アセロラ採用?!プレイングが上達するドラパルトVデッキ|ホロルゴ
ホロルゴ@3756です。CL京都やシティリーグ、各種イベントの中止発表があり、普段よりもデッキレシピの情報などが閉鎖されていくと思いますので、その分記事の方で情報を発信してポケモンカードを盛り上げていきたいと思っています。 新カードパック「反逆クラッシュ」が発売されましたね。今回はそのパックに収録されている《ドラパルトVMAX》をメインに、面白いギミックを採用したデッキを紹介します。
【ホロルゴ選手(@RUGO3756)プロフィール】 実績 ~2020年シーズン~ CL東京:20位 シティリーグシーズン1:9位 現在プレイヤーランキング35位前後 CS優勝等
デッキリスト
ポケモン(22枚)
ドラパルトV:3枚 ドラパルトVMAX:2枚 ソーナンスV:2枚 ラティオスGX:1枚 ゴース(ふえるうらみ):3枚 ゴースト(ふきつなきり):2枚 ゲンガー(ライフシェイカー):3枚 マーイーカ(さいみんじゅつ):2枚 カラマネロ(サイコリチャージ):2枚 ジラーチ(ねがいぼし):2枚
グッズ(20枚)
クイックボール:4枚 ミステリートレジャー:4枚 ふしぎなアメ:3枚 ポケモンいれかえ:3枚 エスケープボード:3枚 おおきなおまもり:2枚 リセットスタンプ:1枚
サポート(10枚)
博士の研究:4枚 マリィ:4枚 ボスの指令:2枚
スタジアム(1枚)
トキワの森:1枚
エネルギー(7枚)
基本超エネルギー:7枚
デッキ作成の経緯
《ドラパルトVMAX》の性能を見た時に高HPで中打点のワザを使うポケモンと相性が良い《アセロラ》を採用したいなと思いました。ワザ「ダイファントム」は宣言回数が多ければ多いほどダメカンをバラ撒く数が多くなり強くなる効果をしているので特に相性が良いです。しかし、《アセロラ》はAマークのカードなのでレギュ落ちしていまっています。
そこで、同じようなことが他のカードを使い出来ないかと考えたところ、《ゲンガー(ライフシェイカー)》と《ソーナンスV》で擬似アセロラ、しかも盤面にエネルギーが残る相性の良さそうなギミックに気づいたのでこのデッキを構築しました。
デッキコンセプトまとめ
《ドラパルトVMAX》のワザ「ダイファントム」で相手の場にダメカンを毎ターンバラ撒く。
《ドラパルトVMAX》が相手からダメージを受けたら《ゲンガー》の特性「ライフシェイカー」で、《ドラパルトVMAX》に乗ったダメカンを《ソーナンスV》に乗せかせ、ワザ「ふんばりがえし」で《ドラパルトVMAX》が負ったダメージを回復しながら攻撃を繰り返すデッキです。
採用カード解説
採用理由に疑問が持たれそうなカードを抜粋して解説します。
ポケモン
ラティオスGX:1枚
主に環境で流行っている「オルタージェンシスGX」、「ダッグボルトGX」対策。 前者はゲームスピードが早くなってしまうとダメカンをバラ撒くターンが少なくなってしまうこと、後者は《ピカチュウ&ゼクロムGX》を1撃で倒すダメージが出せるデッキでは無い為。
ジラーチ(ねがいぼし)
《ゲンガー》へ進化させるキーカードである《ふしぎなアメ》を手札に加えるのことを期待して。
ゴースト:2枚
《ゲンガー》へ進化するのは3ターン目以降からでも間に合うことが多いので、2ターンかけて進化しても間に合うので《ふしぎなアメ》のみではなく《ミステリートレジャー》からサーチも可能な《ゴースト》も採用している。 《ゴース》の特性「ふえるうらみ」で直接ベンチに出せるのも強力。
グッズ
エスケープボード:3枚
《ジラーチ》を採用するデッキは基本的に2枚採用が多いが、《ドラパルトVMAX》が逃げ1であり相性が良い。また、「ふんばりがえし」がエネルギー2つ要求であり逃げ3なので《エスケープボード》を付けることにより逃げて《ドラパルトVMAX》と入れ替えることができる為多めの採用。
おおきなおまもり:2枚
《ソーナンスV》のHPが250まで増え、「ふんばりがえし」と相性が良い為採用。《ラティオスGX》の「クリアビジョンGX」を使用し、「オルタージェネシスGX」を使わせなければ《ザシアンV》のワザ「ブレイブキャリバー」の230ダメージを耐えるのが主な目的。場合によっては他のポケモンへ付けることもある。
サポート
ボスの指令:2枚
反逆クラッシュより新しく追加された強力なサポート。普通に攻撃したいポケモンを呼び出す使い方も強いが、《ドラパルトVMAX》はバトル場へのダメージが高くなくベンチにダメカンをバラ撒くワザを持っているので、相手のベンチにいる逃げエネルギーが多いポケモンを呼び出して「ダイファントム」を使うことも強力。
採用しそうで今回は不採用にしたカード&改良案
回収ネット
冒頭で《アセロラ》について触れましたが、このカードは《ゲンガー》がいるとカード1枚で疑似アセロラのようにグッズで使えます。今回は《ソーナンスV》を活かすコンセプトで構築したので不採用となっています。回復量は《ソーナンスV》に劣りますが、その分要求値は低いのでその際は回収ネットで対象に取れる使い勝手の良いたねポケモンで最もHPが高くワザも優秀な《ルナアーラ♢》や《ギラティナ♢》を採用してダメカンの載せ先として活用してみてください。
ギラティナ(やぶれたとびら)
特性「やぶれたとびら」でベンチから無限に出てくる《ソーナンスV》に続くダメカンの受け皿ポケモン。要求値が低い回収ネットを採用する際は《ソーナンスV》では無くこちらを採用した方が使い勝手が良い。サイドレースに余裕があれば、最悪《ドラパルトVMAX》が気絶するくらいなら《ギラティナ》を気絶させた方が軽症で済むといった豪快なプレイも時にはある。アタッカーとしても優秀。
フィオネ
《ボスの指令》だけでは重く、バトル場のポケモンを攻撃したくないなと思ったら採用してみてください。
ホラーちょうエネルギー
デッキ紹介の為、まずはデッキを回すのに特殊エネルギーよりも基本エネルギーの方がストレス無く回しやすいと判断した為。使っていてダメカンをバラ撒く量が足りないなと感じたら《基本超エネルギー》と枚数を調整して採用してみてください。
デッキの基本的な動かし方
先行の場合
《ドラパルトVMAX》に進化する《ドラパルトV》を優先的に出し、可能であればエネルギーを1枚手張りしておきたい。手張りが出来ないのであれば《ドラパルドVMAX》が次の番に「ダイファントム」を使うには超エネルギーが2つ必要なので《マーイーカ》を出しておきたい、出せなければ本来使いたくない「ひきさく」などの弱いワザを使うことになる。余裕があれば相手の後手1《マリィ》に強くなる《ジラーチ》も出せるとベスト。《ゲンガー》や《ソーナンスV》が活躍するのは相手のポケモンに攻撃された後なので、先行2ターン目から必要になることは少ない。勿論、相手のデッキが後攻1ターン目から攻撃してくることが予想される場合には出せれば出しておきたい。
後攻の場合
先行と同じく、まずは優先的に《ドラパルトVMAX》に進化する《ドラパルトV》を出す。更に、相手が先行2ターン目からこちらの《ドラパルトV》、《ソーナンスV》にダメカンを乗せてきそうな場合は《ゲンガー》に進化する《ゴース》まで出してダメカンを《ソーナンスV》に乗せ換えられる準備をしておきたい。
苦手なデッキ
《ズガドーン》の「ひのたまサーカス」のような、高ダメージを出して《ドラパルトVMAX》を1撃で倒せるダメージを出してくるポケモンが採用されているデッキは「ダイファントム」でダメカンをバラ撒くコンセプトが間に合わないので基本的には苦手。《ズガドーン》に勝ちたい場合は《カラマネロ》と合わせて《ギラティナ(シャドーインパクト)》の採用をオススメする。
〜終わりに〜
このデッキを使い込むメリットとして、《ソーナンスV》が1撃で倒されないようにプレイする為、相手のデッキに採用されているポケモンから繰り出されるワザの最大打点を覚えられる。 相手のバトル場のポケモンを倒してサイドを取りきって勝つ基本的なデッキと違い、細かいダメカンの乗せ方をする細かいプレイングが上達する。 サイドを複数取りして勝つプランがあるので2,3ターン先を見据えて勝つプランニングが上達する。 などの上達が見込めます。お互いのデッキから繰り出される細かいダメージ計算をしながら戦うデッキなので、最初は難しいかもしれませんが得られるものは大きいと思いますので是非使ってみてください。







