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純金製 青眼の白龍のシリアルナンバー別の相場・入手方法・配布枚数は?高騰の後に遊戯王バブル崩壊で下落している?

2019年に、遊戯王20周年を記念して、純金製の《青眼の白龍》が抽選販売されました。純金なこともあり元々高額で販売されましたが、希少性の高さからどんどん高騰していきました。その過程ではYoutuberのヒカルが購入、遊楽舎ヒカル店OPEN時に相場より安く販売される等の事案、中国でオークションにかけられ億単位の値段が何故かついてしまうなどの珍事件も発生しています。

参考:

『遊戯王』中国オークションで「青眼の白龍(純金製)」に15億円入札―悪質目的ありとし、急きょ出品中止に

更には、2020年の遊戯王バブルにおいてカードラッシュ、magi、メルカード、カードショップすぱいらる、フルコンプ秋葉原店、まんぞくやなどの界隈で有名なカードショップの間で高額買取競争(≒強化買取ツイートの頻発)が起きたことも記憶に新しいです。一番高い時でカードラッシュの500万円買取が出ていた記憶があります。

そこでこの記事では、純金製の《青眼の白龍》(別名:純金青眼、純金ブルーアイズ、純金)がどういったものなのか、配布枚数や相場の変化、入手方法に関してまとめていきます。

純金製の《青眼の白龍》が気になった人はぜひ読んでみてください。

純金製 青眼の白龍とは

まずは純金製の《青眼の白龍》に関して整理します。このカードは、遊戯王OCG20周年を記念してコナミスタイルの抽選限定で販売されました。

純金製 青眼の白龍の商品一覧はこちら

発売日は2月4日で、商品の到着は2019年2月14日に設定されていました。これは遊戯王で初めてBox販売された、「Vol.1」から丁度20周年となる公式からの粋なはからいでしょう。

純金製《青眼の白龍》の配布枚数

純金製《青眼の白龍》の配布枚数は、500個でした。配布数500個に対して、申込の件数はなんと33,465件。倍率は66倍です。

金額・定価は税込みで216,000となかなか高価ですが、注目度が高かったのがわかりますね。コレクターや転売ヤーの感覚としてこの配布枚数でこの価格というのは明らかに安すぎる設定ではありました。

シリアルナンバーの付加価値・プレミア

それぞれにシリアルナンバーが入っているのもコレクターにとっては嬉しい仕様です。中でもプレミアがつくものとしては、シリアルナンバー1、2、3、4、5、6、7、8、9などの一桁台、ゾロ目の111、222、333、444、階段の123、キリ番の010、050、100、200、300、400、500などは相場よりも高額で取引される傾向にあります。この辺りはブラックマジシャンガールステンレスと似たようなプレミアのつけ方がされているようです。

とはいえ、シリアルナンバーが付加価値的な意味をもたらすかどうかというのは高く売りたい人の工夫(≒個人の価値観)によって作り上げられるケースが多く、実際の買取時にお店がプレミアをつけてくれるかどうかという保証はありません。人によって良い番号だと感じる個体もあれば、そうでない番号もあるでしょう。ただし、ヤフオク、メルカリ、magi、ラクマなどでは実際に高く売れている事例も見られるようです。尚、ヤフオクでの入札には海外のコレクターが参加しているケースも見られ、高騰に拍車をかけるケースがあるようです。上場企業のBEENOSが提供するBuyeeなどのツールで海外からも購入されやすくなっているようです。

シリアルナンバー別の販売実績

以下にヤフオクやmagiでの取引実績をまとめています。異様に安い価格で売買されるケースは相場が高騰する前のタイミングであるか、純金のプレート自体にダメージがあったり、箱に損傷がある場合もあるため、相場の判断をする際に参考にするかどうかは意識をしておいてください。

ヤフオクで純金 青眼の白龍 ブルーアイズ シリアルナンバー099 美品付属品完備 限定500枚が500万円の相場にて2021.08.14(土)22:07時点で落札が見られます。

ヤフオクで純金製 青眼の白龍 シリアルナンバー012 連番 ワンオーナー品 付属品完備 遊戯王 ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン 新品 引退が532.1万円の相場にて2021.07.05(月)00:15時点で落札が見られます。

ヤフオクで遊戯王 純金 青眼の白龍 ブルーアイズ No.1●5が270万円の相場にて2021.07.10(土)02:35時点で落札が見られます(少し前のタイミングでおそらく同一個体と見られるものがmagiで250万円にて売買されているようです)。

ヤフオクで「青眼の白龍」ブルーアイズホワイトドラゴン 20th ANNIVERSARY GOLD EDITION(純金製) シリアルNo.011が400万円の相場にて2021.04.03(土)12:49時点で落札が見られます。

magiで純金製 青眼の白龍 ブルーアイズ 証明書、当選通知書付き シリアルナンバー280が214.5万円、シリアル117 純金 青眼の白龍 ブルーアイズが216万円、シリアルNo.404 純金製 青眼の白龍が404万円で約1年前時点で落札が見られます。純金製『青眼の白龍(20thANNIVERSARYGOLDEDITION)』(証明書付き)【-】{シリアルナンバーNo.160}がカードラッシュからmagi上で販売され、約1年前に300万円で落札が見られます。

magiで【magi特価】シリアルNo.294 純金製 青眼の白龍が約370万円にて2021年3月頃に落札が見られます。

シリアルナンバーは不明ですが駿河屋でも200万円で過去に純金ブルーアイズが販売されたようです。

現在の市場に出回っているシリアルナンバーの情報

2021年9月20日現在、magiでは公式出品で131、009、個人の方の出品で441、カードラッシュの出品で118が販売中となっています。

シリアルナンバー131 純金製 青眼の白龍 純金ブルーアイズ

シリアルNo.009 純金製 青眼の白龍 magi特価

純金製《青眼の白龍》の現在の入手方法

純金製の《青眼の白龍》を現在入手するには、カードショップが中古品として買い取って店頭に出したものを見に行くか、オークションサイトや、フリマアプリを使うしかありません。

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正確な取引の日付は記載されていませんが、ざっと見回したところ250~400万円での落札、購入が多くなっていますね。

ただ注意したいのが、フリマアプリでは大量のレプリカ品が販売されています。タイトルには「レプリカ品」の記載がある上、価格も明らかに違いますが勘違いして購入することのないよう気を付けましょう。

純金製青眼入りオリパ・純金青眼チャレンジに関して

純金青眼を入手するもう1つの方法としては、個人オリパショップでオリパを購入し、当てるのも1つの手です。しかし、この方法はあまりおすすめできません。

相場は常に変動していますが、純金製《青眼の白龍》をオリパに封入するなら、利益を出すために大量のオリパを売り切る必要があります。そうなれば必然的に中のカードにはほとんど価値がないものばかりが封入されます。尚、Amazonでは純金青眼チャレンジオリパが確認できましたがしっかり当たりが入っているのかはわかりません。

本当に宝くじ感覚で楽しめるなら良いですが、一般的なオリパ感覚で楽しもうと考えると難しいでしょう。過去にmagiで純銀青眼を大当たりとした30万円のオリパが販売されていました。このような面白い高額オリパが今後発売されることもあるでしょう。

純金製 青眼の白龍の相場変動に関して!遊戯王バブル崩壊で下落している?

遊戯王カードは、コレクターの需要が増して値段がどんどん上がり、バブルなどとも言われていました。ただ、2020年の夏頃に一部のカードが値下がり始め、バブルの崩壊が来たとも言われています。

ここでは純金製《青眼の白龍》の相場がどういった流れで変化していったのかを初動から整理していきます。

まず、2019年2月に販売された初動は既に80万~120万円でした。20万円で販売された商品なので、ものすごい需要があったことがわかりますね。

その後1年半が経ち、遊戯王バブルのピークとされているのが2020年7月。この時点では初動から更に倍近い200~240万の価格まで膨れ上がっています。

ピークと言われている7月から2ヵ月が経ち、価格が下落するかと思いきやさらに倍近くまで膨れ上がっています。2020年9月の相場は400万円でした。

ヤフオクの直近の落札履歴を見てみると、2021年7月に532万円で落札されています。とはいえこの価格は相場よりも高めとなっており、実際にしっかり取引されているかどうかという目線で信頼できる結果かどうかはやや疑ってみる必要もあるかもしれません。ヤフオクでは吊り上げのために架空の取引が行われたり、架空の落札が行われることもあります。とはいえ、magiでは300~380万円程度の相場で純金青眼が売買されており、カードラッシュの販売する純金青眼も400万円を超える値段となっていることから、遊戯王全体を見ると、他のカードがゆるやかに下落していく中、純金製《青眼の白龍》はまだ価格が上がっていることがわかると言えるかもしれません。

値段が下がっているのは、遊戯王の中でもWCS2018、2019、2020など投資家によって相場が一気に高騰して行った一部のカードのみです。万物創世龍やウィン、エリア、I:Pマスカレーナなどは一時下落したものの、再度高騰し続けています。つまり、投資家によって高騰したとみられる女性霊使い20thのカードなどは既に10万円を超えているカードが出て来ており、遊戯王バブルの時よりも2021年9月現在で高騰しています。必ずしも投資家によって高騰したからといってその後は下がるというわけではなく、実際の人気や流通枚数などをしっかりと捉えて判断する必要がありそうです。

今後、入手が難しい限定カードや遊戯王を象徴する有名カードは価格を維持するかむしろ高くなっているので、今後も純金製《青眼の白龍》が大きく値崩れすることは考えにくいでしょう。純銀製 青眼の白龍よりもやはり純金を選ぶ方が多いですし、何かと動画やニュースで話題になることが多いのも純金製 青眼の白龍です。こちらはあくまで筆者の個人的な見解や周りのコレクターの意見ですが、まず高騰するのも基本的には純金製 青眼の白龍が先だと言えるでしょう。過去の相場が上がったタイミングでも、純金が上がった後に純銀が上がるという流れになっています。

まとめ

今回は、純金製《青眼の白龍》の入手方法や相場を紹介し、価格の流れを合わせて解説しました。

初動の価格から考えるととんでもない価格になってしまいましたね。「あの時買っておけばよかった」と100万円ぐらいの相場の時点で買うか迷って買わなかった人の後悔の声を聞くこともあります。

「欲しいと思った時、値段が理由の場合は買った方が良い、買う理由が値段の場合は買わない方が良い」という言葉もあるぐらいですので、「少し割高かもしれない」と思うぐらいであれば買っておかないと後々回収が難しくなることもあるでしょう。

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なかなか余裕のある人でなければ購入は難しいと思うので、少し先の25周年記念に期待しましょう。シクブル3枚セットが復刻し、『ULTIMATE KAIBA SET』が販売されることになりました。期待できそうです。

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