第11回アマガサCS大会レポート

筆者紹介

執筆者 アマガサ (@amagasa0911)

岡山地区で開催されている。非公認大会アマガサCSも主催者。 フリマアプリmagiとの大会協賛のとして大会のレポートを執筆している。 アマガサCS大会公式Twitter(大会開催情報などを発信しています) →@amagsa_cs アマガサCS公式youtubeチャンネル(大会の対戦動画をアップしています) →https://www.youtube.com/channel/UCyJBCTBZwR7v5A8JkRF7w9Q

アマガサCSとは?

アマガサCSとはどんな大会なのかそもそもCSとはなにかをご説明します。 CSとは、チャンピオンシップの略で遊戯王などの大規模な非公認大会のことを指します。遊戯王公式の大会ではありませんが、多くの参加者の集まる大会です。 遊戯王の大会の中でも最も競技性の高い大会の一つと言えます。 といっても、競技性をガチガチに意識した人ばかりが参加されるわけでもありません。 カジュアルよりのプレイヤーも多く参加され、皆さん楽しく大会に参加して頂いています。 誰でも最初は、CSに参加するのは怖いものです。 アマガサCSはそんな方にも参加しやすい大会を目指して頑張っています。 上位入賞者にオリジナルのプレイマットのプレイマットの配布、参加賞にオリジナルデザインのメモ帳も配布しているなど、岡山を中心に、中四国地区のCSを盛り上げることを目標に今後も活動していますのでもしよければ参加してみてください。

今大会について

第11回アマガサCSは新型コロナウイルス感染拡大を受け規模を縮小、中四国地方の参加者のみ、受付の際には検温を行い、会場にはアルコール消毒やマスクの着用等、感染対策を行っての開催になりました。 また個人的にはなりますが、コロナ後初のチーム戦でのアマガサCS開催となりました。 【大会詳細】 個人戦 参加人数48名(16チーム) 開催場所:カードボックス玉島店様 リミットレギュレーション 10月制限

大会デッキ分布

見事シェアトップを勝ち取ったのは、電脳堺でした。 電脳堺は環境初期こそ分布が少なかったですが、直近の大会で数を大幅に上げています。 またシェアの上昇とともに入賞数も増加傾向にあり、今大会でもその勢いそのままといったところでしょうか。 特に岡山地区での電脳堺のシェア数が多く直近の大会でも上位のシェア数をほこっています。 シェアを上げている一つの要因が10月31日に発売されたBLAZINGVORTEX(ブレイジングボルテックス)で新規の電脳堺門カード電脳堺門-玄武の登場によって展開の柔軟性が上がったことが挙げられます。 数ある今期の展開系の中でも最終盤面となる真竜王VFD+朱雀は決めるだけでゲームを終わらせるだけの拘束力が高いのが特徴です。 また電脳堺はその効果の都合上デッキに入れられる汎用カードの数こそ少ないものの、環境にいる超雷龍サンダードラゴンなどの厄介な置物に対しても電脳堺門-青龍で無効化して展開できる他、今期罠デッキの代表格であるエルドリッチに対しても先行で構えられる朱雀や仙々が非常に強力など、メインギミックでそこを補えるのも魅力です。 2位は召喚教導、3位サンダードラゴンと今まで環境でも多くみられたデッキが順当にシェア数上位となりました。 3位以下はエルドリッチ、十二獣、鉄獣戦線の3デッキが同率となる等大変多くのデッキが見られる形となっています。 今期は、群雄割拠した環境となっており、環境終盤~中盤にかけて環境上位とされるデッキが週単位で分布を落としたり増やしたりを繰り返しているため順当な結果とも言えると思います。 特に、見ておわかりの通り環境初期でシェアを増やしていた十二獣が今回は分布に3しかいないこと、シャドールに至っては今大会使用者0と分布をガクッと落としています。 今期は環境に多くのデッキがいますが、どのデッキも突出して強いというわけではなく過去環境のように他のデッキを駆逐するまでのパワーがなく、サイドデッキ後のメタられ方によっては環境から姿を消していく……といったことも今期はよく見られます。

採択されたドローソース

今回は大会参加デッキの中から、新たに新弾で金満で謙虚な壺がでるなど多種多用になりつつあるドローソースについて取り上げてみようと思います。

今大会で採用された主なドローソース

金満で謙虚な壺

採用数:12デッキ 使用デッキ: 幻影騎士,召喚教導,サンダードラゴン,エルドリッチ,鉄獣戦線,魔弾,ドラゴンメイド

強欲で貪欲な壺

採用数:29デッキ  主な使用デッキ: 幻影騎士,電脳堺,召喚教導,エンディミオン,サンダードラゴン,十二獣,鉄獣戦線,魔弾.インフェルノイド

強欲で金満な壺

採用数:4デッキ 主な使用デッキ:エルドリッチ,ドラゴンメイド

貪欲な壺

採用数:5デッキ 主な使用デッキ:教導(アルバス),閃刀姫,十二獣,未開域

チキンレース

採用数:5 主な使用デッキ:閃刀姫,メタルフォーゼ,エンディミオン,未開域

闇の誘惑

採用数:5デッキ 主な使用デッキ:サンダードラゴン,未開域

三戦の才

採用数:13デッキ 主な使用デッキ:電脳堺,鉄獣戦線,コードトーカー,未開域,月光,インフェルノイド

ドローソースいっても多くのカードが存在し、デッキによって使用できる相性のいいドローソースも限られてしまいますが、今期は比較的低速な環境ということまあってメインデッキに強欲で貪欲な壺や強欲で金満な壺といったドローソースを採用したデッキが増えています。また金満で謙虚な壺、強欲で貪欲な壺、三戦の才の使用数が特に高く後者2に枚は今回トップシェアを誇った電脳堺にほぼ確実に採用されているとはいえ、他デッキでの採用率も高く他のドローソースよりも採用率が群を抜いています。 今までの環境では、ドローソースを多く取り入れるデッキは罠型であったりミッドレンジ型に分類されるデッキに採用されることが多かったですが、それらデッキだけでなく、電脳堺の強欲で貪欲な壺等、展開系にも多く採用されるのが今期の特徴とも言えるかと思います。 今期はこれらメインデッキに多く採用されたドローソースによって、相手がメインギミックでたてた妨害+引き込んだ汎用の妨害カードを後攻から越えなければならないという状況が多いように感じます。

決勝トーナメント分布

決勝トーナメント進出者 ベスト8(24名)

決勝トーナメントの分布でも電脳堺がダントツのトップシェアで7人でした。7/9がトーナメント進出と、単純に分布が多いだけでなく分布の大半がそのまま上位へと進出するということで電脳堺の強さがうかがえます。 他予選分布上位デッキもほぼ順当に勝ち上がったため予選の分布をそのまま縮めたような分布となりました。 そして気になる結果は....... 第11回アマガサCS

優勝「公認大会☆49連勝☆」 しゃるるん  幻影騎士 しゅうや  エンディミオン Eiji     電脳堺

準優勝「王者の帰還」 イオリ     電脳堺 まこちゃん   サンダードラゴン せんやよ    電脳堺

3位 鎧武者  エルドリッチ(50枚) いくら      未界域 運だけの春日   未界域

4位 らびぴょん    十二獣 イシダ      サンダードラゴン べんぞう     エルドリッチ(60枚)

優勝チームはチーム内にトップシェアの電脳堺使用者が1名いるとはいえ、他二人が予選分布1.2と分布の少なかったエンディミオン、幻影騎士を使用しての優勝ということで今期はやはり少ないシェア数のデッキでも環境に合わせて構築プレイを磨くことで優勝も狙っていける様々なデッキにチャンスのある環境であると言えます。 また優勝準優勝チームにも電脳堺が3名と優勝、準優勝デッキの半分が電脳堺という結果となりました。 上位入賞されたチームの皆さんおめでとうございます!

上位者インタビュー

さて今回もいつも通り優勝者にインタビューをさせていただきました、また今回は優勝者だけではなく、優勝、準優勝チームから各1名にインタビューをさせていただきました。

上位者インタビュー せんやよ 電脳堺

インタビュー アマガサ 準優勝おめでとうございます。まず、メインデッキについてのご質問ですが、今回メインデッキは42枚ということですが構築の意図としてはどういったところがあるのでしょうか? せんやよ選手 よくある電脳堺の構築で三戦の才が1~2枚採用でメインデッキの枚数が40~41枚といった構築が多いですが、今回私は三戦の才を3枚採用してのメインデッキ42枚にしました。 これは環境の十二獣、召喚教導、サンダードラゴンの先行展開を返すのに三戦の才があるととても優位に働くため、デッキ枚数をかさましして42枚にしても3枚採用したといった感じです。 アマガサ 次にエクストラデッキですが、確定枠の多い電脳堺のエクストラデッキでビヨンド・ザ・ホープの部分は自由枠と認識しているのですが、今回ビヨンドザホープを入れられた理由を教えてください。 せんやよ選手 今回ビヨンド・ザ・ホープはコードトーカーの先行展開であるデコード・トーカー・ヒートソウル、トランスコード・トーカーの盤面を見るのが主な役割として採用しました。 現状のエクストラデッキでは対象のとれなく、打点での突破も条件が難しいため、その解答等として採用しました。 同じ役割でインフェル二ティ・ヘル・デーモンからの神立のオニマルといった突破方法もありますがエクストラデッキを二枠も使ってしまうため不採用にしました。 また、ビヨンド・ザ・ホープであれば次元障壁で『シンクロ』を宣言された中でも相手盤面の処理を行うことができるという点も良いです。 アマガサ なるほど確かに次元障壁下で相手の盤面を処理する手段としても、コードトーカーの先行展開を捲る手段としても優秀な1枚であると言えますね。 アマガサ 次にサイドデッキですが、一番に気になったのはやはりテラ・フォーミングと魔鍾洞なんですけど、これはどこを見ての採用だったのでしょうか? せんやよ選手 これは対電脳堺(ミラー)を意識しての採用です。 先行でVFD2体と朱雀を構えられた際、捲ることはおそらくほぼ不可能ですが、魔鍾洞+バック破壊カードと持つことで朱雀を破壊し、魔鍾洞を張れば魔鍾洞をに対しての相手の回答がなくなり先行展開を行っている分のデッキ枚数の差によってライブラリーアウトで勝利することができます。 アマガサ 電脳堺ミラーでの先行で魔法罠への対策カードを入れることがないので、確かにつんでしましそうですね! アマガサ 獣王アルファと禁じられた聖杯が1枚ずつ採用なのはどうしてでしょうか? せんやよ選手 今回環境的に聖杯は2枚採用しようと考えていたのですが、聖杯では王宮の勅命を重くうけてしまうため散らすためにも1枚ずつの採用にしました。 アマガサ なるほど、ありがとうございます。 インタビューは以上になります。準優勝おめでとうございました!

優勝者インタビュー

優勝者インタビュー しゃるるん  幻影騎士

アマガサ 優勝おめでとうございます。 さっそく構築についてお話を聞かせていただければと思うのですが、今回メインに金満で謙虚な壺が採用されていますが、除外する先などには困らなかったのでしょうか? しゃるるん選手 そうですね、除外するカードは相手や盤面、手札によって変わってくるのですが、基本はブレイクソード、ヴェルズナイトメア、ユニコーンorブレイクソード、レイダーズナイト、リベリオンといった形で除外することが多かったです。 アマガサ なるほど、基本絶対これえを除外するというものはあまり決まっていなく、相手をや盤面を考えながら除外していくのですね。 アマガサ 今回メインにライトニング・ストームを入れられています。 他デッキであまりメインでの採用されているデッキは少なくサイドデッキのイメージなのですがこれにはどういった意図があるのでしょうか? しゃるるん選手 そうですね、先行はある程度展開を決めることができれば勝つことができるデッキなので、 単純に後手で引いて強いカードが欲しい枠だったっていうのが主な理由です。 アマガサ また電脳堺-姫-娘々が今回採用されています。レベル3を並べることにおいて強力なカードであるとは思いますが、娘々には効果を使った後にデメリットもありますその辺は気にならなかったのでしょうか? しゃるるん選手 そうですねデメリットは気をつけないとリンク召喚ができなくなったり、未来皇ホープを出せなくなるため未来龍皇につなげることができないできなくなってしまします。 しかしそれ以上に緊急テレポート=レベル3×2となることが強く、アーゼウスを後攻で捲る時に大変強いカードとなります。 また除外を戻せるのでこのデッキとも非常に相性が良く、展開で除外した幻影カードを戻すことでリソースを確保することができます。 また墓地に置いておいて相手ターンのエンドフェーズにレベル3を蘇生して特殊召喚効果を使えばデメリットを無視することもできます。 アマガサ 効果の発動タイミングは少し難しいものの、採用することでそれ以上のパワーが得られるといった感じでしょうか? しゃるるん選手 そうですね。入れない手はないカードだと思います。

まとめ

今回は、電脳堺が分布を伸ばしましたが、今期の環境のメタゲームの中で、分布を維持することができるのか、十二獣やシャドール等のようにサイドデッキから重く見られはじめ分布を落とすのか、今後も非常に注目していきたいなと思います。 今後も新型コロナウイルスの感染拡大状況を見つつの次回大会の開催を目指していくことにはなりますが、今後もアマガサCSを含めた中四国の大会を応援、参加して頂ければと思います。 また最後なりましたが大会レポートを読んでくださった皆様に感謝申し上げます。 ありがとうございました!!

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