん》を突破するために《レスキュー・キャット》等を利用し、《神騎セイントレア》から《天霆號アーゼウス》をX召喚する事を狙ってくるので妨害手段はこの動きを妨害する事を意識して使用しましょう。 《ふわんだりぃず×えんぺん》を維持し続ければ有利にゲームを進める事ができる対面なので《ふわんだりぃず×えんぺん》を出した後は不用意にモンスターを召喚し、可能性は低いですが、メインデッキに採用されている《原始生命態ニビル》を踏むような余計な裏目は作らずに《烈風帝ライザー》で盤面を除去しならデッキトップを固定し、負け筋を潰しながらゲームメイクを目指しましょう。

【電脳堺】

【電脳堺】モンスターは手札で効果を発動し、一連の処理を行います。また、シンクロモンスター、エクシーズモンスターを守備表示にすれば《ふわんだりぃず×えんぺん》の効果を受けなくなります。そのため、《ふわんだりぃず×えんぺん》はほとんど妨害として機能しません。 【電脳堺】対面は《霞の谷の巨神鳥》、《烈風帝ライザー》の妨害を主軸に戦いましょう。 《烈風帝ライザー》を相手ターンにアドバンス召喚し、フィールドの【電脳堺】カードと墓地にある《電脳堺門-青竜》をデッキの上に戻しつつ、相手ターン中に召喚する手段が残っている場合はアドバンス召喚した《烈風帝ライザー》を手札に戻しましょう。手札に戻す事で再び、《烈風帝ライザー》を妨害として活用する事ができます。 《電脳堺門-青竜》を発動し、それを対象に手札の【電脳堺】モンスターから動かれた場合は、墓地に《電脳堺門-青竜》を落とす事はできないので手札の『電脳堺モンスター』のリソースを吐き出させてから《烈風帝ライザー》のアドバンス召喚を行い、妨害します。《ふわんだりぃずと夢の町》の効果で召喚を行い、上級モンスターのアドバンス召喚の際に《ふわんだりぃずと夢の町》の②の効果を使用すれば前盤面のモンスターは裏側守備表示にする事ができるので効率よく妨害を行う事ができます。 《霞の谷の巨神鳥》は単純に手札で発動する《電脳堺》の効果を無効化し、初動の動きを止めましょう。《ディメンション・アトラクター》下であれば《電脳堺門-青竜》の効果で《霞の谷の巨神鳥》の効果を無効化されることもないので有利に立ち回る事ができます。 また、《ディメンション・アトラクター》は自身のターンに使用すれば《墓穴の指名者》をケアする事ができるので自身のターンに発動しましょう。

【ドラゴンメイド】

《ふわんだりぃず×えんぺん》のアドバンス召喚まで進め、相手ターン中に【ふわんだりぃず】モンスターを展開するために必要な《ふわんだりぃずと謎の地図》や《ふわんだりぃずと夢の町》を手札に加えましょう。 【ドラゴンメイド】は召喚権を使わずに動くことは難しいデッキなので《ふわんだりぃずと謎の地図》でも充分な妨害として活用する事ができます。 【ふわんだりぃず】を展開する前に《ドラゴンメイド・シュトラール》を特殊召喚されることが望ましくないので《ドラゴンメイドのお召し替え》は《霞の谷の巨神鳥》の効果等で妨害し、墓地に送られた場合は《《ふわんだりぃず×すとりー》の効果で除外し、再利用されることを防ぎましょう。

【閃刀姫】

《ふわんだりぃず×すとりー》、《烈風帝ライザー》の効果で【閃刀姫】側の墓地の魔法カードの枚数を削り、『閃刀魔法』でアドバンテージを稼がれない事を意識して立ち回ります。《ふわんだりぃず×えんぺん》が存在し続ける限り、閃刀姫リンクモンスターの効果を無効化する事ができるので他の妨害手段はリソースを削る事を意識し、《烈風帝ライザー》の複数回の使用が望ましいので《烈風帝ライザー》自身の効果で手札に戻しておきましょう。 また、盤面を作る際に余裕があれば《ふわんだりぃずと未知の風》を手札に加えておきましょう。このカードを手札に加えておけば《魔鍾洞》で膠着状態になることを防ぐ事ができます。

【相剣】

《ふわんだりぃずと夢の町》を優先的に構え、《霞の谷の巨神鳥》のアドバンス召喚を狙います。相手が相剣モンスターをフィールドに送り込んだ際に《ふわんだりぃずと夢の町》を発動し、《霞の谷の巨神鳥》をアドバンス召喚すれば《ふわんだりぃずと夢の町》の②の効果で相手のモンスターを裏側守備表示にする事ができるので《霞の谷の巨神鳥》と合わせて相手の攻め手を2回まで妨害する事ができます。

6. おわりに

今回はBURST OF DESTINYに収録されたテーマ『ふわんだりぃず』を解説しました。 特殊召喚を行わずにアドバンス召喚で戦う癖の強いデッキですが、獲得できるアドバンテージ量が多く、とても魅力的なデッキとなっています。 今回の記事を読んで『ふわんだりぃず』について興味を持った方は是非、組んでみてください! 今回は以上になります!最後までご覧いただきありがとうございました!

トレカ専用フリマアプリ magiのインストールはこちら!

一番高いブルーアイズは?