ポケカ第1期四天王、世界ベスト8によるCL愛知環境考察|あめれ
はじめまして! 今回縁あってmagiで記事を書くことになったあめれです。大学生として勉強しながら、趣味でポケモンカードをやってます。 高校生のときにポケモンカードにどハマりして、その時に世界大会に出場してTOP8になったことがあります。 今は大学受験も終わり落ち着いてきたのでポケモンカードを復帰し、また世界大会に出れるように友人たちと練習しています。 今回は『Aマーク落ちから新レギュへの変化』、『CL愛知の環境考察』について書いていこうと思います。
【あめれ選手(@Amere0817) プロフィール】 中学1年生でポケカを始める。2018年のシニアリーグ日本チャンピオンに輝き、2018年WCSではトップ8入り。その功績から第一期ポケカ四天王に選出。当時、高校二年生。 ~実績~ 第1期ポケモンカード四天王 2017年WCS 5位 日本チャンピオン決定戦 2017シニアリーグ 優勝
Aマーク落ちから新レギュへ
CL東京での発表で11月29日よりレギュレーションの変更によりAマークのカードが使えなくなり、先行でサポートが使えなくなりました。しかし、ソードシールドから新しくV・VMAXというカードも出ました。それによって新しいレギュレーションでは大きく環境が変わることになりそうです。
グズマがなくなったことによるゲーム展開の変化
今までは<グズマ>で相手のベンチポケモンを呼ぶことで勝負が決まることが多くありましたが、これからは<カスタムキャッチャー>や<グレートキャッチャー>、<ポケモンキャッチャー>などに代わり<グズマ>よりもハードルが高くなり、今までよりもベンチポケモンが呼ばれにくくなるため残りサイド1、2枚をどう取るかがより重要になってくる。
新レギュのシティリーグの上位のデッキや自主大会の優勝レシピを見ると基本的には<カスタムキャッチャー>+<グレートキャッチャー>で<グズマ>の役割を補おうとしている。<グレートキャッチャー>があれば<グズマ>よりも簡単にGXポケモンをベンチから呼ぶことができる。逆にVポケモンは<グレートキャッチャー>で呼ばれないといった大きなメリットを持っている。このことは新レギュにおいてとても大きなメリットであると考えている。<カスタムキャッチャー>に関しては2枚同時に使わなくてはならないため<グズマ>よりも圧倒的に困難な上、試合中に最大で2回しか呼び出されない。しかし、絶対にベンチを呼び出さないと倒せないわけではない。
ベンチポケモンに大ダメージ
先ほどはベンチポケモンを呼び出して勝つことに焦点を当てたが、ベンチポケモンを呼び出さずとも倒す方法はある。ベンチポケモンに大ダメージを与えることだ。例えば、<アーゴヨンGX>の「ベノムシュート」でベンチの<デデンネGX>に170ダメージを与えてサイドを2枚取ることができる。これはわざわざベンチを呼んで倒すよりも簡単だ。他にも、<ウッウV>や<アローラサンドパンGX>など。
しかし、ベンチポケモンへのダメージは<ミュウ>の特性ベンチバリアによって簡単に守られてしまう。いとも簡単に対策ができてしまうのでベンチに大ダメージを与える方法は強力だが脆い。しかし、強力であるのでデッキに採用される可能性は高い。
アローラベトベトンがいなくなったことによる特性の強化
新レギュでは特性を消す手段が格段に減った。新環境はたねポケモンを中心としたデッキが多く、<アローラベトベトン>で特性を消せなくなった影響は大きい。<無人発電所>は新レギュで特性を消せる数少ないカードだ。
しかしながら、新環境では<無人発電所>で特性を消せるポケモンが<ミュウツー&ミュウGX>や<デデンネGX>など対象があまり多くないのとスタジアムの張り替えなどにより簡単に突破されてしまう。なので新環境ではほとんど特性が消されることがほとんどないだろう。
このようなことから新環境の環境考察をしていく
CL愛知の環境考察
シティリーグ シーズン2の振り返り
とりあえず新環境になってからのシティリーグの結果を振り返ってみよう。
シティリーグリーグシーズン2の結果を見ると最初の週は発売前から話題になっていた三神ザシアンが多く入賞してる。他の入賞デッキも三神ザシアンを意識したデッキが多い。逆に二週目はほとんど三神ザシアンが入賞にいない。これは三神ザシアンが完全にメタられた(※対策された)のだろう。
三神ザシアン中心の環境
今までも三神系のデッキは強かったが、三神の相方ポケモンへのエネルギー加速を「アルティメットレイ」に依存してることが多かったのと技の威力が「オルタージェネシスGX」込み(自分のポケモンの使用した技のダメージを+30する)でもTagTeamを倒すのが困難だった。しかし、<ザシアンV>の登場によりそれらの問題は全て解決された。まず、エネルギー加速については<ザシアンV>の特性や<メタルソーサー>によって「アルティメットレイ」が使えなくとも後続のアタッカーが育てやすくなった。さらに技が鋼エネルギー3つで230ダメージなので「オルタージェネシスGX」込みで260ダメージなので<げんきのハチマキ>込みで270ダメージと多くのTagTeamを一撃で倒すことができる。これらの要因から三神ザシアンが強いことは発売前から概ね予想できた。しかしいざやってみると三神ザシアンが予想よりも強かった。このデッキに勝てないとまず環境ではやっていけないくらい。
三神ザシアン以外のデッキ
今回は対三神ザシアンを中心に書いていこうと思います。 ▼三神デッキ情報はこちらから ・【ポケカ最新環境情報】三神ザシアンデッキ優勝レシピまとめ ・【ポケカ最新環境】三神デッキ(アルセウス&ディアルガ&パルキアGX)優勝レシピまとめ
レッドパーフェクション
12/14シティリーグ福岡優勝
— あり (@ari_llll) December 14, 2019
レッドパーフェクション pic.twitter.com/1S3oW5iDEZ
三神ザシアンに対しては「オルタージェネシスGX」を使われた返しのターンに<リザードンGX>のフレアドライブGXで<三神(アルセウス&ディアルガ&パルキア)>を倒すことができ、さらに<大きなお守り>を<ミュウツー&ミュウGX>につけることで「ブレイブキャリバー」+<戒めの祠>を耐えることができる。このようなプランで<三神(アルセウス&ディアルガ&パルキア)>に対しては強く戦うことができる。他のデッキに対しても環境によってデッキに入れるGXポケモンを変えることで強く戦うことができる。
ピカゼク
シティリーグ春日部
— きく (@RfNS845pgAp7nRM) December 14, 2019
◯後攻6-1 ピカゼク
◯先攻4-0 コータス
◯先攻6-5 ホミカヤミラミイベルタル
◯後攻6-0ピカゼク
×先攻0-5 モクナシゴリランダー
予選3位通過
◯後攻6-2 三神ザシアン
◯後攻1-0 ピカゼク(4戦目の方)
◯後攻3-0 MM超バレ
優勝!
皆ありがとうございました😊 pic.twitter.com/hAewbc8t2l
三神ザシアンに対しては<ピカゼク(ピカチュウ&ゼクロムGX)>と<ライライ(ライチュウ&アローラライチ)>が鋼抵抗を持っているので<戒めの祠>を耐えられ、<ライライ(ライチュウ&アローラライチュウGX)>は<大きなお守り>なしで「ブレイブキャリバー」を耐えることができることで試合を優位に進めることができる。<シビルドン>があることによって<タチフサグマ>対策もできている。
タチフサグマ
とあるBOX争奪戦優勝のタチフサグマ。
— meiouseiO | ポケカ考察 (@MeiouseiO) December 7, 2019
シティで上位にあがってたのとはまた構築違うと思うけど、ジグザグマとタチフサグマの特性でダメカンを合計4個乗せてデスカウントGXとかヤミラミVに繋げたり、ミミッキュで特性消したりとテクいこともできるようになってる。 pic.twitter.com/c2XwR9bve8
今の環境がたねポケモンが主流なので「ブロッキング」で詰ませることができ、生半可な対策には対策ポケモンを<イベルタルGX>のデスカウントGXで倒してから「ブロッキング」で勝つことができる。さらに最近流行っている<フィオネ>に対しては<隠密フード>で詰ませることができ、環境によって対策の対策を考えていくことになるだろう。
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。 初めての記事で読みにくいとこが多くあったと思いますが皆さんのCL愛知に少しでも役立てば幸いです。







