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トレカは対戦だけじゃない? カードで世界と繋がるポケカコレクターに、 収集家の生態を聞いてきた

magiはフリマアプリとしてスタートしていますが、フリマ機能に留まらず、トレーディングカードを愛する人たちにとって最高のサービスになるよう、あらゆる機能の開発を企画しています。たとえば、プレイヤー同士の対戦マッチング機能も開発を検討しているうちの一つです。

こういった、サービスを一新するような機能の開発には、カードゲームに関わる人たちがどのようにカードを愛でているか、多方面にわたって知る必要があります。 そこで今回は、コレクターさんにお話を伺ってきました。開発のヒントになるような話が出てくるのでしょうか!

取材をしたのは、伝説のポケモン「ルギア」のコレクターであるソラさんです。約6年前からルギアの収集を始め、今では約1万5,000枚のカードを保有しています。

ソラさん プロフィール】ポケカ発売当初からカードゲームを始める。ルギアの収集は2013年ごろから開始し、現在は15,211枚(約30種類)のカードを保有。最近では「ルギア(neo1)」の1000枚収集を達成し、現在も記録の更新を続けている。コレクターとなったきっかけは、ポケカ旧裏面のオフ会で、ナツメのカードを集めていた方と出会い、コレクションという楽しみ方もありだなと、ルギアを取集し始める。

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コレクターの繋がりが広がる瞬間とは?

|すごく基本的なことをお伺いしてしまうんですが、トレードはカード同士のみで行うものなんですか?

そうですよ!どうしてもカードのレートが合わない時は、差額を現金でお支払いすることもあります。 コレクターの収集方法は、フリマやオークションサイトでの購入、SNS(主にTwitter)を介して行うトレードの二つがメインになります。SNSでは、欲しいカードリストと、あげられるカードリストをシェアしている人が多いので、そこからトレードに繋がることがよくあります。 たまに、規模の大きな大会に参加し、対戦は行わず、トレードだけをしに行くなんてこともあります。

ただ、それだけでは集められない場合もあり・・・・

これとか

|え!海外のカードも集めるんですか?!

基本的に、日本語と英語のルギアは必ず集めていますよ! 僕の場合、気に入った絵柄のルギアは、販売されている全ての言語で集めたいんですよね。海外のオークションサイトには、フランス語やドイツ語あたりまでは置いてあるんですけど、スペイン語、ポルトガル語はなかなかないです。

そんなときは、海外のコレクターさんに声をかけます!

コレクターになってからSNSを本格的に始めるようになったのですが、ちょこちょこルギアの投稿をしていたところ、いきなりDMで「いろいろ集めてんやろ。なんとかこれゲットできないか?代わりにルギア手配したんで」みたいな連絡が英語で飛んできたんです(笑)

その方が、海外では有名なコレクターさんだったらしく、Twitterで僕が手配したことを投稿したら、芋づる式に知り合いが増えていきました。

海外に限らず、コレクターの繋がりは、トレードしたことを投稿でシェアすることによって広がっていっています。

|ポケモンってそうですよね。海外でも大人気ですよね。

むしろ、海外のコレクターの方が熱量が高い気がしています。 日本のコレクターさんは他の人のコレクションを見たとき、それが自分の欲しいものであったとしても、遠慮して「欲しい」とは言い出せない事が多いのですが、海外の人は初対面の人にでも「それを売ってくれないか?」とガンガン攻めていく人が多い印象です。

また、ebayなどと違い日本国内のオークションは英語対応や海外発送の対応をしていない出品が多いです。それでも彼らは高い代行費用を上乗せしてでも、欲しいものは欲しい!と果敢に入札してくる事が多く、熱量の大きさを感じます。

コレクターの性質に迫る!

|コレクターの方は、どんな時にテンションが上がるんですか?コレクションを眺めているときですか?

入手が難しいものを手に入れたときですね。「やっと手に入った!」みたいな興奮があります。最近だと、先ほどお話した世界10ヶ国で発行されているカードが手に入ったときは、嬉しかったです。各国のカードは、SRの加工が少しずつ変わっています。海外の人は日本の加工が一番いいって言いますけど、僕は見た目がかっこいいので、英語のカードが好きです。

|コレクターさんに共通点はありますか?

やはりコレクターの方は何かしら強いこだわりや独自の世界観を持っている人が多いように感じます。またコレクションのためならどこへでも飛んでいく!というような、行動力の塊みたいな人も多いように感じます。

|ソラさん、ルギア以外も集めてそうですね(笑)

ルギアを集める前は、SDガンダムのプラモデルが好きでハマってました(笑) 今でも新しいものが出ると買います。

僕が集めたくなるものは、実際に手にとって眺めることができる物、どこかかっこよさと可愛らしさを兼ね備えている物という共通項があります。 カードや小さいフィギュアなどの手のひらに収まるサイズで、目を凝らしてじっくり眺めた時に細かな違いや工夫に気がつけるものを集めることが好きです。また、カッコ可愛くデフォルメされたグッズも集めるのが好きです。(ポケモン、SDガンダム、チョロQ、レゴのミニフィグなど) 逆に手に持って眺めるには少々大きすぎるものや、手に取ることのできないゲームのデータなどに対しては、収集意欲があまり湧きません。 大きくてカッコいいロボットやフィギュアも好きですが、たくさん集めたくなるのはやはり小さくてデフォルメされているものの方が多いですね。

|なぜ集めてしまうのか?と聞かれると困ると思うのですが、どうでしょう...

収集して目に見える形でコレクションが増えていくことに充実感を覚えるのが大きな要因かと感じます。 また、カードに関しては、収集の過程でトレードを通じて新しく人と繋がっていくことも魅力として大きく、集めながら交流の輪が広がっていくのが楽しくて、集めるのをやめられずにいるという面もあります。

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プレイヤーとはまた違った世界が広がっていましたね。 これまでの取材を通して、トレーディングカードと一口にいっても、競技プレイヤー、カジュアルプレイヤー、コレクター、作り手、イベンター、Youtuberなどなど、いろんな人が関わっていることがわかってきました。

この記事を読んでくださったコレクターの方や、ちょっと他とは違うトレーディングカードの楽しみ方をしているよ!という方がいらっしゃいましたら、お話を聞きたいので、magi広報までご連絡ください!