【MTG】基本土地「APACランド」とは?相場は?価格推移は?
マジックはゲームとして面白いのはもちろんですが、コレクション性も高いカードゲームです。他のトレーディングカードゲームとの違いの1つに土地という概念があります。基本土地カードの効果は、当然どのセットでも変わらないのですが、イラストや希少性によって値段が変わります。
今回はそんな土地カードの中でも特に人気のあるAPACランドについて、相場や価格推移も交えて詳しく紹介します。
APACランドとは?
APECランドとは、アジア・太平洋地域(Asia-Pacific Economic Cooperation)での販促用に作成された基本土地のプロモーションカードです。
そもそも、アメリカなどではテンペストのブースターパック1箱におまけとして付属されていましたが、日本においてはさまざまなイベントで配布されました。イラストはアジア・太平洋地域の特徴的な風景となっています。赤(RED PACK SET1)・青(BLUE PACK SET2)・透明(CLEAR PACK SET3)のフィルムに各基本土地が1枚ずつ収録されました。
世界的に人気のあるAPACランドですが、特に日本では透明パックSET3の山/Moutainとして収録された富士山が人気です。多くのカードショップでは、この富士山のみシングルカード価格が高めに設定されていると言われています。
APACランドの相場は?
次にAPACランドの相場を紹介します。シングルカードの価格は、記事執筆時(2021年10月20日)の晴れる屋通販買取サイトの買取価格で統一しています。
平地/Plains
画像出展:晴れる屋APACランドの価格は現在、SET1の平地が6,000円、SET2の平地が600円、SET3の平地が800円となっています。この中で最も人気のひまわり畑のイラストであるSET1の平地がずば抜けて高いですね。
山/moutain
画像出展:晴れる屋次はAPACランドの山です。こちらは先ほどにも述べた富士山のイラストのSET3の山が最も高く、買取価格5,000円となっています。その他SET1は800円、SET2は1,000円です。SET2の平地が600円であったのに比べると、山の方が高い価値がついています。
沼/Swamp
画像出展:晴れる屋次はAPACランドの沼です。こちらはSET2の沼の値段が高く、4,000円になっています。その他SET1が300円、SET3が100円となっており、最も価格差があります。
島/Island
画像出展:晴れる屋次はAPACランドの島です。島はこれまで紹介してきた土地と比べると価値が下がります。3セットの中で最も高いカードがSET2の島で1,500円です。その他SET1が600円、SET3も同じく600円となっています。
森/Forest
画像出展:晴れる屋最後に森を紹介します。森はAPACランドの中で最も価値が低いカードとなっています。3セットの中で高額なカードはSET3の森で価格は400円。SET1とSET2はどちらも300円です。イラストに特徴がないためか、あまり人気のない土地カードのようです。
APACランドの価格推移について
次にAPACランドの価格推移について見ていきましょう。価格推移を確認することで売買するタイミングの参考になります。
平地/Plains
平地に関しては過去半年間にわたって特に大きく変化していないようです。今後も特別大きな変化はないと思われます。
山/moutain
山は2021年5月から6月かけて緩やかに下降しましたが、6月以降ほとんど価格の変動はありません。
沼/Swamp
沼に関しては、過去半年間にわたって特に大きな変動は見られません。今後も先で紹介した価格から大きく変わることはないと思われます。
島/Island
島に関しても、過去半年間で大きな価格の変動は見られません。8月の中旬に若干価格が上がった程度で、それ以後はほとんど変動していません。今後も大きな変動は見られないでしょう。
森/Forest
森に関しても、過去半年間で大きな価格変動は見られません。よって今後も特別なアナウンスなどがない限りは、価格に変化が出る可能性は低いでしょう。
まとめ
今回の記事では、APACランドについて解説してきました。20年近く前のプロモカードだけあって、土地カードの中では価値が高いものが多かったですね。特に現在でも人気のひまわりの平地は土地カードの中でもかなり高額でした。
一方、すべてのSETのカードに高い価値がついているわけではありませんでした。特に森カードに関しては、どのSETも価格が低く、過去セットのいくつかあるフルアート土地の方が価値が高いことがわかりました。
価格推移についてはいずれの土地も大きな変動は見られませんしたね。そのため、欲しいと思った時、売りたいと思った時が最適のタイミングであると言えるでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。