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環境復権!十二獣デッキの強さと魅力について徹底解説! | kazuma

皆さん。こんにちは。お久しぶりです。Kazumaです。 今回の記事は現環境で注目を集めている【十二獣】デッキの強み・回し方・各デッキ対面での立ち回り方などについて事細かに解説した解説記事になります。 僕は現環境で【十二獣】を使用して大きな大会には参加していないのですが、大会前の調整ではこのデッキを自分で回したり、対面したりと調整時間を最も割いたデッキになります!それなので【十二獣】の理解度は僕自身が現在使用している【サンダードラゴン】よりも高いと自負しております。 「十二獣を使っているけども中々勝てない…。」「これから十二獣を使おうと考えているものの、今から使っても以前から使っていた人たちにプレイ面で追いつける自信がない…。」などなど思っている方もいるかと思います! このデッキの魅力をうまく言語化できたかと思いますのでこのように考えている方は勿論、十二獣について興味を持たれている方は是非、目を通して見てください! それでは解説の方に移らせていただきます!

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1.十二獣の強み

《安定性の高さ》

十二獣エクシーズモンスターは1ターンに1度、同名カード以外の十二獣モンスターの上に重ねてエクシーズ召喚ができるのでデッキ内の全ての十二獣モンスターが1枚初動となります。そのため、2枚、3枚のカードの組み合わせで動かすデッキと比較した際に、手札事故が起きにくく、より安定性が高いです。 この「安定性の高さ」が十二獣の強みの1つになります。

《盤面解決力の高さ》

以前の十二獣は攻撃力の低いモンスターが多いことと相手の盤面へと干渉するカードが『十二獣ドランシア』の1枚破壊のみと盤面を捲る力の低いテーマでした。しかし、その問題点は『天霆號アーゼウス』の登場で一変します。 『十二獣ワイルドボウ』の効果で直接攻撃ができるので『天霆號アーゼウス』の召喚条件は楽に満たす事ができ、1枚のカードから6枚ものエクシーズ素材を用意できる十二獣は『天霆號アーゼウス』の効果を複数回、使う事が可能なので『天霆號アーゼウス』と相性がとても良いです。 攻め手の数が少ない欠点はあるものの、『灰流うらら』などの手札誘発や『墓穴の指名者』、『無限泡影』といったモンスターをフィールドから取り除かない妨害に対しては強く、『天霆號アーゼウス』のおかげで妨害手段の質の向上と強力な捲り手段を手に入れた十二獣は、環境デッキの一角へと上り詰めました。

2.採用カード解説

こちらは僕が十二獣を使用し、調整していた段階でのデッキレシピになります。 この構築を軸に各カードの解説を進めていきます。 《メインデッキ》

十二獣モルモラット

召喚時にデッキから十二獣カードを墓地へ送ることができるのでリソースを残したい→『十二獣の方号』を落とす。相手のモンスターを除外したい→『十二獣ヴァイパー』を落とす。など、自分のやりたいことに合わせて柔軟に動きを選択する事ができる十二獣モンスターの中でも特に強力な1枚です。また、1ターン目から墓地に十二獣モンスターを用意できるので『十二獣ライカ』の②の墓地の十二獣モンスターを蘇生する効果を使用する事ができます。このカードは十二獣ギミックをより強く・効率よく回すことのできるカードです。それなので十二獣モンスターが手札にない場合での『炎舞-天キ』のサーチ先はこのカードを選択する事が1番多いかと思います。

十二獣ヴァイパー

「対象に取られない。」「 戦闘・効果で破壊されない。」などの耐性を持っているモンスターや高打点のモンスターの除去をしたい時に役立ちます。また、『召喚師アレイスター』や『孤高除獣』といった墓地へ送りたくないカードや破壊する事で相手にメリットを与えてしまうカードを処理する際にも役立つカードです。 ライフを奪う際にも『十二獣ヴァイパー』で攻撃。ダメージが適用された後に『十二獣ヴァイパー』の効果で自分の十二獣エクシーズモンスターの素材となる事で2400のライフを奪う事ができます。モンスターの除去に役立つだけではなく、ライフを削りたい場面でも役立つカードです。

十二獣サラブレード

手札に被っている十二獣カードをドローに変換できるので十二獣モンスターを多く引いてしまった際の役割の重複を回避する事ができます。 また、速やかに墓地に十二獣モンスターを用意する事ができるので『十二獣ライカ』の②の効果の発動が可能となり、より強力な展開を可能とします。詳しい展開については後述の展開例に詳しく解説していますのでそちらをご確認ください。 安易に『十二獣サラブレード』の効果を使用してしまうと手札の十二獣モンスターの後続が切れる恐れや、サイドデッキにメタとして流行している『幽鬼うさぎ』の的になってしまうので効果を使用するタイミングは状況に応じて判断が必要です。 十二獣モンスターの中で攻撃力は1番高く、『教導の聖女エクレシア』を戦闘破壊できる攻撃力は優秀です。天敵である『次元障壁』に対してもミラーゲームで『次元障壁』の撃ち合いになった際は、攻撃力の高さのおかげででボードアドバンテージを損失しにくいカードです。このような優秀さからデッキに3枚の採用となっています。

十二獣ラム

このカードが『十二獣ドランシア』の素材となる事で、『無限泡影』で『十二獣ドランシア』の効果を無効化されてしまうのを防ぐ事ができます。このカードは破壊されれば除外されても効果を発動する事ができるので『マクロコスモス』と相性が良く、永続カードを引いている際の負け筋の一つであるモンスターが維持できないという事態を防ぎやすくなります。それなので『マクロコスモス』を引いているのであればできるだけ早く、『十二獣ラム』をフィールドに用意することを意識して立ち回ります。 『ドラグマ・パニッシュメント』に対しても強いカードで教導ギミックを採用しているデッキとの対面ではなるべく手札に温存し、立ち回ります。理由については後述の各デッキ対面についてに詳しく解説していますのでそちらをご確認ください。 『十二獣ライカ』の②の効果で蘇生した『十二獣ラム』はそのターン中、エクシーズ召喚の素材にできませんが『十二獣ドランシア』の効果や自分から戦闘を仕掛け、破壊される事でその制約をすり抜ける事ができます。 このカードが絡む事で『無限泡影』や『ドラグマ・パニッシュメント』のケアや立ち回りがしやすくなり、より強力な展開をする際にも必要です。 十二獣ギミックをより強力に回す事ができるので、序盤からゲームに絡ませたい十二獣モンスターであると思い、3枚の採用となっております。

十二獣ラビーナ

『十二獣ラム』とは対照的にこのカードを素材とする事で『精神操作』や『月の書』といった魔法カードに対して耐性を与える事ができます。 『十二獣モルモラット』の効果で『十二獣ラビーナ』を墓地へ送り、『十二獣ライカ』の②の効果で『十二獣ラビーナ』を蘇生。『十二獣ドランシア』の効果で『十二獣ラビーナ』を破壊する事で『十二獣モルモラット』を手札に戻す事ができます。現在、禁止カードに指定されている『十二獣ブルホーン』の効果のように自分の手札に後続を用意する事ができます。 手札に後続がない際にこの動きで後続を確保する事ができます。 このカードを採用する事で後続の用意ができる点は優秀に感じましたがこのカード単体ではこの動きを取れないので『十二獣モルモラット』からの動きで後続を確保する選択肢を用意するために1枚のみの採用となっております。

強欲で貪欲な壺

十二獣はデッキから特有のカードを手札に加えたり、特殊召喚したりといったギミックがあまり搭載されていないデッキなのでキーカードが飛んでしまったために負けてしまったという現象が起きにくく、発動するだけで1枚のアドバンテージを得られるこのカードはとても相性がいいです。2枚目の『強欲で貪欲な壺』の発動も許容できる範囲なので3枚採用しています。

炎舞-天キ

状況に応じて好きな十二獣モンスターを手札に加えられるので十二獣と相性抜群のカードです。 墓地に十二獣モンスターのない場合でも『十二獣ドランシア』で『炎舞-天キ』を破壊する事で墓地に十二獣モンスターを用意できるので『十二獣ライカ』の②の効果が使用できるようになり、盤面に十二獣モンスターを2枚並べる事が可能になります。 この動きをする際に『十二獣タイグリス』の効果で『十二獣ドランシア』の素材を増やす事ができるので返しに『十二獣ドランシア』の妨害も構える事ができます。

十二獣の会局

攻め手の少ないデッキなのでデッキから十二獣モンスターを特殊召喚できるこのカードは十二獣デッキの中でも1、2を争うパワーカードです。 『炎舞-天キ』や『十二獣ラム』を破壊する事でこのカードを盤面に残しながら損失のない状態で発動することもできます。引くことができたら神様に感謝しましょう。

十二獣の方号

EXデッキの十二獣を回復する事ができるカードです。E Xデッキの十二獣はすぐになくなってしまうのでとても便利なカードです。『十二獣モルモラット』の①の効果と『天霆號アーゼウス』の②の効果で墓地へ送る事ができます。 『強欲で貪欲な壺』の関係もあってか、採用枚数を2枚とする事も考えましたが『十二獣サラブレード』の効果や『FNo.0未来龍皇ホープ』を召喚する展開を行った際の『十二獣ドランシア』への素材の追加など噛み合いのある状況もありますが素引きが弱く、質の低い手札になってしまう要因に繋がることや『強欲で貪欲な壺』で除外されてもゲームに勝てるシーンが多かったので1枚のみの採用となっています。 《E Xデッキ》

十二獣ライカ

盤面に十二獣モンスターを増やせ、リソースとしてフィールドに用意できることは勿論、『FNo.0未来龍皇ホープ』や『無限起動要塞メガトンゲイル』を召喚する展開を行う際にも重要な役割のカードです。 しかし、『増殖するG』を1番痛いところで貰ってしまうリスクも伴うカードでもあります。それなので、『増殖するG』を無効化するカードが手札にある状況やリスクを伴っても使わないといけない場面以外は安易に使わないようにしましょう。

十二獣タイグリス

墓地の十二獣モンスターをエクシーズモンスターの素材とする事ができるのでゲーム中盤、ライフを詰める役割や『十二獣ライカ』や『十二獣ラム』で蘇生した十二獣モンスターにエクシーズ素材を用意し、再び効果を使用できる状態にする事ができます。 『十二獣ワイルドボウ』で直接攻撃を行う際も事前に『十二獣タイグリス』の効果で『十二獣ラム』を素材とすることで『無限泡影』をケアしつつ直接攻撃する事ができます。 意外にも『天霆號アーゼウス』の素材も増やす事ができます。

十二獣ドランシア

このデッキの妨害手段となるカードです。また、自分のメインフェイズ中に一番自由に素材を外せるカードなので『十二獣ライカ』の②の効果の発動条件を満たしやすいカードです。 『十二獣ドランシア』の素材の数は2枚以上、2回は効果を使用できる状態でターンを返すようにしています。理由は素材の数を2枚以上にする事で『十二獣ドランシア』の効果で妨害を行った後に、再び自分のターンを迎えた際に『十二獣ドランシア』の上には十二獣を重ねず、新たに召喚した十二獣モンスターで攻めることで『次元障壁』を発動されたとしても素材のある『十二獣ドランシア』を次のターンの妨害手段として残す事ができます。それなので、素材の数は2枚以上になるように回します。

十二獣ハマーコング

『十二獣ドランシア』と共にフィールドに用意する事で『十二獣ドランシア』に対しての『月の書』や『無限泡影』などの対象をとる妨害手段をケアする事ができます。十二獣エクシーズモンスターの中でも特に役割が薄いカードなのでエクシーズ素材を複数用意する場面では優先的に素材とする事が多いカードになります。

十二獣ワイルドボウ

『天霆號アーゼウス』の召喚条件を満たすために重宝する場面の多いカードです。 後手の盤面を捲る際は、『十二獣ワイルドボウ』の直接攻撃を通し、『天霆號アーゼウス』の効果で盤面を一掃するといったパターンが1番多いかと思います。 『十二獣ハマーコング』とは打って変わって素材とする目的では特殊召喚する優先度の1番低いカードになります。理由に関しては後述の十二獣を使用した際に気をつける事に解説してますのでそちらをご確認ください。

天霆號アーゼウス

【十二獣】デッキの中で最強のモンスターです。 このカードを使う上で1番悩ましいのは「素材の枚数をいくつ用意するか?」だと思います。安易に素材を重ねてしまうと『無限泡影』等で『天霆號アーゼウス』の効果が無効化された際に、重ねられた素材は無駄になってしまい、EXデッキのリソースの枯渇に繋がってしまいます。 状況によりますのではっきりとした判断は難しいのですが、2回目に出す『天霆號アーゼウス』の素材は何枚用意できるか? 自分の残りのライフポイントと相手のリソース、手札の枚数からライフを削り切られてしまう脅威はどれほどあるか? 自分のE Xデッキのリソース、『十二獣の方号』でのE Xデッキの十二獣モンスターの回復は望めるか?等を判断材料として素材の数を何枚用意するか判断します。

FNo.0未来龍皇ホープ

自分が先攻でこのカードを出す事ができるなら対面しているデッキにもよりますが、このカードの召喚を目指してデッキを回します。【召喚教導】と【サンダードラゴン】に対しての制圧力は高く、返しのターンも速やかにライフが取れ、自分のターンが再び訪れた際、『増殖するG』、『原始生命態ニビル』などの手札誘発をケアして動く事ができるのでゲームメイクが行いやすいです。『指名者』カードを多く採用しているのもこのカードを安定して成立させるためといった要因が大きいです。

崔嵬の地霊使いアウス

『十二獣ライカ』の効果を発動できる状況なら十二獣モンスター1枚からこのカードのリンク召喚が可能です。最近のデッキのメインに投入されているのがよく見られる『ダイナレスラーパンクラトプス』を特殊召喚でき、『次元障壁』下でもライフを削り、妨害手段を用意する際に役立ちます。 このカードが破壊された際に守備力1500以下のモンスターを手札に加える事ができるので後続が欲しい場合は十二獣モンスター。特殊召喚を多く利用するデッキに対しての対抗札として『増殖するG』、罠デッキには『ダイナレスラーパンクラトプス』を加える事ができるので状況に応じて自分が有利に立てるカードを選びましょう。 『スキルドレイン』などの永続罠カードに対しても『崔嵬の地霊使いアウス』をあえて戦闘破壊し、『ダイナレスラーパンクラトプス』を手札に加えることで回答手段となれます。 また、【十二獣】のシェアが多い時に『飛翔するG』、『接触するG』が【十二獣】のメタとして使われた際、フィールドからそれらのカードを取り除く役割もあるので採用しています。

無限起動要塞メガトンゲイル

出す機会はあまり多くないカードですがEXデッキのリソースが残り少ない場面でもこのカードが除去+墓地の十二獣を素材のある状態でフィールドに用意できるのでリソースが枯渇した際はこのカードでのゴリ押しに託します。高い攻撃力と耐性のため、【サンダードラゴン】や【召喚教導】は突破が困難です。 また、【オルターガイスト】などの罠デッキに採用されている『やぶ蛇』から特殊召喚される『RR-アルティメット・ファルコン』の回答にもなります。『RR-アルティメット・ファルコン』を倒すには攻撃力3500以上のモンスターを用意する必要がありますので『十二獣タイグリス』で素材を増やしつつ、『十二獣サラブレード』や『十二獣ヴァイパー』などの攻撃力の高い十二獣モンスターが素材に3枚以上必要になり、要求値の高い条件が求められます。 『無限起動要塞メガトンゲイル』を採用すればこのような状況でもより楽に突破ができるので1枚採用しています。 《サイドデッキ》

様々なデッキに採用されている採用率の高い汎用カードについては割愛させていただきます。

応戦するG

【シャドール】の減少と【召喚教導】の増加から現在の環境では『応戦するG』→『アーティファクトロンギヌス』の傾向となっています。しかし、十二獣の使う『応戦するG』は召喚獣メタとしてかなり優秀なカードと思い、採用しています。 『応戦するG』がフィールドに存在する限り、相手の『召喚獣メルカバー』や『ドラグマパニッシュメント』は発動ができないので召喚ギミックの供給を阻めるだけでなく、後手捲りにも貢献してくれます。 また、『応戦するG』なら『墓穴の指名者』(人によっては『抹殺の指名者』用で『アーティファクトロンギヌス』を採用しているかもしれない)等で効果を無効化されない点も優秀です。 しかし、メタ対象の範囲が召喚獣とシャドールくらいしかないと狭い欠点があります。それなので『アーティファクトロンギヌス』と散らして2枚の採用となっています。

ドラグマパニッシュメント

教導ギミックを採用している召喚獣やシャドールに対して投入します。 このデッキは攻め手の少なさから『ドラグマパニッシュメント』程度の妨害も十分驚異な点と、『次元障壁』を無効化できる『抹殺の指名者』を後手でも3枚から減らしたくはないと感じ、『抹殺の指名者』で無効化できる範囲を広げ、後手捲り性能を向上させるのが目的で1枚採用しています。 先撃ちを強要される『コズミックサイクロン』とは違い、『次元障壁』か『ドラグマパニッシュメント』かを、見極めてから『抹殺の指名者』の後撃ちが可能なのでアドバンテージの損失に繋がりにくいのも良い点です。

次元障壁

十二獣ミラーをはじめとしたエクシーズや融合を主軸としたデッキへの強力なメタとしては勿論、2本目以降こちらのデッキの対策札として採用されているのがよく見られるカードなので『抹殺の指名者』で無効化できるように対策としての役割もあり、採用しています。

3.展開方法

手札 『炎舞-天キ』 盤面 『十二獣ドランシア』+『十二獣ハマーコング』。墓地に『十二獣の方合』

 『炎舞-天キ』を発動。『十二獣モルモラット』手札に。『十二獣モルモラット』を召喚。効果で『十二獣の方合』を墓地へ。『十二獣ドランシア』を特殊召喚。効果で『炎舞-天キ』を破壊。『十二獣ライカ』を特殊召喚。効果で 『十二獣ドランシア』を特殊召喚。『十二獣タイグリス』を特殊召喚。効果で『十二獣ドランシア』に素材を入れる。『十二獣ワイルドボウ』を特殊召喚。『十二獣ハマーコング』を特殊召喚。 この盤面の強みは墓地に『十二獣の方合』を用意しつつ、相手ターン終了時まで『十二獣ハマーコング』に素材があるので『無限泡影』、『月の書』から『十二獣ドランシア』を守る事ができます。『十二獣ドランシア』の妨害が特に有効な相手に強い盤面となります。盤面に2枚の十二獣モンスターが存在するのでどちらか1枚でも返しに残れば次のターンの攻め手にもなります。 欠点は先攻で『十二獣ワイルドボウ』を使ってしまうので盤面を返されてしまった際に『墓穴の指名者』で『十二獣ワイルドボウ』を除外されてしまうと次のターンに直接攻撃ができず、『天霆號アーゼウス』の召喚が阻害されてしまう恐れがあります。 手札 十二獣モンスター+墓地に『十二獣ラム』 盤面 『FNo.0未来龍皇ホープ』+十二獣モンスター 十二獣モンスターを召喚。『十二獣ライカ』を特殊召喚。効果で『十二獣ラム』を特殊召喚。 『十二獣ドランシア』を特殊召喚。効果で『十二獣ラム』を破壊。『十二獣ラム』の効果で 『十二獣ライカ』を特殊召喚。『十二獣ドランシア』に重ねて『十二獣タイグリス』を特殊召喚。効果で『十二獣ライカ』に素材を入れる。『十二獣ライカ』の効果で十二獣モンスターを特殊召喚。 『十二獣タイグリス』と『十二獣ライカ』を素材に『FNo.0未来皇ホープ』を特殊召喚。『FNo.0未来龍皇ホープ』を特殊召喚。 墓地に『十二獣ラム』が用意されていればこの盤面を作る事ができるのでゲーム序盤であっても『十二獣サラブレード』の効果で『十二獣ラム』を墓地へ送った場合や『十二獣モルモラット』1枚からこの盤面を作る事ができます。 モンスター効果を無効化できるのに加えて高い攻撃力と戦闘・効果で破壊されない耐性を持っているので【サンダードラゴン】、【召喚教導】のようなモンスターによる除去が主なデッキに対しては突破の難しいカードになります。 裏側守備表示でセットされている『シャドール・ヘッジホッグ』や『影霊の翼ウェンディ』の処理にも役立つカードです。カードのスペックに対して召喚条件はかなり軽めなのでこのカードを苦手とするデッキに対して積極的に狙いましょう。 手札 十二獣モンスター+墓地に『十二獣ラム』 盤面 『無限起動要塞メガトンゲイル』 十二獣モンスターを召喚。『十二獣ライカ』を特殊召喚。効果で『十二獣ラム』を特殊召喚。 『十二獣ドランシア』を特殊召喚。効果で『十二獣ラム』を破壊。『十二獣ラム』の効果で 『十二獣ライカ』を特殊召喚。『十二獣ドランシア』に重ねて『十二獣タイグリス』を特殊召喚。効果で『十二獣ライカ』に素材を入れる。『十二獣ライカ』の効果で『十二獣ドランシア』を特殊召喚。『十二獣ライカ』『十二獣タイグリス』『十二獣ドランシア』を素材に『無限起動要塞メガトンゲイル』を特殊召喚。 『FNo.0未来龍皇ホープ』を特殊召喚する手順とほとんど同じです。『十二獣ドランシア』を既に使用していても墓地に『十二獣ライカ』があり、相手の場に攻撃力400以上のモンスターが攻撃表示で存在する状況なら『十二獣ライカ』で『十二獣ラム』を特殊召喚し、『十二獣ラム』で相手のモンスターに戦闘を行い、『十二獣ラム』の効果で『十二獣ライカ』を特殊召喚。ここからは上記と同じ手順で3枚のエクシーズモンスターを自分フィールドに用意する事ができるので『無限起動要塞メガトンゲイル』の特殊召喚へと繋げる事ができます。

4.十二獣を使用した際に気をつける事

1《十二獣エクシーズモンスターの重ね方》

なるべく先攻では『十二獣ワイルドボウ』を素材として重ねないようにしています。 理由は『十二獣ワイルドボウ』を素材とした、『十二獣ドランシア』が破壊されてしまい、再び自分のターンが訪れた際、墓地に『十二獣ワイルドボウ』が存在する状況となってしまいます。この『十二獣ワイルドボウ』を『墓穴の指名者』で除外されてしまうと効果が無効化されてしまい、直接攻撃ができなくなってしまう事態を避けるためです。『十二獣ワイルドボウ』の直接攻撃ができないと『天霆號アーゼウス』の召喚が阻害されてしまい、盤面の捲りが成立しなくなってしまう事態を避けるために先攻ではできるだけ『十二獣ワイルドボウ』を特殊召喚しないことを意識して回します。

2《自分の『炎舞-天キ』を破壊しておく》

このカードがフィールドに残り続けると『ライトニング・ストーム』や手札からの『無限泡影』が発動できなくなってしまいます。手札にこれらのカードがある場合や次のドローで引いた際に使えるように先攻1ターン目や返しの相手ターンに『無限泡影』などで『十二獣ドランシア』の効果を無効にされてしまう状況のような効果を使用する余裕のある時は破壊する事を推奨します。 また、最近はサイドデッキに『幽鬼うさぎ』の採用しているデッキも見られるので『十二獣サラブレード』などの効果を発動していて相手の手札に『幽鬼うさぎ』がないことが概ね予想できる状況や『墓穴の指名者』などで『幽鬼うさぎ』のケアが可能な状況で『炎舞-天キ』を破壊しましょう。

3《『天霆號アーゼウス』の位置》

『閃刀姫-ロゼ』や『グラビティコントローラー』の採用が見られる【閃刀姫】や【シャドール】に対してはメインゾーンに召喚しますが、これらのデッキ意外にメインゾーンに召喚してしまうと『トロイメア・ケルベロス』で破壊されてしまう裏目が発生してしまいます。それなので『トロイメア・ケルベロス』を採用している可能性のあるデッキ(【サンダードラゴン】や【未界域】など)に対してはEXゾーンに召喚した方が良いと考えています。

4《『ライトニングストーム』を意識する》

『十二獣ドランシア』や『天霆號アーゼウス』を不用意に攻撃表示にしてしまうとサイド後から投入されている恐れのある『ライトニングストーム』でこちらの妨害を失ってしまいます。ケアできる場面、ケアする事が必要に感じる場面ではモンスターは守備表示にしましょう。

5《『次元障壁』について》

『サイクロン』系統のカードでは対応が効かず、盤面を返すのも妨害を立てるのにもエクシーズモンスターを利用する【十二獣】から見たらまさに天敵となるカードで、【十二獣】を使う以上、常に意識する必要のあるカードです。 相手に盤面を作られ、こちらのターンで発動→返しにワンキル。と、このようなプレイの立ち回りではどうしようもならない状況が多く見られたのでこのカードを無力化できる『抹殺の指名者』は最大枚数の3枚投入しています。罠デッキが使う『次元障壁』に対しては『レッド・リブート』で対策しています。 こちらが先攻の場合は『十二獣ドランシア』の素材を多めに用意し、次のターン以降『十二獣ドランシア』の上に十二獣を重ねず、新たな十二獣を召喚し、万が一『次元障壁』を発動されても次の相手のターンも『十二獣ドランシア』の妨害ができるように意識して立ち回ります。

5.十二獣と対面した時のプレイ

自身が使用しているデッキによって変わる部分はあるかと思いますがどのデッキを使用していても共通する事が多いと思われる点についてまとめました。

1《カードを不用意に伏せない》

【十二獣】側は『十二獣ワイルドボウ』の直接攻撃→『天霆號アーゼウス』の一掃効果でこちらの盤面を捲るのを狙います。その動きに干渉できないカードを伏せてしまうと前盤面と合わせて墓地へ送られてしまい、損をしてしまいます。 【十二獣】は1ターンでライフを削りきる事が早々起こらないデッキでこちらにターンが訪れる状況が多いです。それなので、盤面に伏せるカードは必要最低限のものにし、返された盤面を再び返せるように手札に蓄えておきましょう。また、補足として『十二獣ワイルドボウ』の直接攻撃の効果を無効化できる『無限泡影』も墓地に『十二獣ラム』があれば『十二獣タイグリス』の効果で素材とすることで無効化されてしまいます。また。『天霆號アーゼウス』の効果を使用された場合、手札から『無限泡影』を発動できるようになりますので、このカードも手札に温存しておくことを推奨します。

2《モンスターは攻撃表示に》

守備表示だとエクシーズ素材にある『十二獣ヴァイパー』の除外効果でモンスターを突破されてしまうことや、『十二獣ワイルドボウ』以外のエクシーズモンスターでも戦闘が行いやすくなるので『天霆號アーゼウス』の召喚条件を成立させてしまうことになります。 また、基本攻撃表示で問題ないのですが『十二獣ラム』の自爆特攻から『十二獣ワイルドボウ』を蘇生され、『天霆號アーゼウス』の召喚を成立されてしまう場合もあります。攻撃表示でモンスターを出すことにもこのような裏目が存在することは頭の隅に置いておきましょう。

3《手札誘発の投げどころ》

『灰流うらら』 『強欲で貪欲な壺』や『増殖するG』のようなパワーカードにはマストで発動しますが、『炎舞-天キ』に対しては自分の手札に初動がない手札事故が起きている場合は発動しても良いかと思います。 ある程度のアベレージのある手札(基準としては返しの『十二獣ドランシア』の妨害がそこまで重くない、無効化する手段がある)なら『炎舞-天キ』に対してはスルーし、『強欲で貪欲な壺』や『増殖するG』のようなより効果を通したくないカードに対して備えます。これらのカードの発動が見られなかった場合でも、その後、高い確率でゲームに絡んでくる『十二獣の方号』に対して発動ができると考えているので手札に浮いてしまうという状況も少ないと考えています。 『十二獣モルモラット』の効果に対しては基本スルーします。この場面で墓地へ送られるカードは高い確率で『十二獣の方号』を墓地に落とされると考えており、『十二獣の方号』を墓地へ落とされた側のプレーは『十二獣の方号』を発動できるようにある程度素材を重ねてターンを返されるケースがよく見られます。その後、『十二獣の方号』を阻害する事ができれば相手のエクストラのリソースを多く、使わせる事ができ、『三戦の才』を発動される心配もありません。しかし、『FNo.0未来龍皇ホープ』をどうしても出されたくない場合はこのタイミングで発動してもいいかと思います。

『増殖するG』

墓地に十二獣がない状況ならチェーンの組む特殊召喚を挟まれることはほとんどないので十二獣モンスターの召喚後に発動する事が多いです。。ドローができない可能性もありますのでここでは『増殖するG』を温存し、相手の盤面を返した後に『増殖するG』を発動するのもありですが、自分のターンで発動される『墓穴の指名者』や『灰流うらら』が煩わしく感じる場面(この部分は自分の使用デッキにもよるかと思います。)がよく見られたので僕はこのタイミングに発動する事が多いです。

『無限泡影』

妨害の終着点が『十二獣ドランシア』『天霆號アーゼウス』『FNo.0未来龍皇ホープ』のどれか1枚の事がほとんどなので相手の展開には効果を発動せず、出来上がった盤面に対して発動するのが一番リスクの少ない打ち方になります。しかし、『FNo.0未来龍皇ホープ』を召喚する動きは墓地に『十二獣ラム』がないと基本的にできません。 『十二獣サラブレード』や『十二獣モルモラット』に発動すれば、『十二獣の開局』くらいでしか墓地に『十二獣ラム』がある状況は作られません。 この段階で発動する1番のメリットは『抹殺の指名者』です。盤面が完成された後の自分のターンに『無限泡影』を発動した場合、『抹殺の指名者』があればほぼ確実にそれを無効化されてしまいます。しかし、『抹殺の指名者』を引かれている状況でも相手の『十二獣サラブレード』や『十二獣モルモラット』に対して『無限泡影』を発動すれば、「ここで『抹殺の指名者』を発動するとその後の展開に対して発動される『増殖するG』が厳しい。『抹殺の指名者』を発動しなくても『十二獣ドランシア』はだせるから1妨害は用意できる」と択を選ばせる事ができるので、リスクは伴いますが『十二獣ドランシア』の妨害があまり気にならない状況ならこの場面で発動するのも一つの手です。

6.各デッキ対面について

《召喚教導》

◎先攻は『FNo.0未来龍皇ホープ』を積極的に狙いましょう。 【召喚教導側】は『無限泡影』のような『FNo.0未来龍皇ホープ』の効果を無効化するカードがない場合、『FNo.0未来龍皇ホープ』の②の効果を使用した後に『教導の騎士フルルドリス』の効果での突破くらいしか手段がないのでゲームを有利に進める事ができます。 ◎『十二獣ラム』は温存しましょう 例に挙げると先攻で『十二獣ラム』と『十二獣ヴァイパー』の2種類の十二獣モンスターが手札にあるとします。この場合、『十二獣ヴァイパー』から動くことでこちらの盤面を返されてしまっても次の自分のターンに『十二獣ラム』から動くことで『ドラグマパニッシュメント』でこちらの十二獣モンスターが破壊され、攻め手がなくなってしまうのを防ぐことができます。教導ギミックを採用しているデッキには『十二獣ラム』は温存し、『ドラグマパニッシュメント』を意識して立ち回ります。

《サンダードラゴン》

◎『十二獣の方号』で妨害を回避する。 『十二獣モルモラット』で『十二獣の方号』を落とし、『十二獣ドランシア』でターンを返した際に『十二獣ドランシア』が破壊された後のタイミングから『十二獣の方号』を使用する事ができる状況が多いと思います。しかし、この場面で『十二獣の方号』をすぐに使うのではなく、次の自分のターンまで温存します。【サンダードラゴン】側の妨害手段で代表的な『雷神龍-サンダードラゴン』による妨害は手札で発動した雷族カードの効果に対してチェーンを組むことで躱すことができます。自分の手札にチェーンを組むカードがない場合は『十二獣の方号』を温存して妨害を躱します。 ◎ダメージステップでの『雷神龍-サンダードラゴン』と『雷源龍-サンダードラゴン』の組み合わせによる妨害の避け方。 【十二獣】側は【サンダードラゴン】の盤面を捲る際に『天霆號アーゼウス』の力が必要となります。そのため『十二獣ワイルドボウ』での直接攻撃を通す必要があります。しかし、【サンダードラゴン】側はフィールドに『雷神龍-サンダードラゴン』が存在している場合、ダメージステップに『雷源龍-サンダードラゴン』の効果を使い、チェーンを挟まれるのをうまくケアして『雷神龍-サンダードラゴン』の効果で『十二獣ワイルドボウ』の破壊を狙います。この妨害手段は墓地に『十二獣ラム』があり、『雷神龍-サンダードラゴン』が攻撃表示なら動き方の工夫で対処することが可能です。 『十二獣ライカ』の効果で墓地の『十二獣ラム』を攻撃表示で特殊召喚します。『十二獣ライカ』の上に『十二獣ワイルドボウ』を重ね、直接攻撃を行います。サンダードラゴン側がダメージステップに上記の手順で『十二獣ワイルドボウ』を破壊しても『十二獣ラム』で『雷神龍-サンダードラゴン』に戦闘を行い、『十二獣ラム』の①の効果で墓地の『十二獣ワイルドボウ』を特殊召喚する事で直接攻撃を通す事ができます。このようにして『天霆號アーゼウス』の召喚を通し、盤面を返すことを目指して立ち回りましょう。 ◎『天霆號アーゼウス』はEXゾーンに 上記でも触れておりますが【サンダードラゴン】側は『トロイメアケルベロス』を採用している場合があります。それなので『天霆號アーゼウス』はメインゾーンではなく、E Xゾーンに出しましょう。不意に妨害数を減らされる裏目を消す事ができます。 また、『無限泡影』等で『天霆號アーゼウス』の効果を無効化された場合でも効果の発動はできるので手札の雷族の効果の発動に対して『天霆號アーゼウス』の効果の発動は行い、『雷神龍-サンダードラゴン』での破壊枚数を抑えましょう。

《十二獣(ミラーマッチ)》

◎『十二獣ドランシア』の妨害を通す。 【十二獣】は攻め手が少ないことから、召喚したモンスターを除去する妨害が苦手なデッキです。そのため、他のデッキに対してはやや妨害として頼りなさのある『十二獣ドランシア』の破壊効果も十分驚異なデッキです。 【十二獣】のデッキ構築にはこの『十二獣ドランシア』の効果で自分の十二獣が破壊されてしまうのを防ぐため、『月の書』や『無限泡影』、『禁じられた聖杯』などの対策が施されています。しかし、これらのカードは展開の工夫で対処する事ができます。『十二獣ドランシア』と素材のある『十二獣ハマーコング』を最終盤面に用意できるように展開を行うことで『十二獣ドランシア』を無力化する対象を選択するカードをケアすることができます。

《シャドール》

◎デッキ融合のケア 序盤は『十二獣ドランシア』を構え、『影依融合』を発動された場合は自身を破壊し、デッキのモンスターを素材に融合されることがないよう立ち回りましょう。先攻盤面で『FNo.0未来龍皇ホープ』を出しても『エルシャドール・アプカローネ』の①の効果で無効化されてしまいます。『FNo.0未来龍皇ホープ』の②の効果は融合素材としたシャドールモンスターとのチェーンの組み方を工夫することでうまく躱されてしまいます。 裏側表示の『シャドールビースト』や『影霊の翼ウェンディ』でアドバンテージを取られずに処理を行うために『FNo.0未来龍皇ホープ』は後々、必要になるので温存しましょう。 ◎『無限起動要塞メガトンゲイル』を狙うポイント 【シャドール】側は『無限起動要塞メガトンゲイル』を『超融合』での融合か、『影依の偽典』の①の効果で突破する事ができます。突破手段を挙げると思ったより楽に突破が可能なように見えますが、これら2つの手段での突破は地属性の『エルシャドール・シェキナーガ』がEXデッキに存在している事が条件となります。 しかし、一般的な【シャドール】の構築では『エルシャドール・シェキナーガ』は1枚のみしか採用されていない場合が多いです。そのため、このカードをリンク召喚するのは『エルシャドール・シェキナーガ』を使われた後にしましょう。 しかし、『エルシャドール・アプカローネ』の③の効果で『エルシャドールシェキナーガ』をもう一度EXデッキに戻し、上記の手段をとることはできるのでそのことは意識し、早めにライフを奪いきりましょう。

《エルドリッチ》

◎かなりの不利対面 『十二獣ドランシア』の破壊効果が妨害として機能しにくく、『スキルドレイン』や『黄金教のコンキスタドール』などの強力な罠カードが多い事や、『天霆號アーゼウス』で除去した罠カードが再びデッキからセットできるのでマウントが他のデッキ以上に取りにくく、今期、【十二獣】を使用していて当たりたくないデッキの一つです。 現環境でも現状、注目を集めているデッキで分布も徐々に増やしているので今後、【十二獣】を使い続けるのなら立ち回りではどうにもならないようなイージーゲームが多いので構築段階から【エルドリッチ】に寄せる必要があるかと思いました。

7.環境の変化による十二獣の現在の立ち位置

現在の環境は、週ごとにデッキの分布数の変化が激しく、メタの回転速度が非常に早いのが特徴的です。十二獣も9月末から10月初めのシェア率は非常に高かったものの現在(10月末〜11月初め)は【エルドリッチ】、【召喚教導】のシェア率の増加に伴い、勢いが衰えた印象が見られます。先程も述べたように、特にエルドリッチとは相性が悪く、今後も【十二獣】を使い続けるなら【エルドリッチ】に対してより構築を寄せる必要があると思い、現在の環境で【十二獣】を使用するならこのような構築に改善しようと考えています。

【エルドリッチ】側に手札誘発のカードがあまり採用されていないのがよく見られ、手札で使えない状況の多い『抹殺の指名者』と妨害手段がモンスターによるものから罠による妨害も増えてきたと感じ、『月の書』の採用枚数を減らし、『コズミックサイクロン』や黄金教、エルドクシル魔法罠の供給を阻め、『黄金卿エルドリッチ』の手札の破壊効果も防ぐ事ができる『マクロコスモス』を採用しています。これらのカードはエルドリッチ以外のデッキに対しても有効な対面が多いのも利点に感じています。 また、【十二獣】の分布が減り、『接触するG』、『飛翔するG』を過剰に警戒する必要もなく、【召喚教導】の分布の増加に伴って、教導ギミックでのワンキルを防ぐ目的で『崔嵬の地霊使いアウス』を『旧神ヌトス』に変更しています。

8.最後に

【十二獣】は昔、環境TOPだったのもあり、現環境で復帰を考えている人でも効果がわかりやすく、戦いやすいオススメのデッキです。 今回の記事を読んで気になる点などありましたら僕のTwitter(@kazuma_ygo1018)か質問箱に投げかけて貰えれば可能な限り答えます! 今週末には新弾も発売され、環境がどう変化し、【十二獣】の立ち位置もどのように変化していくか楽しみです。 今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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