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環境トップ!?話題の「ヌメロン」について紹介! | kazuma

皆さん、お久しぶりです。kazuma(@kazuma_ygo1018です。今回は6月20日に発売するCOLLECTIONPACK2020に収録されている「ヌメロン」カードについて紹介していこうと思います。 COLLECTIONPACK2020の情報が公開され、発売前からすでに話題になっていて環境に大きな影響を与えるのが予想されている「ヌメロン」ですが、どのような動きをし、どのように対策を立てればいいか事細かに考察しましたので「ヌメロン」に興味のある方は是非、見てください!

※読みたい目次項目をタップするとその箇所に飛びます!

1.ヌメロンとは?どのような動きをするの?

簡潔に説明するとカード1枚から4体までのモンスターを場に用意し、そのモンスターを利用してエクシーズ召喚やリンク召喚を行い、強力なモンスターの召喚へと繋げるのが基本戦術となっています。 「ヌメロン」ギミックを回す上で欠かせないのが新規カードの「ヌメロン・ネットワーク」です。

フィールド魔法 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分メインフェイズに、発動条件を満たしている「ヌメロン」通常魔法カード1枚をデッキから墓地へ送って発動できる。 この効果は、その魔法カード発動時の効果と同じになる。 (2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、 自分フィールドの「ヌメロン」XモンスターがX素材を取り除いて効果を発動する場合、X素材を取り除かずに発動する事もできる。

「ヌメロン・ネットワーク」の効果でデッキからこれまた新規カードの「ヌメロンダイレクト」をデッキから墓地へ送り、効果を適用します。

通常魔法 (1):自分のフィールドゾーンに「ヌメロン・ネットワーク」が存在し、 自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。 EXデッキから「ゲート・オブ・ヌメロン」Xモンスターを4体まで特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。 この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに除外される。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分は1回しかモンスターを召喚・特殊召喚できない。

「ヌメロンダイレクト」の効果で最大4枚まで「ゲート・オブ・ヌメロン」エクシーズモンスターを場に特殊召喚することができます。「ヌメロンダイレクト」の効果で特殊召喚できるのは 「No.1 ゲートオブヌメロン-エーカム」 「No.2ゲートオブヌメロン-ドゥヴェー」 「No.3ゲートオブヌメロン-トゥリー二」 「No.4ゲートオブヌメロン-チャトゥヴァーリ」 の4種類の新規エクシーズモンスターたちです。これらのモンスターらはカード名以外、共通の効果・ステータスを持ち合わせているのが特徴です。

エクシーズ・効果モンスター ランク1/光属性/機械族/攻1000/守 100 レベル1モンスター×3 (1):このカードは戦闘では破壊されない。 (2):このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時に このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 自分フィールドの全ての「ヌメロン」モンスターの攻撃力はターン終了時まで倍になる。

戦闘破壊されない効果と戦闘を行うと攻撃力を倍にする効果のおかげで大抵のモンスターを戦闘破壊でき、多くのライフを奪うことができます。 場に特殊召喚された「ゲート・オブ・ヌメロン」エクシーズモンスターを使って、戦闘を行ったり、状況に応じてそれらを素材に利用してリンクモンスターやエクシーズモンスターを特殊召喚します。 「ヌメロン・ネットワーク」はヌメロンギミックを回すデッキのエンジンとしての役割がありつつ、「ヌメロンダイレクト」の発動の条件や「ヌメロンエクシーズ」モンスターの効果の発動にも必要となっており、デッキ内のギミックを回す以外にも役割のあるカードになります。 手札になるべく、引き込みたいカードになりますが、フィールド魔法なので「テラ・フォーミング」や「盆回し」の効果で手札に加えたり、発動することができるのはもちろん、新規カードの「ヌメロン・ウォール」の効果でもデッキから「ヌメロン・ネットワーク」を発動することができます。手札に加えるのではなく、発動するので「灰流うらら」の効果で無効化もされません。また、「ヌメロン・ウォール」はレベルが1なので「ワン・フォー・ワン」で特殊召喚することもできます。

効果モンスター 星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。(1):「ヌメロン・ウォール」以外のカードが自分フィールドに存在しない場合、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。手札・デッキから「ヌメロン・ネットワーク」1枚を選んで発動する。この効果は相手ターンでも発動できる。(2):自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、そのダメージステップ終了後にバトルフェイズを終了する。

「ヌメロンウォール」の②の効果はバトルフェイズを強制的に終了させることができるので相手のワンキルや「増殖するG」中に展開され、キルされるような事態を防ぐことができ、「ヌメロン・ネットワーク」を用意する以外にも優秀な効果を持ち合わせております。「ヌメロン・ネットワーク」は「ヌメロン」のギミックを回す上で欠かせないカードですがこのように手札に加えるor発動する手段が豊富なので安定性も非常に高いのがわかります。

2.ゲートオブヌメロンモンスターを使って呼び出すモンスター

次に「ヌメロン・ダイレクト」で呼び出したモンスターを素材に呼び出すモンスターたちについて紹介していきます!先攻・後攻、状況に応じて強力なモンスターへ繋げましょう。

《S N o.ホープ・ゼアル》

「ヌメロン」カードの効果が判明してから騒がれておりますが「S N o.ホープ・ゼアル」の④の効果は、相手ターン、相手は効果の発動ができなくなります。 禁止カードである「N o.16 色の支配者ショック・ルーラー」を彷彿させる強力な制圧効果です。 効果は恐ろしく強いものの、その召喚条件の厳しさからトーナメントシーンでも今まで使われたことが少なかったこのカードですが、「ヌメロン・ダイレクト」で特殊召喚した「ゲート・オブ・ヌメロン」エクシーズモンスターを利用すれば、このカードの召喚条件を容易に満たせ、エクシーズ召喚することができます。モンスターの効果を主軸に展開・妨害を行うデッキに対してこのカードの効果を発動することができればそのまま相手は何もできずにターンを返さざるをえないほどの制圧力です。 また、「ヌメロン・ネットワーク」→「ヌメロン・ダイレクト」→「S N o.ホープ・ゼアル」の成立から効果の発動までの流れの間に「エフェクト・ヴェーラー」や「灰流うらら」といった主流の手札誘発による影響も受けず、特殊召喚する「ゲート・オブ・ヌメロン」エクシーズモンスターを4枚から3枚に抑えることで「原始生命態ニビル」もケアすることができます。 このように最近のデッキに採用されていることの多い手札誘発カードに対しても強い耐性を備えております。 「S N o.ホープ・ゼアル」の効果の影響を強く受けるデッキは今後、「禁じられた一滴」や「無限泡影」、「PSYフレームギアγ」といった「S N o.ホープ・ゼアル」の効果を無力化できる対策カードのメインデッキへの採用が必要だと感じました。

《鎖龍蛇-スカルデット》

4枚のモンスターを素材にしてリンク召喚することができるのでこのカードの全ての効果が使えます。(3体以上の効果は出したターンには使えませんが)「S N o.ホープ・ゼアル」の効果の影響をそこまで受けない罠カードを主軸にしたデッキに対し罠カードを破壊するカードを引き込みに行けるので相手の対面次第で「S N o.ホープ・ゼアル」との差別化が取れます。相場もここ最近ジワジワと上がり気味なので「ヌメロン」デッキに興味のある方は手にいれておきたいカードの1枚です。

《召命の神弓−アポロウーサ》

3200打点でモンスターの効果を4回無効化できるのは強力ですが、制圧能力は「S N o.ホープ・ゼアル」の方が優秀なので優先して必要な場面は少ないように感じます。先攻時に「浮幽さくら」で「S N o.ホープ・ゼアル」を除外された際にこのカードを採用しているとリカバリーができます。

《CNo.1ゲートオブカオスヌメロン-シニューニャ》

エクシーズ・効果モンスター ランク2/闇属性/機械族/攻2000/守1000 レベル2モンスター×4 このカードは自分フィールドの「No.1 ゲート・オブ・ヌメロン-エーカム」の上に重ねてX召喚する事もできる。(1):このカードがX召喚に成功した場合に発動する。フィールドのモンスターを全て除外する。(2):このカードが除外された場合、次の自分スタンバイフェイズに発動できる。除外されているこのカードを特殊召喚する。自分のフィールドゾーンに「ヌメロン・ネットワーク」が存在する場合、さらに除外されている自分・相手のXモンスターの攻撃力の合計分のダメージを相手に与える。

同パックに収録されている新規カードです。正規召喚は条件が厳しいので「No.1 ゲートオブヌメロン-エーカム」の上に重ねてエクシーズ召喚するのが基本になります。このカードの①の効果は〝効果によって破壊されない〟や〝対象に取られない〟といった耐性を持ったモンスターの除去や複数のモンスターの除去に優秀です。しかし、自身も除外されてしまい、返しの自分の場がガラ空きになってしまいます。「ゲートオブヌメロンエクシーズモンスター」で大抵のモンスターを戦闘破壊できることや「無限起動要塞メガトンゲイル」や「ヴァレルロード・ドラゴン」といった盤面を捲るのに優秀なモンスターが他にも存在しているのでこのカードの必要性は残念ながら低いように感じています。

3.「ヌメロン」と相性のいいカード

次に「ヌメロン」カードと相性の良いカードについて紹介していきます!

《希望の記憶》

「ヌメロン・ネットワーク」→「ヌメロン・ダイレクト」で4種類の「ゲートオブヌメロン」エクシーズモンスターを盤面に並べ、このカードを発動するとなんと4枚ものカードをドローすることができます。征竜時代の超再生能力を彷彿とさせるドロー枚数です。ギミックが回っている前提のカードになるのが気になりますが、肝心の「ヌメロン・ネットワーク」を引き込むカードが多く、ギミックの安定性が高いのはわかっていますのでリターンもとても大きいこのカードを採用する価値は充分にあると思います。

《惑星探査車》

デッキの要の「ヌメロン・ネットワーク」を引き込むカードをより増やす役割です。「ヌメロン・ネットワーク」からの動きは召喚権を使わずに行っているのでこのカードに召喚権を使ってしまうのもあまり気にならないかと思います。懸念点としてはデッキの安定感を高めることも大切ですが、「ヌメロン・ネットワーク」をサーチする手段を多く採用しすぎると今度は逆にそういった同じ方向性のカードが被りすぎてしまい、手札で腐ってしまうカードにもなりえる可能性があるのが気になりました。

4.「ヌメロン」の対策について

対面した時に自分が使用しているデッキが『なにをされるのがきついのか?』で対策の立て方も変わるかと思います。モンスターの効果を主軸に戦うデッキを使用していて、先攻での「S N o.ホープ・ゼアル」による制圧がきついなら発動コストでリリースしたカードと同じ種類のカードの発動を許さない「禁じられた一滴」は安定して「S N o.ホープ・ゼアル」の効果を無力化できます。他にも「PSYフレームギアγ」や「無限泡影」また、「ヌメロンネットワーク」を破壊できる「幽鬼うさぎ」も対策カードとして優秀です。効果を発動した「S N o.ホープ・ゼアル」は打点が2000になるので効果を止めることはできませんが「ダイナレスラーパンクラトプス」で戦闘破壊し、突破することもできます。 罠カードでの妨害を主軸にして戦う「エルドリッチ」デッキや「オルターガイスト」デッキなら「S N o.ホープ・ゼアル」の効果の影響も少なく、自分のターンにモンスターの効果を使えずとも、罠を利用し、じわじわと捲りに行くことも狙えます。

5.「ヌメロン」の弱点・課題

・「S N o.ホープ・ゼアル」の効果を無力化された際の防御面の不安点。 ・「S N o.ホープ・ゼアル」を出した返しのターンで自分の場にモンスターが存在している際の攻め手が乏しいこと。 ・「ヌメロン・ネットワーク」を破壊された時の脆さ ・「S N o.ホープ・ゼアル」の妨害が効きにくい罠を多く採用しているデッキ(「オルターガイスト 」・「エルドリッチ」・「サブテラー」など) これらの問題点が挙げられるかと思います。 これらの問題点をカード単体を採用して解消できないか考えてみました。

「抹殺の指名者」

「S N o.ホープ・ゼアル」を無力化するカード(上記にある「無限泡影」や「PSYフレームギアγ」、「禁じられた一滴」)や「ヌメロンネットワーク」を止めることができる「幽鬼うさぎ」等)に対しては「抹殺の指名者」とそれらのカードを採用することでこれらの対策カードに対して広い範囲で対応がとれると思いました。

「神の宣告」や「神の通告」など優秀な罠カード

「ヌメロン・ネットワーク」が1枚初動ということもあり、手札はまだ4枚も余裕があります。「ヌメロン」のギミックを回すのに必要なメインデッキの必要枠は「ヌメロン・ネットワーク」と「ヌメロン・ダイレクト」の2種だけなので、デッキ内のスペースにはまだまだ余裕があります。自由枠に強力な罠カードを採用することで「S N o.ホープ・ゼアル」を無力化された際の防御面の不安点の解消や「S N o.ホープ・ゼアル」の効果の無力化を防ぐことができるかと思います。

また、カード単体ではなく他のギミックと組み合わせることでも「S N o.ホープ・ゼアル」を無力化された際の防御面の不安。 「S N o.ホープ・ゼアル」を出した返しのターンでの攻め手が乏しいこと。 「ヌメロンネットワーク」を破壊された時の脆さ などの上記に挙げた問題点を解消することが出来るかと思いました。

6.ヌメロンと相性の良いギミック

先ほど挙げた問題点を解消できる他のギミックとの組み合わせの例について根拠立てて紹介していきます。

「ヌメロン」+「エルドリッチ」

・モンスターゾーンの「S N o.ホープ・ゼアル」の妨害と罠での妨害を主軸としているエルドリッチのギミックは妨害の方向性が異なっているので両方のギミックを序盤から回すことができます。 ・「S N o.ホープ・ゼアル」を呼び出した返しに「エルドリッチ」が攻め手になり、素早くライフを削れ、「S N o.ホープ・ゼアル」を出した返しのターンでの攻め手の乏しさを解消できます。 ・「S N o.ホープ・ゼアル」の対策カードは「エルドリッチ」には刺さりにくく、逆に「エルドリッチ」ギミックの弱点である魔法・罠を破壊するカードに対して「S N o.ホープ・ゼアル」には刺さらないのでお互いのギミックの弱点をカバーでき、相性がいいです。

「ヌメロン」+「閃刀姫」

・「S N o.ホープ・ゼアル」の効果に対して使われる対策カードたちから「閃刀機-イーグルブースター」で守ることができます。 ・墓地にモンスターが溜まりやすく、「S N o.ホープ・ゼアル」の制圧力が高いため、ターンが返りやすく、閃刀姫のパワーカードである「貪欲な壺」とも相性がいいです。 ・閃刀姫は序盤の妨害の質が低いのが問題点ですが、「S N o.ホープ・ゼアル」がその妨害の質の低さの問題点を補え、後手の捲りには閃刀姫ギミックが貢献し、自分フィールドのモンスターを「閃刀機関-マルチロール」や「閃刀姫ジーク」の効果でフィールドから取り除けるので「ヌメロン・ネットワーク」と絡めて複数の攻め手を用意することができます。先攻・後攻どちらでも戦えるのがこの2つのギミックを合わせる強みの1つになります。

「ヌメロン」+「オルターガイスト」

・「ヌメロンウォール」を採用すれば、「ワン・フォー・ワン」から「ヌメロン」のギミックと「オルターガイスト」のギミックの択が取れます。 ・罠以外で妨害を用意できるのでオルターガイストデッキが苦手な「レッドリブート」への耐性が上がります。 「S N o.ホープ・ゼアル」を出した返しにも「オルターガイストマルチフェイカー」からライフを素早く奪いつつ、より強固な盤面を作ることが出来ます。

「ヌメロン」+「サブテラー」

・「テラフォーミング」「盆回し」などフィールド魔法を手札に加えるカードがあり、「シャンバラ」と「ヌメロンネットワーク」で状況に応じて選択ができます。 ・「ヌメロンダイレクト」の効果の適用後、モンスターの召喚・特殊召喚は1回しか行えませんがモンスターを裏守備でセットすることは可能なので1ターン目から「ヌメロン」のギミックと「サブテラー」のギミック両方を動かすことができます。 ・「S N o.ホープ・ゼアル」を特殊召喚した後も「サブテラーの導師」+「サブテラーの決戦」でのライフ奪取の速さ、「S N o.ホープ・ゼアル」を妨害するカードを「サブテラーの妖魔」で無効化もできます。 このように他のギミックを「ヌメロン」に取り入れることで先ほど挙げた「ヌメロン」の問題点を解消しつつ、その取り入れたギミックたちの問題点も同時に解消へと繋ぐことができます。

7.最後に

「ヌメロン」は「S N o.ホープ・ゼアル」のような先攻で制圧能力の高いモンスターを初めとしたリンク4の強力なモンスターを容易に呼びだせ、ギミックを回す際の安定性も非常に高いテーマです。 エクストラデッキの枠はある程度必要ですが、メインデッキの枠はほとんど負担を強いることもなく、デッキ内の自由枠の多いギミックです。出張性能も高く、今後ヌメロンがどのような形のデッキに発展していき、環境に影響を与えていくのか非常に楽しみです! 「ヌメロン」の紹介は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました!今回の記事を読んで「ヌメロン」に興味を持てた方がいましたら是非、使ってみてください!