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新倉敷CSで使用した 【ドラグーンオルフェゴール】についての解説 | ™のち

皆さんこんにちは、™のちです。今回は3月22日に行われた新倉敷CSで優勝することができたので、その時の構築について話していこうと思います。各体面に意識していたことやサイドチェンジについてなどかなりの分量になると思いますが、最後までよろしくお願いします。前置きはこれくらいにして本題に移っていこうと思います。

【™のち選手(@kishao_) プロフィール】 ~実績~ CS優勝4回 ベスト16以上30回以上

1.各カードの採用理由

●メインデッキ

・《オルフェゴール・カノーネ》×2

制限改訂で《オルフェゴール・ディヴェル》が制限カードになったことを受け相対的に《オルフェゴール・プライム》のパワーが下がってしまったので【オルフェゴール】ネームの中ではコストとして《オルフェゴール・ディヴェル》《オルフェゴール・トロイメア》についで3番目にパワーが高い《オルフェゴール・カノーネ》を《オルフェゴール・プライム》のコストの傘増しとして2枚採用。

《捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ》から《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を特殊召喚するギミックを取り入れている【ドラグーン〇〇】というデッキタイプが制限改訂後も多く存在するであろうことからその《捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ》を止めることができる《エフェクト・ヴェーラー》や《無限泡影》が流行ると予想していたので、それらのカードに対しても強く出れる事も2枚採用した要因。

・《オルフェゴール・スケルツォン》×2

調整段階で【閃刀姫】に対して《オルフェゴール・スケルツォン》が2枚無いと非常に厳しい戦いをしなければならないことが分かったので2枚採用。《オルフェゴール・ガラテア》が制限改訂で制限カードになってしまったので、基本的に2ターン目以降は一度出した《オルフェゴール・ガラデア》を《オルフェゴール・スケルツォン》で蘇生してリソースを回すことになるが、その動きの中で《オルフェゴール・スケルツォン》が2枚あったほうが何かと便利なので個人的には2枚必要かなという感じ。1枚でも支障無く回るので自分がしっくりくる枚数を探すのがベスト。

・《オルフェゴール・ディヴェル》×1 (制限カード)

今更特別記述することもないカード。手札が事故って《オルフェゴール・ディヴェル》しかないときは【閃刀姫】や【オルターガイスト】相手ならワンチャン生きて帰ってくる可能性があるので攻撃表示で召喚しよう。

・《宵星の騎士ギルス》×3

バグカードその1、強すぎて意味が分からない。トークンを生成する効果により墓地落とし効果に《灰流うらら》を食らっても《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》まで行くことができる、攻撃力が1800あるので《深淵に潜むもの》を突破できる、なぜか「闇属性しか特殊召喚することができない」という【オルフェゴール】モンスターの制約が無い、強いところあげたらキリがない。今の【オルフェゴール】のパワーを支えている最強カード、文句なしの3枚採用です。

・《オルフェゴール・トロイメア》×3

《オルフェゴール・カノーネ》や後述する《ダーク・グレファー》を2枚採用しているため、それらのカードとのかみ合いを考えて3枚採用。唯一【オルフェゴール】モンスターの中でレベルが4以上なのでノーコストで召喚することが出来ないが《ダーク・グレファー》や《ツインツイスター》の手札コストとして非常に優秀なので現状3枚が一番ベターな選択肢に感じる。

・《星遺物 ー 『星杖』》×1

除外ゾーンの【オルフェゴール】モンスターを特殊召喚できるモンスター。基本的には《オルフェゴール・ディヴェル》《オルフェゴール・トロイメア》《星遺物 ー 『星杖』》と各種【オルフェゴール】リンクモンスターでデッキ、墓地、除外ゾーンを行ったり来たりさせることで循環させる。この循環をスムーズに途切れさせないようにすることを意識する。

自分はまだ一回もその場面に遭遇したことはないが、一応《抹殺の指名者》で【オルフェゴール】モンスターを宣言し除外ゾーンに送ることで、墓地の《星遺物 ー 『星杖』》を無理やり起動させることができるのは多分頭の片隅に入れておいたほうがいい。

・《ダーク・グレファー》×2 (準制限カード)

召喚権を使って【オルフェゴール】モンスターを墓地に送ることができる非【オルフェゴール】モンスターの一体。

コストで手札の闇属性モンスターを墓地に送る事ができるので《エフェクト・ヴェーラー》や《灰流うらら》などの手札誘発に強く、召喚権を使った後でも手札のレベル5以上の闇属性モンスターを捨てることで手札から特殊召喚することができるので後手の捲り札としても非常にパワーが高い。ドラグーンギミックを搭載している事でデッキにレベル5以上の闇属性が多い事も相まって最大枚数の2枚採用。《ブラック・マジシャン》や《真紅眼の黒竜》をコストにする場面も少なくない。

・《終末の騎士》×1 (制限カード)

他のいわゆる一枚初動に比べて《終末の騎士》は戦士族なので増援でサーチすることができること、闇属性ならなんでも落とせることが優秀。増援のサーチ先の分岐を作るためにも必須枠。

・《スクラップ・リサイクラー》×1

二枚目の《終末の騎士》。この構築だと二つのカードができることに差は全く無いので、召喚権を使って強いカードの傘増しとして1枚採用。この枠が《マスマティシャン》と比べられることがよくあるが、個人的には小回りの効きが全く違うのと、《マスマティシャン》派がよく言う「誘発で止まった時に云々」に関してはそもそも一枚初動に誘発をもらって止まってる時点で負け濃厚であまり気にすることでは無いと思うので、現状自分はどちらかといわれれば《スクラップ・リサイクラー》派。 

・《機巧蛇 ー 叢雲遠呂智》×1

【オルフェゴール】が長らく環境にいる理由の1枚。《オルフェゴール・ディヴェル》が制限カードになったことでより使うタイミングがシビアになったが、相手ターンに【トポロジック】モンスターの効果を2回起動させる事や、バトルフェイズに《オルフェゴール・トロイメア》でデッキから墓地に落とし、そのまま特殊召喚することで《原始生命態 ニビル》をよけながらのワンキルなどの強みはいまだ健在なので絶対に採用するべきカード。 闇・機械族なので、今回は採用していないが《オルフェゴール・クリマクス》の墓地から除外してサーチする効果の範囲内であることも覚えていたほうがいい。

・《真紅眼の黒竜》、《ブラック・マジシャン》×1

レアリティでプレイヤーのセンスが問われるカード。自分は全くレアリティにこだわりがないのでノーマル揃え。意外と被らないので気に入っている。

・《灰流うらら》×3

なぜか、制限改訂で準制限から無制限に帰ってきたカード。《増殖するG》を止めるカードであり、素引きの《真紅眼融合》を唯一止められるカードなので文句なしの三枚採用。

・《増殖するG》×3

《灰流うらら》の制限解除により《増殖するG》の効果が通る事が神話と化してしまったが通らないから入れないカードでもないので最大枚数の3枚採用。《増殖するG》には相手に《墓穴の指名者》を打たせることで次の自分のターンに相手に《増殖するG》を打たれなくすることや、本当に《墓穴の指名者》を打たれるときつい《オルフェゴール・ディヴェル》などのカードを《墓穴の指名者》から守る役割もあるので、【ドラグーンオルフェゴール】というデッキに関しては3枚で確定のカードだと思います。

・《エフェクト・ヴェーラー》×1

基本的には《抹殺の指名者》で宣言するために採用。魔法使い族の里を解除できるメインデッキ唯一の魔法使い族。それ以外特にコメントすることは無し。

・《オルフェゴール・バベル》×1

《オルフェゴール・ガラテア》によってデッキからセットできる魔法のうちの1枚。基本的には今の環境で《DDクロウ》などの裏目となるカードが存在しないので、素引きしている場合でも《オルフェゴール・ガラテア》の効果に《エフェクト・ヴェーラー》などを発動してもらえる可能性を加味してガメる場合が多い。

・《オルフェゴール・プライム》×2

3じゃない理由は《ダーク・グレファー》や《ツインツイスター》などの手札コストを要求するカードを多く採用しているので打ちにくくなった事と《オルフェゴール・ディヴェル》の枚数減少による単純なパワーの低下、被った時の手札でのダブつきが気になったからです。【オルフェゴール】モンスターの採用枚数や各種カードの採用枚数によってまた採用枚数が代わる可能性の大きいカードです。

・《増援》×1 (制限カード)

サーチ先は《終末の騎士》と《ダーク・グレファー》の二種類。基本的に《ダーク・グレファー》で手札から捨ててうま味のあるカードを持っている時は《ダーク・グレファー》、それ以外の時は《終末の騎士》をサーチする事が多い。《オルフェゴール・プライム》と同時に持っている時は《オルフェゴール・プライム》で《星遺物 ー 『星杖』》などを引く裏目を考えて、先に《オルフェゴール・プライム》を《増援》より先に発動することはよくあるので覚えておく。

・《おろかな埋葬》×1 (制限カード)

強い。一枚初動と合わせ持つことで各種誘発の貫通要素となってくれ、《おろかな埋葬》単体が一枚初動として機能してくれる。特筆することは特になし。

・《真紅眼融合》×1 (制限カード)

《捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ》の効果でデッキから落とすことで宇宙最強モンスターの《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を特殊召喚することができるバグカードその2。素引きしたときに《真紅眼融合》を発動するべきか、普通に【オルフェゴール】のマスカレーナ展開するべきかは対戦相手のデッキと当日の自分のノリノリ度と相談。

・《墓穴の指名者》×3

各種手札誘発を止めてくれ、伏せることでしっかりと妨害として機能してくれるバグカードその3。【転生炎獣】相手の時は自分の場の《オルフェゴール・バベル》を《転生炎獣 フォクシー》から守るために《抹殺の指名者》より優先して手札で温存しておくことが多い。何なら少し展開が弱くなっても温存する選択肢もあり。ミラーマッチでは、後手捲りの中で相手の墓地の《宵星の機神ディンギルス》を除外してしまうと、自分の《宵星の機神ディンギルス》の墓地送り効果を使えなくなってしまって、相手の場の《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を超えれなくなってしまう事があるので、その場その場のシチュエーションに合わせて打つ場所は考える必要があるので注意。

・《抹殺の指名者》×3

各種手札誘発を止めてくれるカードその2、《墓穴の指名者》の範囲外である《無限抱影》や《幻創龍ファンタズメイ》をも止めてくれる。ミラーマッチでは相手の《宵星の騎士ギルス》に対しての完全回答になりえる。《墓穴の指名者》と違ってそのターンのみ無効なので、ミラーマッチの妨害として非常に優秀。

・《ツインツイスター》×1

【エルドリッチ】や【オルターガイスト】の《スキルドレイン》に対してメインデッキに後述する《アクセスコード・トーカー》以外の回答が一枚は欲しかったのでピン刺し。完全に腐る対面が【未界域】ぐらいで腐っても《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》の手札コストにしてしまえばいいのが素晴らしい。

・《マスク・チェンジ・セカンド》×1 (制限カード)

CS前日にチームメンバーに教えてもらって試したらかなり感触がよかったのでそのままチーム全員メインに採用したカード。感覚としては七枚目の【指名者】カード。《宵星の騎士ギルス》への《エフェクト・ヴェーラー》などをかわしながら、おまけにしては凶悪すぎる《M・HERO ダークロウ》の着地を一枚でやってくれる。このカード1枚のためだけにエクストラの枠を割く必要があるのかという疑問については個人的には全然あると思う。シンプルに《M・HERO ダークロウ》が環境に刺さりすぎて通ればそのまま勝ちまで持っていける力を高く評価。

・《無限抱影》×1

これも《エフェクト・ヴェーラー》と同じく《抹殺の指名者》で指名するためのカード。特筆すべきことは無し。

●エクストラデッキ

・《リンクリボー》×1

《宵星の騎士ギルス》のトークンを変換することで《オルフェゴール・ガラテア》や《捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ》に繋ぐためのカード。必須枠。

・《捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ》×1 (制限カード)

バグカードその4。効果モンスター2体とかいうクッソゆるゆる条件で《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》まで繋ぐことができる。《捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ》の効果が《エフェクト・ヴェーラー》などで止められてしまった場合は制約効果がつかないので、その後マスカレーナ展開に移行することが可能。どんだけ誘発で先行展開を妨害されてもこいつを頑張って通して《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を出すことに成功すれば大体勝てる。

・《I:P マスカレーナ》×1

《捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ》と並んで【オルフェゴール】の先行展開を支える万能カード。リンクモンスター以外のモンスター2体という縛りから、《原始生命態 ニビル》を受けてしまったときに《ニビルトークン》をそのまま《I:P マスカレーナ》の素材にすることが可能。基本的にPテーマの【エンディミオン】や【セフィラ】に対して《トポロジック・トゥリスバエナ》が非常に強力なので《捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ》より優先的に展開する。相手のデッキ枚数が43~50枚の時は《I:P マスカレーナ》を立てることが多い。

・《ブルート・エンフォーサー》×1

《オルフェゴール・ガラテア》が制限になった為に代わりの繋ぎとなる闇のリンク2として採用。最初は《星遺物 ー 『星杖』》を引いてしまってる時のリカバリーなどの為に闇属性リンク2で簡単に手札を捨てることができることを評価しての採用だったが、【ドラグーン転生炎獣】がサイド後ドラグーンギミックを抜いてランク4を構えるプランにシフトするプランを取ってくることから、【転生炎獣】の《№41 泥酔魔獣バグースカ》の回答になりえる事も採用の要因に。特に闇しか出せない縛りがついた後でも【転生炎獣】のリソースである《転生炎獣の意志》に触りにいけることも小回りが効いて良い。

・《トロイメア・フェニックス》×1

伏せ割り

・《オルフェゴール・ガラテア》×1 (制限カード)

制限カードになってしまったことにより扱いが少しピーキーに。よく【オルターガイスト】のようなデッキに召喚無効もらったら終わりでしょみたいな話を見かけるが全然そんなことは無い。僕たちにはドラグーンの加護がついている。We have dragoon

・《トロイメア・ユニコーン》×1

《I:P マスカレーナ》の変身先として採用。闇属性なので【オルフェゴール】モンスターの制約下でも出すことができる万能除去。《アクセスコード・トーカー》の攻撃力をあげるためにわざと効果を使わずに経由することもある。

・《オルフェゴール・ニンギルス》×1

《宵星の機神ディンギルス》と並んで非常に強力なモンスター除去カード。リンク状態のモンスターを墓地に送る効果は使っても使わなくてもいいので、除外ゾーンのリソース回復のために使うことのほうが多い。ミラーマッチでは常にこのカードの存在を意識してモンスターを出す場所を考えなくてはいけない。先行展開の《捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ》は右側に出して《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を一番左側に出すのはこのカードに除去されてしまわないようにである。

・《トポロジック・トゥリスバエナ》×1

《I:P マスカレーナ》の変身先。このカードのお陰でPテーマと各種罠デッキに対して強く出ることができる。リンク4の【トポロジック】モンスターと違って、効果起動のトリガーがこのカードのリンク先にモンスターが特殊召喚されたときなのは少し注意が必要。

・《アクセスコード・トーカー》×1

バグカードその5、このカードのお陰でめちゃくちゃワンキルが簡単になった。特に場にリンク3を素材にした《アクセスコード・トーカー》と《オルフェゴール・バベル》墓地に《オルフェゴール・トロイメア》を用意することで、バトルフェイズに《オルフェゴール・トロイメア》の効果で《機巧蛇 ー 叢雲遠呂智》を落とし《アクセスコード・トーカー》の攻撃力を6100にして、《機巧蛇 ー 叢雲遠呂智》を特殊召喚して2体で攻撃することで8550ダメージを与えることができます。 まあまあ使える豆知識として《アクセスコード・トーカー》は場のモンスターも除外できるので、《スキルドレイン》に対して自身を除外することで処理時に場を離れ《スキルドレイン》を破壊する事ができるっていうのは覚えといたほうがいいです。

・《トポロジック・ゼロヴォロス》×1

全てを無に帰すカード。除外ゾーンのカードの数×200攻撃力が上昇するのでミラーマッチでは攻撃力が8000を超えることも少なくない。一応《I:P マスカレーナ》の変身先でもあり、本当に困って一回盤面を空にしたい時に出すことが多い。

・《宵星の機神ディンギルス》×2

バグカードその6。【オルフェゴール】リンクモンスターの上にのせるだけでエクシーズ召喚することができるゆるゆる召喚条件と対象を取らない墓地送り効果、除外されている機械族を素材に入れる効果、素材を一つ取り除くことで自分の場のカードに破壊体制を与える効果、全部強すぎて意味わからん。このカードのお陰で相手の場の《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》をすぐ超えることができ、今期【ドラグーンオルフェゴール】を使う理由の一つ。新ルールの恩恵も少しだけ受けている。

・《M・HERO ダークロウ》×1

《マスク・チェンジ・セカンド》の変身先。新ルールのお陰で下のゾーンに出せるので、先に変身した後でも《オルフェゴール・ガラテア》や《捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ》を展開することができる。新弾で《禁じられた一滴》が解禁されても、このモンスターを立てておくだけで安心かも。

・《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》×1 (制限カード)

バグカードその7。なんで禁止にならなかったんだろう。自身の《オルフェゴール・トロイメア》であっても効果の対象に取れないので注意。どうでもいいけど、アニメ遊戯王をちょろっとだけ見たぐらいの兄に「今はデッキに《ブラック・マジシャン》と《真紅眼の黒竜》入るねんで」って教えたら「すげ~」って言ってました。

●サイドデッキ

・《原始生命態 ニビル》×2

【転生炎獣】や他の展開系を意識して採用。岡山県は【SPYRAL】などの展開系が多いと聞いていたので、サイドデッキは展開系を強く意識。

・《幻創龍ファンタズメイ》×3

【閃刀姫】【転生炎獣】を強く意識しての採用。《幻創龍ファンタズメイ》のいいところは《幻創龍ファンタズメイ》を投入できる相手に対して疑似的に他の引き込みたいカードの濃度をあげれる所だが、今回のサイドデッキ的にそこまで無理をして引き込みたいカードも無かったので、次回以降採用するかは要検討。後述する《超融合》などと一緒に採用するならありだと思う。

・《PSYフレームギア・γ》×3《PSYフレーム・ドライバー》×1

岡山県は展開系が多いとの情報だったので、対展開系最強の誘発として採用。新倉敷CSでも思惑通り展開系のデッキに対して非常に高いパフォーマンスを見せてくれたので、今後も採用すると思う。

・《アーティファクト・ロンギヌス》×1

ミラーと展開系を見てのピン採用だったが、ミラーで非常に強かったので今後増やす可能性はあり。他の誘発とセットで持つことでより力を発揮してくれるので、サイドも込みでどの程度誘発の枚数にスロットを割くのかは考える必要があるなと感じた。

・《ツインツイスター》×2

【エルドリッチ】や【オルターガイスト】を見ての採用。《ライトニング・ストーム》ではない理由は、どのタイミングでも一定のパフォーマンスを発揮してくれること、Pテーマに対して先伏せで妨害になることなどがある。

・《ハーピィの羽根箒》×1 (制限カード)

4枚目の伏せ割り。【閃刀姫】【エルドリッチ】【オルターガイスト】に対して通るだけでゲームを決める力を持っていると感じたので採用。

・《虚無空間》×1 (制限カード)

今期も展開系デッキ相手の”虚無ディンギルス”の威力は絶大。サイド後展開系相手に《虚無空間》を引いている時は《超融合》をケアするためにモンスターゾーンに《宵星の機神ディンギルス》1体を置いた状態で《オルフェゴール・バベル》を置いてターンを返し、ドローフェイズに《虚無空間》を発動、それにチェーンする形で墓地の各種【オルフェゴール】モンスターの効果を使用しモンスターをいっぱい場に沸かせる動きが最強です。

・《王宮の勅命》×1 (制限カード)

対【閃刀姫】最強カード。基本的にミラーマッチ以外の全てのデッキに対して先行で投入します。《宵星の機神ディンギルス》と《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》のお陰で割と安心して永続プランを取れるのがこのデッキのいいところ。

●今回採用しなかったカード、ギミック

・《超融合》 (準制限カード)

ミラーマッチにおいて最強の捲り札になるが、【転生炎獣】がサイド後擁立してくるランク4モンスターに対してなんの効力も持たないことがネックだと考え、今回は《PSYフレームギア・γ》などの直接展開に干渉する誘発を代わりに採用してそもそもランク4を出させないプランに。今後ミラーマッチがもっと増えるのであれば採用する価値は非常に高い。

・各種壊獣モンスター

入れたかったがサイドの枠的に断念。《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》や《№41 泥酔魔獣バグースカ》の回答になるので今後採用する可能性は高い。

・《コズミック・サイクロン》

【ドラグーンオルフェゴール】のデッキとしての性質上除去としての質より量を優先すべきと判断し不採用。ミラーマッチにおいて相手プレイヤーだけ《オルフェゴール・バベル》が除外されている状況を作り出せる強力なカードなので、これからの分布次第では採用する子も知れないが、基本的にミラーマッチはシーソーゲームというよりか返せるか返せないかのゲームなので現状《ツインツイスター》のほうが優先度は高い。

・【閃刀姫】ギミック

単純に手数の増加、苦手な【閃刀姫】相手に《抹殺の指名者》が妨害として機能することなど利点は沢山あったので事前に少し試したのは試したのですが、どの【閃刀姫】カード採用するかなどいい枚数配分が思いつかなかったのでやめました。関東で《閃刀起動 ー エンゲージ》と《閃刀機 ー ホーネットビット》《閃刀姫 ー カガリ》のみを採用した【ドラグーンオルフェゴール】が結構勝っていたので、その配分が一番いいのかもしれません。

2.各デッキへの立ち回り、サイドチェンジ

対【転生炎獣】

・目指す先行展開

 ドラグーン+バベル

・サイドチェンジ

選択権あり

in  《虚無空間》《王宮の勅命》 out 《オルフェゴール・スケルツォン》《ツインツイスター》

選択権無し

in  《原始生命態 ニビル》×2 《幻創龍ファンタズメイ》×3 《PSYフレームギア・γ》×3 《PSYフレーム・ドライバー》 《ハーピィの羽根箒》 out 《オルフェゴール・スケルツォン》 《オルフェゴール・カノーネ》 《オルフェゴール・トロイメア》 《オルフェゴール・プライム》 《増援》 《ダーク・グレファー》 《スクラップ・リサイクラー》 《マスク・チェンジ・セカンド》 《抹殺の指名者》×2

・基本プラン

《パラレル・エクシード》や《フォーマッド・スキッパー》などの採用により貫通力が非常に高くなっているので基本的に《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》などの妨害は最後までガメておく。相手の《捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ》から《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》の特殊召喚を狙う動きはそのあと相手が展開出来ないので基本通す。相手が展開していく中で、相手があとどれぐらい展開が伸びそうなのか、出てくるランク4はどのモンスターなのか、どうすればターンが帰ってくるのかを考える。とりあえず死なないことを意識。

《転生炎獣フォクシー》を探しに行く動きは伏せに《墓穴の指名者》がない限り《オルフェゴール・バベル》が割られてしまうので余力があるなら妨害を当てる。《オルフェゴール・バベル》が割られてしまう状況になった時に焦って墓地の各種【オルフェゴール】モンスターの効果を使って盤面にモンスターを並べてしまうと相手の《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》の効果で焼却されてしまいライフが無くなることがあるので注意。

対【オルフェゴール】

・目指す先行展開

 ドラグーン+バベル

・サイドチェンジ

選択権あり

in  《虚無空間》《アーティファクト・ロンギヌス》 out 《オルフェゴール・スケルツォン》《ツインツイスター》

選択権無し

in  《原始生命態 ニビル》×2 《幻創龍ファンタズメイ》×3 《PSYフレームギア・γ》×3 《PSYフレーム・ドライバー》 《アーティファクト・ロンギヌス》 out 《オルフェゴール・スケルツォン》 《オルフェゴール・カノーネ》 《オルフェゴール・トロイメア》 《オルフェゴール・プライム》 《増援》 《ダーク・グレファー》 《スクラップ・リサイクラー》 《マスク・チェンジ・セカンド》 《抹殺の指名者》 《ツインツイスター》

・基本プラン

サイドチェンジは基本【転生炎獣】のときと同じ。ミラーマッチは各種【指名者】カードの打ち合いになるので選択権が無くても《抹殺の指名者》を1枚減らすだけに留める。基本的にお互いに返しのターンでメインモンスターゾーンの左側に存在する《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を除去できるのが《宵星の機神ディンギルス》と《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》と《アクセスコード・トーカー》の3枚なのでこれらのカードに対して妨害を当てる。

相手が《オルフェゴール・ガラテア》を経由しながら最速で《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》に向かってくる場合、こちら側の回答であるチェーン1《宵星の機神ディンギルス》墓地送り効果、チェーン2《宵星の騎士ギルス》墓地落とし効果に対して回答を持っていることになるので、最低でもどちらかの【指名者】は確実に持っていると考えてプレイする。

サイド後は常に《超融合》の存在を考えながらプレイする必要があるので、1伏せでターンが帰ってきたからといってぬか喜びせず、伏せを《超融合》と仮定してその上から倒しきれるプランを取る。

対【オルターガイスト】

・目指す先行展開

 ドラグーン+バベル

・サイドチェンジ

選択権あり

in  《ツインツイスター》×2 out 《オルフェゴール・スケルツォン》《増殖するG》

選択権無し

in  《幻創龍ファンタズメイ》×3 《PSYフレームギア・γ》×3 《PSYフレーム・ドライバー》 《ツインツイスター》×2 《ハーピィの羽根箒》 out 《オルフェゴール・スケルツォン》 《オルフェゴール・カノーネ》 《オルフェゴール・トロイメア》 《オルフェゴール・プライム》 《増援》 《ダーク・グレファー》 《スクラップ・リサイクラー》 《マスク・チェンジ・セカンド》 《抹殺の指名者》×2

・基本プラン

基本的にこの対面は一度先行展開を成功させてしまうと捲られることは無いので、先行展開に命を賭ける。《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を成立させることができると【オルターガイスト】側のハンドか余程良くない限り1ターン目に超えられることはないのでそこからテンポを取っていく。常に《オルフェゴール・バベル》を無効化できる《オルターガイスト・クンティエリ》の存在を意識しながらプレイしたほうがいい。

対【閃刀姫】

・目指す先行展開

 ドラグーン+手札いっぱい

・サイドチェンジ

選択権あり

 《王宮の勅命》《ハーピィの羽根箒》 out 《増殖するG》《ツインツイスター》

選択権無し

in  《幻創龍ファンタズメイ》×3 《ハーピィの羽根箒》 《ツインツイスター》×2 《王宮の勅命》 out 《オルフェゴール・カノーネ》 《オルフェゴール・トロイメア》 《オルフェゴール・プライム》 《増援》 《ダーク・グレファー》 《増殖するG》×2

・基本プラン

相手が後攻1ターン目にこちらの《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を捲るパターンは《閃刀姫 ー ロゼ》の効果に《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》の効果を打たせた後に、こちらの墓地の《宵星の機神ディンギルス》を《閃刀機 ー シャークキャノン》で特殊召喚し、墓地送り効果で除去するパターンしかないので、確実に《捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ》が通るのハンドなのであれば《宵星の機神ディンギルス》を経由しない展開も考える。

また、《オルフェゴール・バベル》での相手ターンの妨害は【閃刀姫】相手に対してはほとんど機能しないので、基本的には《オルフェゴール・ガラテア》の効果でセットするカードは《オルフェゴール・プライム》でよい。前に《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を構えながら、《オルフェゴール・プライム》で手札を回復させ、2ターン目に一気に攻め込むゲームメイクが良い。

対【エルドリッチ】

・目指す先行展開

 ドラグーン+バベル

・サイドチェンジ

選択権あり

in  《ツインツイスター》×2《ハーピィの羽根箒》 out 《オルフェゴール・スケルツォン》《増殖するG》×2

選択権無し

in  《アーティファクト・ロンギヌス》 《ハーピィの羽根箒》 《ツインツイスター》×2 out 《オルフェゴール・スケルツォン》 《オルフェゴール・カノーネ》 《増殖するG》 《抹殺の指名者》

・基本プラン

【エルドリッチ】がメインギミックで用意できる妨害が「対象を取らない表側破壊」と「DDクロウ」でどちらも《黄金卿 エルドリッチ》が場にいないと効果が出ないので、相手の場が空の場合《黄金卿 エルドリッチ》を特殊召喚する罠に《灰流うらら》は当て得。デッキの特性上セットカードの内訳が把握しやすいので、未確定の罠をある程度予測しながら動く。《黄金卿 エルドリッチ》×2で各種【列車】エクシーズモンスターがすぐ出ることを頭に入れておく。特に誘発など妨害を受けて《オルフェゴール・ガラテア》で止まってしまうと《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》をリンク先に出されて戦闘で破壊されない《オルフェゴール・ガラテア》を2回殴られるだけでゲームが終わってしまうので注意。

対【サンダードラゴン】

・目指す先行展開

 バベル+α(マスカレーナでもドラグーンでも)

・サイドチェンジ

選択権あり

in  《王宮の勅命》《虚無空間》《アーティファクト・ロンギヌス》 out 《オルフェゴール・スケルツォン》《ツインツイスター》《マスク・チェンジ・セカンド》

選択権無し

in  《原始生命態 ニビル》×2 《PSYフレームギア・γ》×3 《PSYフレーム・ドライバー》 《アーティファクト・ロンギヌス》 《ハーピィの羽根箒》 out 《オルフェゴール・スケルツォン》 《オルフェゴール・カノーネ》 《オルフェゴール・トロイメア》 《ダーク・グレファー》 《増殖するG》 《オルフェゴール・プライム》 《増援》 《マスク・チェンジ・セカンド》

・基本プラン

多分有利対面。サイドチェンジは相手の一本目で《バージェストマ・ディノミスクス》などの罠が見えた想定で、最近の【サンダードラゴン】はサイド後も誘発タコ増しプランが主流になってるみたいなので要検討。基本的に《オルフェゴール・バベル》のお陰で《雷神龍 ー サンダードラゴン》の効果をいなしやすく、《超雷龍 ー サンダードラゴン》の影響を受けにくいので一度こちらが回ってしまうと有利な試合展開になる。《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》の無効効果をマストで当てないといけないところが基本場以外で発動している効果なので打点が上がらず、《雷神龍 ー サンダードラゴン》に打点で負けてしまうことには注意が必要。可能であれば一度場のカードの効果を無効にして打点を4000に上げておきたい所。

対【エンディミオン】

・目指す先行展開

 マスカレーナ+バベル

・サイドチェンジ

選択権あり

in  《王宮の勅命》《ツインツイスター》《虚無空間》 out 《オルフェゴール・スケルツォン》《増殖するG》×2

選択権無し

in  《原始生命態 ニビル》×2 《幻創龍ファンタズメイ》×3 《PSYフレームギア・γ》×3 《PSYフレーム・ドライバー》 out 《オルフェゴール・スケルツォン》 《オルフェゴール・カノーネ》 《オルフェゴール・トロイメア》 《オルフェゴール・プライム》 《増援》 《マスク・チェンジ・セカンド》 《抹殺の指名者》×2 《墓穴の指名者》

・基本プラン

そもそもほとんど当たらない読みなのでサイドチェンジあんまり自信ないです。新倉敷CSで当たったので一応乗せときました。サイド後相手選択権の時【指名者】はかなり浮くカードなのでほんとは0でもいいくらいだが、抜いて入れるカードもないので暫定こんな感じのサイドチェンジに。これからの分布次第だが【エンディミオン】の存在まで考えると《超融合》はサイドに必要な気も。

基本的に先行展開は《I:P マスカレーナ》を絡めた《トポロジック・トゥリスバエナ》で相手のスケール及び永続魔法、場魔法を爆破していくプランが良い。《魔導獣 ガルーダ》と《魔導獣 キングジャッカル》から出てくる《魔導獣 マスターケルベロス》はどちらもこちらの盤面を一撃で破壊してくる可能性があるので常に意識する必要がある。《PSYフレームギア・γ》は基本相手の《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》に当てると裏目も少なく良い。

3.これから流行りそうなカード

・《朔夜しぐれ》

あまり注目されていないがかなり強い。今期の誘発は《抹殺の指名者》の範囲外であることもそれだけで採用の理由になりえるが、その中でも特に強いカード。相手の意識外から《捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ》を止めることができ、《エフェクト・ヴェーラー》と違って6枚目で引いてもしっかり仕事をしてくれる。特に《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》と非常に相性が良くて《朔夜しぐれ》で無効にしたモンスターを《超魔導竜騎士 ー ドラグーン・オブ・レッドアイズ》で焼却すると引くぐらいダメージが出る。

・《禁じられた一滴》

もう少しで発売される新弾の大注目カード。遊戯王のカードテキストにおいて非常に信頼できる「このカードの発動に対してチェーン出来ない」と「~を選んで」の二つが搭載されているカードが弱いわけない。このカードのリリース後は比較的チェーン出来そうな罠の《オルフェゴール・クリマクス》がまた入りだす可能性大

4.まとめ

いかがだったでしょうか。各カードの採用理由と各体面で意識していた事、サイドチェンジについてかなり細かく書いたつもりです。

この記事が良かったな、為になったなと少しでも思われたらいいねRTなどでの拡散よろしくお願いします!何か質問があれば @kishao_ までお願いします!

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