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ドラグーンギミックを採用した閃刀姫の強み・採用理由を徹底解説! | kazuma

皆さんこんにちは。お久しぶりです。kazuma(@kazuma_ygo1018です。 先日の朝霞cs(7月25日)で僕が使用した閃刀姫デッキの構築と戦績を掲載した後からありがたいことに〝デッキ構築について〟や〝プレイについて〟や〝採用カードについて〟などなど多数の質問を頂いております。そこで今回は先日に使用した閃刀姫デッキの「デッキの回しかた」・「構築」・「プレイ」について僕の考えを解説した記事になります。 閃刀姫を使用している方や使いたいなと考えている方、少しでも興味をもたれている方、よかったら読んでみてください。

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1.デッキ解説

僕のTwitterにも載せてありますが先日の朝霞csで使用したデッキレシピになります。

この構築を指針にして解説を進めていきます。 僕が使用しているのは最近のcsで入賞がよくみられる構築とは違い、ドラグーンギミックを採用した構築になります。質問の中でもドラグーンギミックを採用した理由が気になっている方が多くみられましたので、はじめに〝なぜ、ドラグーンギミックを採用しているのか?〟について触れて行こうと思います。

ドラグーンギミックの採用理由

サンダードラゴンデッキに対して『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』が強い サンダードラゴンは今期、『超雷龍-サンダードラゴン』の〝デッキからカードを手札に加えることができない効果〟が刺さる対面(閃刀姫・教導・SPYRAL)が多く、『リンクロス』の禁止に伴う展開を得意とするデッキの減少、後手での手数の多さと今期のデッキの中でも特に強いものの一つと僕は考えています。 そんなサンダードラゴンデッキに対して閃刀姫はデッキから手札に加えるカードが多いので『超雷龍-サンダードラゴン』の〝デッキからカードを手札に加えることができない効果〟が刺さり、高打点・破壊耐性を持つモンスターの多いこのデッキは不利対面の一つだと僕は考えています。 サンダードラゴンに負けないことが現在の環境で閃刀姫を使用する上で必要な条件の一つだと思いました。 ゲーム序盤での閃刀姫での『超雷龍-サンダードラゴン』の超え方は一度、『無限泡影』や『閃刀機-ウィドウアンカー』を使用し、効果を無効にした後にもう一手間かけて倒す必要があり、中々の要求値が必要です。 墓地の魔法カードの枚数が3枚以上で『閃刀機-ウィドウアンカー』のコントロール奪取からの『閃刀機関-マルチロール』やコントロール奪取した『超雷龍-サンダードラゴン』と閃刀姫モンスターで『閃刀姫-ジーク』をリンク召喚するなどの超え方が要求されるカードの枚数も少なく、一番の理想的な超え方になりますが、ゲーム序盤では墓地の魔法カードが少なく、この理想的な超え方をしたくもできない状況が多いのが現実です。 また、『超雷龍-サンダードラゴン』と『天雷震龍-サンダー・ドラゴン』の盤面を作られた際には多くのゲームを落としてしまったのを問題に感じ、その問題を打開するためにドラグーンギミックを採用しました。 『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』は効果を無効にした『超雷龍-サンダードラゴン』や『天雷震龍-サンダー・ドラゴン』など高打点のモンスターを一網打尽にでき、多くのライフを奪いとれ、盤面によってはキルを狙えるほどの突破力があります。 モンスター被り、(閃刀姫-レイ+閃刀機-ビット、閃刀姫-レイ+増援)などの本来ならばあまり強くない手札でも強力な攻め手に変化させられます。 サンダードラゴン側の盤面を処理するために『星杯戦士ニンギルス』や『アクセス・コードトーカー』などのリンク3以上のリンクモンスターの召喚を目指したい状況でもサンダードラゴン側の墓地にリンク2以上のリンクモンスターが存在していない状況が多く、『閃刀機-シャークキャノン』からリンク3以上のモンスターに繋げるのも難しい状況が多いかと思います。 しかし、ドラグーンギミックを採用していれば、モンスターを2枚盤面に用意できればいいので墓地の魔法カードの枚数にも影響されずに『閃刀姫-レイ』1枚からでもこの動きを狙うことができます。 閃刀姫を使用する上でサンダードラゴンに負けないことが課題だと考えていましたが、サンダードラゴンとの調整段階でもドラグーンギミックのおかげで勝率が上がり、この問題点はいくらか解消できたかと思います。ドラグーンを採用した閃刀姫を使用した朝霞csでもサンダードラゴンと対戦した際には『王宮の勅命』で落としたゲーム以外、全て『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』がゲームに絡み、採用していなければ負けていたかもしれない状況でも勝利をもぎ取ってくれました。

教導モンスターの処理 『教導の聖女エクレシア』はEXモンスターとの戦闘で破壊されず、『教導の大神祇官』は守備力が3000もありますが、閃刀姫はこれらのモンスターの戦闘破壊が困難です。戦闘破壊が難しいのでこれらのモンスターの突破にも一手間が必要になり、処理を行えず、盤面に残したままターンを返さざるをえないこともあるかと思います。 そこでドラグーンギミックを採用することで『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』の効果で除去を行え、ターンを返した際の妨害手段にもなります。このように突破に一手間かかる教導モンスターの除去にも一役買ってくれます。 『ハーピィの羽根帚』への耐性の向上 『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』自体、質の高い妨害ですがその効果で『ハーピィの羽根帚』から魔法・罠ゾーンのカードを守ることも可能です。 また、その時の状況をみて『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』の妨害+手札誘発による妨害手段があるなら魔法・罠ゾーンにあるカードに妨害を頼らなくてもいいので『ハーピィの羽根帚』を使用されたとしても相手の展開を妨害しすることができるのでドラグーンギミックを採用していない構築よりは『ハーピィの羽根帚』への耐性が高いと思いました。 これらの理由から現在の構築にドラグーンギミックを採用しています。

デッキの回し方

僕の構築を見て、「いつドラグーンを出すのだろう?」「レッドアイズ・インサイト」はなぜ採用していないのだろう?」などの疑問点が浮かんだ方もいるかと思います。 僕は序盤に『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』を特殊召喚することがそこまで強くないと考えているのでこの構築では序盤に『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』を特殊召喚することは目指していません。それなので「レッドアイズ・インサイト」の採用もしていません。 なぜ、序盤に特殊召喚することが強くないと考えているのか?について説明していきます。 閃刀姫で序盤に『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』を特殊召喚してもオルフェゴールデッキなどの使う『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』とは違い、後続もなく、返しにライフを奪い切ることができません。 また、本来ではそこまで閃刀姫に対して大きな効力を発揮しない『禁じられた一滴』が直撃してしまいます。 そして、現環境に存在するデッキの中でサンダードラゴンデッキは『雷神龍-サンダードラゴン』などの高打点モンスターによる戦闘破壊。 召喚獣+教導デッキは『召喚師アレイスター』からの融合モンスターや『教導の騎士フルルドリス』の効果によっての突破が可能と以前までの環境よりも『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』を突破するだけならそこまで難しくないデッキが多いのが現在の環境です。そのため、序盤に『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』を特殊召喚するのはリスクが高いと考えています。 僕の構築では序盤は閃刀姫ギミックで戦い、リソースが枯渇した状況や相手の盤面を返し切るのに必要な状況やキルが狙える状況で『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』を狙うのがこのデッキの回し方になります。一般的な構築では初動+『閃刀機-ホーネットビット』や『閃刀姫-ロゼ』を引いてしまったモンスター被りや墓地の魔法カードの枚数が3枚堪らないような厳しい状況でもドラグーンギミックを採用していれば強力な攻め手に変換できるのでドラグーンギミックの採用を知られていなければ相手の予想していない状況からライフを奪い切れ、意表をつくことができ、多くの勝利に貢献してくれました。 〝制圧〟ではなく〝盤面を返すこと〟を目的としています。

2.採用カード解説

次に採用カードについて解説していきます。『閃刀起動-エンゲージ』や『閃刀姫-レイ』などデッキに採用されているのがよく見られ、採用枚数の変化の少ないカードについては採用理由について深く掘り下げられない部分もあり、長くなってしまうので省かせて貰います。

『墓穴の指名者』

『エフェクト・ヴェーラー』や『増殖するG』など手札誘発に怯えずにドラグーンギミックに向かえるのは勿論、相手の盤面を返すことを目指す際に複数の閃刀姫リンクモンスターの特殊召喚や『アクセスコードトーカー』の特殊召喚を目指す状況で、その際に使用される『増殖するG』が重い状況が多いと感じたこと。 採用数はそこまで多くはないですが『幽鬼うさぎ』から『閃刀機関-マルチロール』を守る役割。 妨害としても質は悪くなく、先攻、後攻どちらでも役割が持ててどの対面でも使いやすい汎用性の高い魔法カードという認識で採用しています。ただし、被りは好ましくないので2枚の採用枚数となっています。

『三戦の才』

展開を得意とするデッキと比べると先攻の1ターン目では相手に手札誘発をそこまで促せず、発動できない場面もあり、あまり相性のいいカードではないと考えていて採用している理由が気になる方もいるかと思います。 しかし、今回の僕の構築では先攻で妨害手段にならないカードが多く採用されているので序盤からキル性能の高いデッキには後攻を選択しています。現在の環境では相手ターン中に、フィールドのモンスターによる妨害手段を持つデッキが大部分を占めています。それに加え、手札誘発による妨害もあるので後攻でなら『三戦の才』を発動できない場面の方が少ないと僕は考えていて、調整段階でも手札に使えずに浮いてしまった場面はほとんど見られませんでした。 このデッキはEXゾーンにモンスターが存在しない状況での『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』の突破が苦手なので『禁じられた一滴』と合わせてその状況での突破を手助けしてくれます。発動できれば強力なカードですが相手依存の部分もあり、被りを嫌い、1枚のみの採用としています。

『禁じられた一滴』

先攻の妨害としてはコストとするカードに余裕がなく、思ったよりも使いにくいと僕は感じています。 しかし、『三戦の才』でも書いたように今回の僕の構築ではキル性能の高いデッキには後攻を選択しています。後攻なら『成金ゴブリン』や『増援』など発動した魔法カードをコストに『禁じられた一滴』を発動できるのでコストとするカードの余裕が先攻時よりもあります。 墓地の魔法カードの枚数を疑似的に増やし、閃刀魔法カードでアドバンテージを取ることもできるので相性がいいです。また、『三戦の才』のようにEXゾーンにモンスターが存在しない状況での『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』を突破するのにも手助けしてくれます。 サンダードラゴンデッキに対して『超雷龍-サンダードラゴン』などの効果無効は勿論、破壊耐性のあるモンスターを複数無力化できるのでドラグーンギミックとこのカードを組み合わせてライフを奪い取ることもできるので相性が非常に良いです。 『捕食植物ヴェルテアナコンダ』の効果に対して『エフェクト・ヴェーラー』を発動された場合ならこのカードを『捕食植物ヴェルテアナコンダ』をコストに発動することで妨害を避けることもできます。また、EXゾーンが空くのでEXゾーンに『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』を融合召喚することもできます。 最終盤面に妨害手段を持つモンスターで固めるデッキには強力なカードですが、教導+召喚獣デッキのような最終盤面のモンスターによる妨害というよりも『教導の聖女エクレシア』や『教導の大神祇官』の効果でアドバンテージを増やされることに干渉できないことや『教導の騎士フルルドリス』の妨害を止められないことは問題に感じていて、教導+召喚獣デッキや序盤は盤面のモンスターの効果による妨害をしてこない罠デッキに対しては効果が薄いので1枚のみの採用としていました。

『閃刀機-シャークキャノン』

デッキに2枚採用している方が多く見られますが、僕の構築ではドラグーンギミックを採用しているので一般的な構築の閃刀姫よりもライフをとる速度が速く、ゲームが長引きにくいので『閃刀機-シャークキャノン』の2枚目が必要になるより先にゲームが終わっている場面が見られました。 『強欲で貪欲な壺』を採用していないので『閃刀機-シャークキャノン』が除外されてしまい、困るケースも少ないです。 また、サンダードラゴンデッキなど、対面したデッキによっては妨害手段として質が低いので1枚のみの採用になっています。

『閃刀機-イーグルブースター』

『閃刀姫-カガリ』や『捕食植物ヴェルテアナコンダ』など、効果を通すことができればゲームを有利に進められるカードの効果を安全に通すことを第一の目的に採用しています。 それ以外でもサンダードラゴンデッキは『雷神龍-サンダードラゴン』の破壊効果や高打点モンスターを並べて、閃刀姫リンクモンスターの処理を狙われます。 教導+召喚獣デッキは『PSYフレームロードΩ』の効果を利用し、墓地の『閃刀姫-レイ』をデッキに戻して、閃刀姫リンクモンスターの処理を狙われます。 それらから『閃刀機-イーグルブースター』で閃刀姫リンクモンスターとライフを守るのにも役立ちます。

『成金ゴブリン』

使用した際に相手のライフポイントを回復させてしまい、その結果キルラインが遠くなってしまうことを懸念して採用することを迷いましたが『強欲で貪欲な壺』のような損をせずに墓地の魔法カードを増やせるカードの採用が一般的な構築よりも少なく、このカードを採用しないで調整してみたところ、やはり墓地の魔法カードが3枚以上溜まりにくく、盤面の返しにくさや閃刀魔法でのアドバンテージを稼ぐまでに時間がかかると感じました。その問題点の方が大きいと感じたので3枚採用しています。

『魔鍾洞』

相手の1妨害を踏むことができ、盤面を返し切れない際にこちらの返し手が揃うまでの準備の間を凌ぐことができます。現在の環境ではメインデッキに魔法・罠を破壊するカードの採用が多いデッキは少ないのでこのカードに頼った戦い方もしやすいです。 『テラ・フォーミング』でのサーチ先の一つとして採用していて損はないかと思います。僕の構築では後攻を選択することが多いのもあり、『テラ・フォーミング』のサーチ先は『閃刀空域-エリアゼロ』よりも『魔鍾洞』の方が多いくらいです。

『閃刀機-ジャミングウェーブ』

採用していれば『閃刀起動-エンゲージ』や『閃刀姫-シズク』で手札に加えられるので罠カードを多く採用しているデッキに対して選択肢が広がりますが、初手に引いてしまうのが好ましいカードではなく、対面のデッキによっては手札で浮いてしまう状況に陥ることも少なくないので僕が使う閃刀姫の構築にはメインの採用が少ないカードです。 しかし、今期は『リンクロス』の禁止の影響で『閃刀機-ジャミングウェーブ』が手札に浮いてしまいやすい、展開を得意とするデッキの分布が少ないです。また、次に『閃刀機-ジャミングウェーブ』が使いにくい、サンダードラゴンデッキの現環境の構築には『禁じられた一滴』、『無限泡影』、『虚無空間』などのカードの採用が見られます。魔法・罠ゾーンにカードがある状況が見られ、全体的な環境分布を見てもそこまで手札に役割を持てないカードとして浮いてしまう状況も少ないことや『魔鍾洞』を発動した後のプレイでも採用している方が戦いやすいのもあり、採用しています。 サイドデッキ

『アーティファクト・ロンギヌス』

オルフェゴールデッキと召喚獣+教導デッキの対策として採用しています。中でもオルフェゴールは大会で分布数が最も多いのがよく見られるデッキなので対策は必須と考えています。 『アーティファクト・ロンギヌス』はオルフェゴールギミックの回転は止められるものの墓地のリソースは残ってしまいます。また、『閃刀機-ホーネットビット』から『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』が特殊召喚されてしまう裏目がありますが、閃刀姫デッキは『閃刀機関-マルチロール』を発動している状況で『閃刀姫-シズク』の効果でエンドフェイズに手札に加えた『閃刀機-シャークキャノン』を発動することで墓地のオルフェゴールのリソースを2枚まで削ることができます。それなので、残ってしまったリソースを閃刀姫なら削ることができるので〝オルフェゴールに展開をさせないこと〟を第一に考えています。 『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』を特殊召喚されてもEXゾーンの『捕食植物ヴェルテ・アナコンダ』を『閃刀姫-ハヤテ』で破壊し、『閃刀姫-ロゼ』の効果で『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』の効果を無効にできるか、効果の発動を強要できるので捲りやすく、『捕食植物ヴェルテ・アナコンダ』の効果に対して発動した『エフェクト・ヴェーラー』や『無限泡影』に対して発動される『墓穴の指名者』、『抹殺の指名者』を防ぐこともできます。 次に召喚獣+教導デッキに対しては『召喚魔術』に対して『アーティファクト・ロンギヌス』を発動することで融合召喚を防ぐことができます。手札に『召喚師アレイスター』+融合素材モンスターがあれば融合召喚を許してしまいますが、その場合、相手は手札2枚を損しての融合召喚になるのでアドバンテージ的に優位になるのでそれならばいいと考えています。『召喚師アレイスター』に『エフェクト・ヴェーラー』や『無限泡影』を発動した際に『召喚魔術』を素引きされてしまい、デッキの動きを止められない状況がありますが、『アーティファクト・ロンギヌス』なら素引きの『召喚魔術』までの動きまで止められ、確実に召喚獣のギミックを阻害することができます。 また、『セキュア・ガードナー』が存在する状況で『召喚魔術』を発動され、それに『アーティファクト・ロンギヌス』を発動した場合、召喚獣ギミックを妨害するだけでなく、『教導の大神祇官』の特殊召喚まで防ぐことができます。 このように召喚獣ギミックに刺さり、相手の動き方次第では教導ギミックの動きも阻害することができるので非常に有効な対策カードと思い、『アーティファクト・ロンギヌス』を採用しています。

『アーティファクトの神智』+『アーティファクト・デスサイズ』

先攻用のカードで採用しています。閃刀姫の主軸の妨害は『閃刀機-ウィドウアンカー』や『閃刀機-シャークキャノン』など魔法・罠ゾーンのカードでデッキが回った際も『閃刀機関-マルチロール』を利用しての閃刀魔法の供給なので『ハーピィの羽根帚』や『ライトニング・ストーム』が弱点のデッキです。これらのカードによって損失しない妨害手段として『アーティファクトの神智』+『アーティファクト・デスサイズ』を採用しています。『ハーピィの羽根帚』や『ライトニング・ストーム』を使用したターンにキルを狙える展開が得意なデッキに対して『アーティファクト・デスサイズ』の効果がより刺さり、凌ぐことができます。メインゾーンにモンスターが残るのも今では『閃刀姫-ジーク』のおかげでメインゾーンをスムーズに開けやすく、相手の場にモンスターがいれば、『捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ』を特殊召喚し、『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』で一気にキルを狙うこともできます。 『アーティファクト・デスサイズ』か『アーティファクト・ロンギヌス』のどちらかが刺さり、キル性能の高いデッキに対して2戦目以降、採用します。オルフェゴールや召喚+教導、SPYRAL,インフェルノイドなどなど様々なデッキに対して入れます。

『融合解除』

サンダードラゴンデッキの対策として採用しています。サンダードラゴン以外のデッキには刺さりにくい局所的なカードですが、サンダードラゴンに対して閃刀姫は不利な対面と僕は考えているのでより強く対策しています。速攻魔法なので先攻、後攻どちらでも役割が持て、効果を無効にした『超雷龍-サンダードラゴン』を一手間かけて倒す必要もないので非常に使い勝手のいいカードです。

『サイクロン』

『オルターガイスト』などを中心とした罠デッキに対しての対策カードです。罠デッキの対策カードとして『ライトニング・ストーム』や『ツインツイスター』など他にも優秀なカードがある中、『サイクロン』を採用している理由が気になった方もいるかと思います。 理由としては、第一に『魔封じの芳香』、『王宮の勅命』を破壊できるカードが望ましいと考えています。閃刀姫はデッキの中身の大部分が魔法カードで構成されているデッキなので罠デッキは対策手段として『魔封じの芳香』、『王宮の勅命』の採用が見られます。通常魔法の『ライトニング・ストーム』ではこれらのカードを破壊することができないor1ターン経過する必要があるので『ライトニング・ストーム』は採用していません。 次に『ツインツイスター』と『サイクロン』を比較した際にどちらとも『魔封じの芳香』、『王宮の勅命』を破壊できる点は同じなのですが、『SPYRAL RESOT』や『ヌメロン・ネットワーク』などフィールド魔法で強力なカードが多く、先攻のときにこれらのカードの破壊手段として『ツインツイスター』では破壊する際に1枚余計に手札コストを強いられる場面があったので手札コストの必要ない『サイクロン』を採用しています。

『幽鬼うさぎ』

サンダードラゴン、オルフェゴール、教導+召喚獣といった環境に多く分布するデッキの対策というよりかはヌメロン、閃刀姫、SPYRAL、ペンデュラム召喚を利用するデッキなどの対策として採用しています。

3.採用しなかった・検討したカードについて

僕が採用を検討したものの見送ったカード、質問箱や知り合いに「〇〇を採用していないのはなぜか?」と聞かれたカードについて理由を述べ、説明していきます。

『レッドアイズ・インサイト』

デッキ解説の際に説明しているように1ターン目には『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』の成立を目指してなく、デッキ内にできれば引きたくない「レッドアイズ」モンスターをこれ以上採用したくないため採用していません。

『センサー万別』

サイドデッキに採用していない理由について質問がありました。理由としては、閃刀姫はメインギミックの妨害が『閃刀機-ウィドウアンカー』や『閃刀機-シャークキャノン』など魔法・罠ゾーンにあるカードです。デッキが回った際も『閃刀機関-マルチロール』を利用しての閃刀魔法の供給し、それをリソースに戦うデッキになります。それなので『ハーピィの羽根帚』や『ライトニングストーム』のような魔法・罠ゾーンにあるカードを破壊するカードが弱点のデッキです。当然2戦目以降、相手はこれらのカードを投入されることが予想できますので『センサー万別』はそれらのメタに被ってしまい、効力が薄いことが予想できるので採用を見送っています。また、『センサー万別』発動後、ライフを奪い取る速度は遅くなってしまうのでそれらのカードを引き込まれてしまう可能性も非常に高いと考えています。サイドチェンジ以降で先攻用のカードの採用なら『ハーピィの羽根帚』や『ライトニングストーム』や『天底の使徒』で損をしないカードが望ましい(『次元障壁』、『アーティファクトの神智』、『異次元グランド』など)と僕は思います。

『強欲で貪欲な壺』

デッキ内の『閃刀機-シャークキャノン』の採用が1枚で一般的な閃刀姫の構築よりもメインギミックが最低限なことや『真紅眼融合』・『真紅眼の黒竜』・『ブラック・マジシャン』のどれか1枚でも除外されてしまうとドラグーンギミックを使えなくなってしまうことから2枚カードを引ける利点よりも必要なカードが除外されてしまうリスクの方が高いと判断し、採用を見送りました。

『コズミックサイクロン』

エルドリッチデッキやオルターガイストデッキの罠を除外できる利点よりもライフコストが必要なデメリットの方を問題と考えています。メインデッキに『成金ゴブリン』を採用しているのでet、edに弱いカードがすでに採用している状況でライフに関わるカードをこれ以上採用したくなく、エルドリッチの分布も少ないこともあり、採用を見送りました。

『チキンレース』

『成金ゴブリン』と違い、相手のライフを回復させなくて済むので、回復さたことでライフを奪い取ることができなくなってしまう弊害がないことと『禁じられた一滴』と相性がよく、効果を使用した『チキンレース』を『禁じられた一滴』のコストにできて、フィールドにも残らない点を評価して採用を検討しましたが、それでも『チキンレース』がフィールドに残ってしまう場面が何度か見られ、採用を見送りました。

4.各デッキ対面のプレイについて

・サンダードラゴン

メイン戦は後攻を選択します。現在の構築だと先攻では使いにくいカードが多く、サンダードラゴンは安定性に自信のあるデッキではないことやライフを削る機会の多さから『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』でのゲームメイクもしやすく、後攻を選択しています。 《サイドチェンジ》 In 『融合解除』2枚 『ダイナレスラー・パンクラトプス』2枚 『アーティファクト・ロンギヌス』1〜2枚 残り時間によって変化。 Out 『ハーピィの羽根帚』1枚 『閃刀機-ジャミングウェーブ』1枚 『閃刀機-シャークキャノン』1枚 『魔鍾洞』1枚 『エフェクト・ヴェーラー』2枚 『閃刀機-シャークキャノン』の墓地のモンスターを除外する行為がサンダードラゴンに対して妨害手段になりにくく、相手のモンスターを蘇生してリンク3以上のモンスターに繋げようにもサンダードラゴン側の墓地にリンク2以上のモンスターやチューナーが存在しない状況が多く、手札に浮いてしまう状況が多いと感じ、抜いています。 『魔鍾洞』は2戦目以降、相手がサイドチェンジで魔法・罠カードを破壊するカードを入れているのが予想できるので『魔鍾洞』に頼った戦いをするのはリスクが高いと考え、抜いています。 『エフェクト・ヴェーラー』は『孤高除獣』で『雷電龍-サンダードラゴン』と『雷獣龍-サンダードラゴン』以外の雷族モンスターを除外した時以外、有効には使えないと考えていて減らしています。 『エフェクト・ヴェーラー』を抜く弊害として『水晶機巧-ハリファイバー』→『神聖魔皇后セレーネ』→『アクセスコードトーカー』の動きが狙えなくなってしまいますが、ドラグーンギミックを採用しているのでモンスター2枚からでも『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』の効果で盤面を返し、ライフを取れると考え、『エフェクト・ヴェーラー』は抜いています。 『アーティファクト・ロンギヌス』は『雷竜融合』の②の効果や『雷劫龍-サンダードラゴン』や『雷神龍-サンダードラゴン』の雷族モンスターを除外することでの特殊召喚を防ぐことができますが、サンダードラゴン側のリソースは残ってしまうので使うタイミングの難しいカードです。今回の構築での使い方では『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』でライフを奪いきれなかった際に妨害のカサ増しとして使います。ターンが回ってくればそのまま『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』で押し切れるのでそのように『アーティファクト・ロンギヌス』を使っています。 リソースを削っているわけではないので『アーティファクト・ロンギヌス』を使用した次のターンには動かれてしまいます。 こちらの盤面を固めた状況での使用が望まれるのでゲームの残り時間によってデッキに投入する枚数を決めています。

・オルフェゴール

メイン戦は後攻を選択します。理由は先程も挙げたように現在の構築ですと墓地の魔法カードの枚数を増やしにくく、先攻で使いにくいカードの採用枚数も多く、先攻を選択した際の妨害数が心許ないためです。先攻を選択し、妨害数が足りなく、展開を通されることや手札事故が起こるリスクを減らしたいのも理由の一つになります。 また、オルフェゴールの先攻展開は閃刀姫なら返せるゲームが多く、現在の構築には『三戦の才』や『禁じられた一滴』など強力な捲り札も採用しているので、より盤面を返しやすいのもあるので後攻を選択しています。 《サイドチェンジ》 In 『ダイナレスラー・パンクラトプス』2枚 『アーティファクト・ロンギヌス』3枚 『閃刀機-シャークキャノン』1枚 Out 『ブラック・マジシャン』1枚 『真紅眼の黒竜』1枚 『真紅眼融合』1枚 『ハーピィの羽根帚』1枚 『閃刀空域-エリアゼロ』1枚 『閃刀機-ジャミングウェーブ』1枚 2戦目以降も後攻を選択します。オルフェゴール相手には『閃刀機-マルチロール』を発動し、『閃刀姫-シズク』で手札に加えた『閃刀機-シャークキャノン』で相手の墓地のリソースを除外し、『閃刀機-マルチロール』の効果で再び、『閃刀機-シャークキャノン』を伏せ、妨害とする動きが強力です。 相手の墓地に『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』があり、墓地の魔法カードの枚数が3枚以上ならそれを『閃刀機-シャークキャノン』の効果で自分の場に特殊召喚することで『ハーピィの羽根帚』を発動されても妨害手段を残すことができます。その為、『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』を融合召喚してターンを返すよりも『閃刀姫-シズク』をリンク召喚してターンを返すことの方が多く、『ブラック・マジシャン』や『真紅眼の黒竜』といったカードを採用するリスクに見合っていないと思い、2戦目以降は抜いています。 『アーティファクト・ロンギヌス』はそのターン中、オルフェゴールギミックの回転を阻害できますがリソースが墓地に残ってしまうのが難点です。しかし、閃刀姫なら前述のように墓地のリソースを奪い取ることができるので相性がよく、先攻、後攻両方入れられ、『ハーピィの羽根帚』への耐性も向上するので採用しています。

・教導+召喚獣

メイン戦は後攻を選択します。理由は上記に挙げたデッキらと同じく、現在の構築ですと先攻での妨害数が心許なく、手札誘発による妨害は『墓穴の指名者』、『抹殺の指名者』で無力化されるため信頼が薄く、『天底の使徒』や『教導の大神祇官』の効果で墓地へ送られた『PSYフレームロードΩ』の効果でこちらの墓地の『閃刀姫-レイ』をデッキに戻され、キルされやすいからです。 『旧神ヌトス』を採用していれば採用していない構築よりもワンキルはされにくいのですが『召喚獣メルカバー』の効果で無効化し、強引にワンキルされてしまう場面も見られたので妨害数の少ない現在の構築で先攻を選択するのはリスクが大きいと感じました。 後攻を選択する上で盤面を捲れるのか疑問に感じる方もいるかと思いますが、閃刀姫は『エルシャドール・ミドラーシュ』の特殊召喚の回数を制限する影響を受けにくく、効果無効のカードも多く採用しているので『召喚獣メルカバー』の妨害も踏み越えやすいです。 『PSYフレームロードΩ』の効果で墓地の『閃刀姫-レイ』をデッキに戻してから閃刀姫リンクモンスターを処理される場面がよく見られたので、余裕があれば墓地に『閃刀姫-レイ』の2枚目を用意しておくことで閃刀姫リンクモンスターが処理されにくくなるのでそのような状況になるように意識して回しています。 人によって『増殖するG』の発動するタイミングが違い、いつ発動すれば良いのか疑問に感じていられる方も多いかと思います。僕は初動がない時など、確実に『増殖するG』でカードを引きたい場面ではチェーンを組む特殊召喚(『召喚魔術』や『教導の聖女エクレシア』など)まで発動を待ちます。 『召喚師アレイスター』の召喚後に発動する『増殖するG』はEXデッキからモンスターを出さずに『ルドラの魔導書』(最近は採用率が大きく下がったのでそこまで意識しなくてもいいかもしれません)でドローされる場合もあるので僕がこのタイミングで『増殖するG』を発動した機会は少ないです。他にモンスターがいない状況で『転生炎獣アルミラージ』や『セキュア・ガードナー』のリンク召喚後に『増殖するG』を発動し、ターンを返されば、『閃刀姫-ハヤテ』1枚から『閃刀姫-ロゼ』を墓地に送ることで『閃刀姫-カガリ』の効果を使わずに『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』を狙うこともできます。 上記のデッキレシピで『教導の大神祇官』の効果でEXデッキから墓地へ送るモンスターは『星杯戦士ニンギルス』と『閃刀姫-シズク』or『リンクリボー』を墓地へ送っていました。 教導+召喚獣デッキに効果の対象にならないモンスターを出されることもないので『星杯戦士ニンギルス』が必要になった状況があまりありませんでした。『星杯戦士ニンギルス』をリンク召喚できる状況では『アクセスコードトーカー』をリンク召喚できる状況であることも多く、後者のカードで盤面の除去は充分に行えるので『星杯戦士ニンギルス』をリンク召喚することも少ないと思い、EXデッキから墓地へ送っていました。 次に『閃刀姫-シズク』を墓地へ送るのは3枚目をリンク召喚するよりも先にゲームが決まっていることが見られたためです。ドラグーンギミックを採用しているのでライフを奪い切る速度が速く、リソース面で枯渇気味になっても『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』でのゴリ押しも可能なので『閃刀姫-シズク』の3枚目を墓地に送っています。 また、墓地へ送るカードの候補として『リンクリボー』も候補に挙げていますが、使用頻度はあまり高くはないのですが調整していて『リンクリボー』が必要な状況があり、例に挙げると『閃刀姫-レイ』+『閃刀機-ホーネットビット』を引いている状況で 『閃刀姫-シズク』でメインフェイズ終了を宣言→相手は手札の『教導の騎士フルルドリス』の効果を発動→『閃刀姫-シズク』の効果が無効にされる→メインフェイズに戻り、『閃刀姫-カイナ』をリンク召喚。『閃刀機-ホーネットビット』を発動し、『リンクリボー』をリンク召喚。『閃刀姫-シズク』と『リンクリボー』を素材に『捕食植物ヴェルテ・アナコンダ』をリンク召喚し、効果で『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』を融合召喚。 この動きをする際に、そのターン中にすでに『閃刀姫-ハヤテ』と『閃刀姫-カガリ』を特殊召喚している状況が多く、『捕食植物ヴェルテ・アナコンダ』のリンク召喚のために『リンクリボー』が必要な状況が何度かあったのでEXデッキから墓地へ送るモンスターは状況によって変えていました。 《サイドチェンジ》 In 『ダイナレスラー・パンクラトプス』2枚 『アーティファクト・ロンギヌス』3枚 Out 『禁じられた一滴』1枚 『閃刀機-ジャミングウェーブ』1枚 『閃刀空域-エリアゼロ』1枚 『魔鍾洞』1枚 『テラ・フォーミング』1枚 サイド後も後攻を選択します。後攻を選択する理由はメイン戦と同様です。 『アーティファクト・ロンギヌス』は『召喚師アレイスター』の融合+後続の動きを阻害でき、相手の動き方次第ではその後の『教導の大神祇官』の特殊召喚も防ぐことができます。 『エフェクト・ヴェーラー』や『無限泡影』では『召喚魔術』を引かれていた場合、『召喚師アレイスター』から特殊召喚される融合モンスター+後続の動きを成立されてしまいますが、『アーティファクト・ロンギヌス』ならその心配もありません。 『禁じられた一滴』は盤面の『召喚獣メルカバー』などの妨害を無効化するよりもそもそもの『召喚師アレイスター』の効果を無効化することで妨害と後続の2点を止められますし、『教導の聖女エクレシア』などの効果で手札に加えられた『教導の騎士フルルドリス』は『禁じられた一滴』では無効化できないのもあり、2本目以降は抜いています。 『閃刀空域-エリアゼロ』は後攻では墓地へ送る余裕のあるカードがない状況が多いことで2本目以降は抜いています。 『魔鍾洞』は2本目以降、魔法・罠カードを破壊するカードを対策カードとして、採用されていることが予想でき、このカードの信頼度が大きく落ちるので抜いています。フィールド魔法を2種とも抜いている関係で『テラ・フォーミング』も抜いています。

まとめ

現在の環境で特に分布数が多く、入賞率の高い3種類のデッキについて考えていることを記させていただきました。メイン戦から後攻を選択することが多く、意外に感じている方も多いと思います。先程も理由について書いてありますが、現在の構築だと先攻で妨害手段となるカードの枚数が少なく、先攻の盤面を返され、ライフを奪い切られてしまう場面によく遭遇してしまった為、後攻を選択することにしました。その為、オルターガイストのような後攻ワンキルされる心配のなく、マウントを取るまでに準備が必要なデッキに対しては先攻を選択します。

5.対戦を交えての改善点・現在の構築

次に、調整・大会で使用してみて感じたことや改善した方が良いと思ったポイントについてまとめ、それを踏まえての現在の構築も解説していきます。 現在の構築

・変更点

『閃刀姫-シズク』→『中生代化石騎士スカルナイト』

『閃刀姫-シズク』の3枚目を使うことがあまりなく、ゲーム終盤『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』でライフを奪い取ることもできるのもあり、分布数の増えてきた教導+召喚獣デッキのメタで採用しています。『旧神ヌトス』だと教導+召喚獣デッキに採用されている『三戦の才』を発動されてしまうので『中世代化石騎士スカルナイト』を採用しています。

『強欲で貪欲な壺』の採用

『真紅眼の黒竜』、『ブラック・マジシャン』、『真紅眼融合』のどれか1枚でも除外されてしまうと『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』が出せなくなるので採用していなかったのですが、そもそも初動の引けていない事故の状況を打破できる可能性のあるカードで『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』が出せない状況でギミックのパーツが除外されてしまうリスクよりも初動を引き込むことの方が重要だと感じ、採用しています。また、オルフェゴール対面のようなドラグーンギミックを2戦目以降にサイドチェンジで抜く相手には『強欲で貪欲な壺』を採用したいのもあり、メインデッキ、サイドデッキに1枚ずつ採用しています。

『閃刀機-ジャミングウェーブ』

デッキ分布もある程度固まってきて、サンダードラゴン、オルフェゴール、教導+召喚獣の3つのデッキが多く、これらのデッキに対してそこまで強くなく、サンダードラゴンとオルフェゴールに至っては伏せのない状況もあることやそもそも罠デッキが少ないことでこの枠は『無限泡影』の3枚目に差し替えました。

『コズミックサイクロン』

オルフェゴールのサイドデッキに『魔封じの芳香』を採用しているのが見られると聞き、それを除去するために採用しました。『サイクロン』だと『宵星の機神ディンギルス』がフィールドに存在すると除去できないので『コズミックサイクロン』を採用しています。伏せの少ないオルフェゴール相手にサイド後、投入するのは迷いましたが、『魔封じの芳香』がない場合は最悪、『オルフェゴール・バベル』を除去することで自分のターンにオルフェゴールモンスターの効果を使われなくなりますので妥協できる範囲だと思い、採用しました。 *しかし、先日のcsでオルフェゴールのサイドデッキを見てもあまり入れている人が見られなかったので『サイクロン』に戻しそうです。実際、懸念したように手札に浮きました。

6.終わりに

閃刀姫にドラグーンギミックを採用している理由・強みは伝わりましたでしょうか? 閃刀姫が発売されてからこれまでの環境に一定数いるテーマですので研究されてきた時間も長く、デッキの回し方、デッキの組み方もわかりやすく、人気なテーマなので今回の記事を読んで使ってみたく思ってくれた方がいましたらぜひ使ってみてください! 長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました!