【遊戯王】『遊戯王 真デュエルモンスターズ 封印されし記憶』《レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン》初期と共に歩む〜六枚目〜 | 陰キャで陽気な葬儀屋
さて、皆様は『挫折』を経験した事はありますか? 夢に挫折、仕事に挫折、恋に挫折etc 挫折の種類、大きさは人それぞれだと思います。 挫折を経験した事によってそれをやる気に転換し諦めず日々努力し折れかけた心を奮い立たせ挫折経験を人生の財産とし成功に導く。 大いに敗北し挫折に打ち拉がれ絶望に立たされようとも何度も何度もくじけずに意思を貫く、これすなわち・・・ 百折不撓なり! 何が言いたいかというと、皆さんは挫折経験ありますか?って事! ども、陰キャで陽気な葬儀屋です!(@youkinasougiya) いきなり何言い出すんだコイツって思われたかもしれませんが、人生の成功者のほとんどが『挫折』を経験されてるんですよね。 何十年も人間学を学んでいるとこんな話ばっかりしてしまうんでねお許し下さい。 と言う事で、やってまいりましたこのコーナー! ☆遊戯王 初期カード myこれくしょん DE! 完全網羅☆ 庶民派遊戯王コレクターでもある僕が一枚一枚何かしら独断と偏見で 評価!考察!コメント!さらには思い出を振り返りながら まったりの〜んびり超Exciting!に紹介していくこのコラム! さぁ、今回紹介するのは、僕が人生で初めて『挫折』を味わったゲーム 『遊戯王 真デュエルモンスターズ 封印されし記憶』に封入された一枚。
《レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン》
効果モンスター 星8・闇属性・機械族 攻撃力2800/守備力2400 【効果テキスト】 「メタル化・魔法反射装甲」を装備した「真紅眼の黒竜」を生け贄に捧げる。デッキからこのカードをフィールドに出すことができる。
【PREMIUM PACK5】
「メタル化・魔法反射装甲」を装備した「真紅眼の黒竜」を生け贄に捧げる。デッキからこのカードを特殊召喚し、その後デッキをシャッフルする。
【決闘者の栄光-記憶の断片-side:武藤遊戯】
このカードは通常召喚できない。自分フィールドの、「メタル化・魔法反射装甲」を装備した「真紅眼の黒竜」1体をリリースした場合にデッキから特殊召喚できる。 「デッキからこのカードを特殊召喚する。」と言う効果は非常に珍しい効果で、この場合《レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン》の効果による召喚条件はデッキ内で発動していると言う考え方も出来る。故に手札にあったら効果による召喚条件を満たさないので召喚できない。
1999年12月9日に発売したPlayStation用ソフト 『遊戯王 真デュエルモンスターズ 封印されし記憶』封入。 初回生産版に封入されていたのが以下の5種類
《メタル・デビルゾア》
《レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン》
《デビルゾア》
《ハーピィズペット竜》
《メタル化・魔法反射装甲》
以上の5種類の内3枚が封入されていた。 当たりパックは《レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン》or《メタル・デビルゾア》どちらかが封入された物でハズレはシ上記2枚無し。 《レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン》における原作での活躍は、「決闘者の王国編」にて城之内VSキース戦(単行本14巻参照) レッドアイズに攻撃を仕掛けるリボルバードラゴンに対し城之内がものマネ幻想師を発動、対象はキースが使用したメタル化・魔法反射装甲をレッドアイズが装備した事で召喚された。 キース戦ではフィニッシャーになるなどかなりの活躍とその見た目の格好良さから強く印象に残っているが、原作ではこの1回、アニメではドーマ編含め2回と出番は少ない。 本来の必殺技名は「ダーク・メガ・フレア」だが原作シーンでは黒炎弾表記。 原作・アニメどっちが悪いとは言いたく無いが差別化は必要だったはず。 どうでも良い話だが 《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》略称:レダメに対し、 《レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン》を“レブメ”とは呼ばない。
当時の記憶
当時から有名だった《レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン》の話。 『公式に見捨てられた一枚。』 は、伝説として語り継がれている。 『ザ・ヴァリアブル・ブック2』を持っている方は是非ブラックメタルのページを開いてほしい。 公式のコメント欄「活用アドバイス」・・・「活用アドヴァイス」を読んで欲しい。大事なので2回言いますた。 「メタル化」をつけただけのレッドアイズの攻撃力は2700。こいつにしても100あがるだけ、しかも「メタル化」の特殊効力は消えてしまう。生け贄にしないほうがいいかも・・・ オーマイガァァァァァァァァ!!!!!!!!! わかる!公式さんの気持ちは痛いほどわかる!プレイヤー目線で見たらその通りなんだけど、ここはオーバーでも良いから「デッキから特殊召喚が出来る!」とか「《落とし穴》は効かないぜ!」みたいな事は書いて欲しかったなぁ。 これが原因というわけではないけども、僕の周囲で持ってる子、デッキに採用してるって子はいなかったかなぁと。 そもそも《真紅眼の黒竜》を素材にする時点で当時の環境では出すことさえ困難。 強いて良いえばイラストの格好良さや原作の活躍ぶりを見て好きだった人は多かった印象。 僕個人的な話になるが、カード欲しさにソフトを2つ買ってもらった。 クリスマスに1本、お年玉で1本。 無事、《メタル・デビルゾア》と《レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン》両方を手に入れたわけだが、一度もデュエルに使用する事なく20年が経った。 それぐらい当時から使われることがなかったって事。 公式も次回デュエリストパックとか出すならキース編で出してメタル化を内蔵した《メタル・デビルゾア》や《レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン》なんかを出してもバチは当らんはず。
近年の《レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン》
収録リスト 遊戯王真デュエルモンスターズ 封印されし記憶 付属カード Secret PREMIUM PACK 5 P5-07 Ultra,Parallel 決闘者の栄光-記憶の断片- side:武藤遊戯 -JPM16 (Millennium) 人気の高いカードの割に再録回数は異常に低い。 これに関しては当時からなのかもしれないが、特段効果が強い訳でも無くプレイングにおいては現環境でも需要なし。 決闘者の栄光での再録も何故、人気の高い初期イラストではなかったのか? ポジティブに捉え、初期に特別感を持たせるためだと言うのなら PP5版での再録も頷ける。(PP5はPREMIUM PACK5の略) 一応、プレイヤー目線で考えた時も近年凄まじい強化の入った《レッドアイズ》カテゴリーであるわりには《紅玉の宝札》やその他恩恵を受ける事が出来ず、なんならドラゴン族ではなく機械族。報われないなぁ〜 しかしながらコレクター需要はここ数年間で飛躍的に向上し、レッドアイズファンのみならず、イラストのカッコ良さ等から一目置かれるようになった。 この後はお待ちかねの相場コーナー!
《レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン》初期って今おいくら?
あえて先に現時点での相場をお伝えしておこうと思う。
【ヤフオク!相場】
¥11,095.(最高落札価格¥102,980.) ※相場はリアルタイムで変動
【オークファン相場】
¥15,736. ※相場はリアルタイムで変動
この相場はあくまでもオークション取引の相場であり 上はゲーム未開封品やパック未開封品、下はPP5版や決闘者の栄光と初期のみの平均相場ではないので注意していただきたい。 ちなみに皆様は、この価格を見てどう思われますか? 高い?安い? 僕は「”まだ”安いなぁ」と思った次第。 故に欲しい人は、 今が買い時!!! その理由は発行枚数にあり! 数年前に仕事の関係でゲームの累計販売数を調べていた事があり、その時自分で気になっていた『遊戯王 デュエルモンスターズ 封印されし記憶』を個人的に調べたことがあった。←仕事しろw 正確な数値はハッキリと覚えてはいないが確か45万本〜50万本くらい。 『ワンピース グランドバトル』が約46万本だからほぼ同じくらい売れていた。 んで、重要なのはここから! 初回生産版には全5種類からなる限定カードが封入されていた。 その内の一枚が《レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン》 ここからは単純計算になるが累計販売数をわかりやすく50万本だとしてソフト一本に3枚封入されていた50万×3枚=150万枚が封入カードの総枚数、それを踏まえて、150万枚をカード5種類で割り算すると一枚当たりの発行枚数は30万枚。 《レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン》と《メタル・デビルゾア》の封入率は低かったことを考えるとこの2種に限っては15〜20万枚くらいの発行枚数が妥当じゃないかなと個人的に思う。
ちなみに《レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン》と《メタル・デビルゾア》は当時、集英社から発刊された『遊戯王 デュエルモンスターズ 封印されし記憶』の攻略本のとあるコラムに封入カードの紹介ページがあり、そこでは 「《メタル・デビルゾア》を手に入れた人は、かなりラッキーだぞ!」と言う吹き出しが書かれていて、実際当時の販売価格や物珍しさは《メタル・デビルゾア》に軍配が上がっていた。 しかし時が経つにつれて、《レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン》の元よりの魅力やファンが多いこともあり現在では人気も価値も格上になった。 この攻略本にも特典が付属しており
《カオス-黒魔術の儀式》が封入されていた。 少々脱線してしまったが、最終的に何が言いたかったのかと言うと 当時のプロモにしては発行枚数が多いと言う事。 参考程度に言っておくと、『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』の前売り券で貰えた《青眼の亜白龍》KCレアは20万枚限定だった。 なんだったら、週替わり入場者プレゼントカード各種は15万枚。 以上の点を踏まえてぐグレーディングレートの話をしましょう。(PSA基準) GEM-MT10、MINT9:7万〜ASK(10万円前後) NM7:2万〜4万前後 これより下は高い物で1万前後、VG3くらいなら¥3,000弱で買える。 今後このカードを購入する方がいたら一つ知っとくと良いことがあります。それは 安価でも状態の良い物が買える事がある。 先に述べたかもしれないがこのカードに至っての話、当時からデッキ構築。採用するプレイヤーは殆どいなかった。いや、断言しよう、いなかった! そりゃあ公式もディスるわけだ、が!今となってはそれが功を奏し、美品の上玉 それなりに残っているのだ。 だが僕の放った言葉を思い出して欲しい「”まだ”安いなぁ」と思った。 “まだ”あくまでも“まだ” ここ数ヶ月の初期の相場変動を見ていると本格的に高騰するのも時間の問題。 買取相場もまだまちまちだが、安い所は¥1,000〜高い所でMAX¥3,0000買取。 カード査定をしてた当時、¥2,000買取でも高い!って言われた時代が懐かしい。 買われる際はmagiや比較サイトを使って納得のいく一枚を買って欲しい。 今回登場して紹介できなかったカードはまたの機会にちゃんと紹介しますね。 それではまた次の一枚でお会いしましょ〜 Don’t miss it!