遊戯王 未開封BOX の偽物、再シュリンクの偽造品の事例/見分け方/安心して購入する方法
遊戯王のBOXを購入して、自宅に帰って落ち着いたところで、バリバリとシュリンクを剥がしている瞬間にワクワクする人は多いのではないでしょうか?
しかし残念なことに昨今、シュリンク偽造品BOXが市場に流れてしまうケースが出ています。
今回は、シュリンク偽造品に関する解説と、偽造品を購入した場合の対処方法を解説します。未開封BOXを店舗以外で購入する予定がある人は、ぜひ読んでみてください。
シュリンクとは?
まずはそもそもシュリンクと聞いてピンと来ない人のために簡単に解説します。シュリンクとは、BOXの一番外側にピッタリと張り付いている透明のビニールです。
あのビニールを貼り付けることをシュリンク包装と呼び、未開封BOXを求めているコレクターから、未開封であることの証拠としてシュリンクが付いている状態が望ましいとされています。
シュリンク有りと無しでの価値の差
シュリンクがあるのとないのとでは、市場価値が大きく異なる場合があります。例えば数年以上前の絶版パックは、コレクター需要が有りカードショップで高額買取される場合があります。
しかし、買取に持って行く未開封BOXにシュリンクが付いていなかったり、シュリンクの状態が悪かったりすると、数万円での買取が期待できたものが買取不可になることもあります。
また、フリマアプリでの価値もシュリンクがあるのとないのとでは変わってきます。ただ最近では、個人での未開封BOX販売でシュリンク詐欺が出てきてしまい、シュリンク付きだったとしても高額BOXは警戒が必要になってしまいました。
シュリンク偽造品による被害の恐ろしさ
シュリンク偽造品の恐ろしさはいくつかあります。
特に超高額カードが封入される可能性のあるパックは、警戒が必要です。
既に開封済みで、ハズレが確定している
BOXの中から数万円を超えるような超高額カードが封入されているパックは、シュリンク偽造品が既に開封済みの可能性があります。
シュリンク詐欺のBOXは、シュリンクを開け、中のパックを後が残りにくいように開封し、高額カードや当たりカードだけを抜いて外れカードを残した状態で販売されています。開封されたパックは熱によって再度貼り付けられていて、よく見ないことには未開封品かどうかがわかりません。
ただ自分の運が悪かっただけとガッカリしがちですが、熱で再びパックを閉めたとしても1度開けた後が残るので騙されたことが分かってしまいます。
このシュリンク、、、
— もちお@TCG (@mochio_yugioh) February 18, 2021
素人が見ても偽物で草(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)💦
みんな絶対買わないように🤞 pic.twitter.com/DGnotg50dJ中身が違うケースも
BOXの中身が開封済みで、開封した後を消そうと残しているケースならともかく、そもそも中身が完全にすり替えられてしまっている場合もあります。未開封品として販売されていた場合であれば、完全に詐欺商品です。
シュリンク付き、未開封品としての価値がなくなる
もし未開封のBOXをコレクションしているのであれば、偽のシュリンクでは未開封品としての価値がなくなってしまいます。棚にシュリンク付きで並べられるなら良いと考える人ももしかすると中にはいるかもしれませんが、やはり1度開けられて、中身が格安で売られているパックにすり替えられていると考えると恐ろしいものですよね。
シュリンク偽造品の見抜き方
未開封BOXを購入する多くのケースは、フリマアプリでの購入になるのではないかと思います。しかし、画像だけを見てシュリンク偽造品かを判断するのはほぼ不可能です。
実際に手に届いてからの見分け方としては、シュリンクがペラペラとしていて薄い、不自然な穴が空いているなどが挙げられます。
シュリンク偽造品を購入した場合の対処方
フリマアプリでシュリンク偽造品を購入した場合ですが、まず、正規品を購入したと納得できるまでは、受け取り評価をしてはいけません。受け取り評価をしてしまうと基本的には取引に納得したことになってしまいます。
出品者に連絡を行い、状況の説明。その後返品対応を行うのが通常の流れです。連絡がつかなくなった場合は運営に対してトラブルの報告を行いましょう。
未開封BOXを安全に購入する方法
magiに限らず、メルカリ、ラクマ、ヤフオクなどのフリマアプリ、オークションサイトで未開封BOXを購入する場合は充分に注意した上で、高評価のついている出品者からの購入をおすすめします。
まとめ
今回は、遊戯王の未開封BOXやシュリンク偽造品に関して解説を行いました。
なかなか手に入らないレアなBOXの開封をしたい人がいる一方で、シュリンク詐欺が行われているのは残念なことです。
特にシュリンク偽造品は画像だけでは判別がほぼ不可能なため、購入する際は出品者情報を確認することと、すぐに受け取り評価を行わないことを徹底しましょう。