ニコルボーラスの相場は?価格高騰・値上がりしている?
元々MTGの有名カードである『ニコル・ボーラス』。 デュエルマスターズでも強力な能力を誇り、数多のプレイヤーに使われてきました。 今回はそんなニコル・ボーラスの相場、価格の変動をまとめていきます。
ニコル・ボーラスとは
ご存知の方もいるかもしれませんが、これから価格をまとめるにあたり、ニコル・ボーラスの基本情報をご紹介します。
【ニコル・ボーラス】コスト8/火、水、闇/エルダー・ドラゴン プレインズウォーカー ■Wブレイカー ■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の手札から7枚選び、捨てる。 ■このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体、破壊する。 【環境での活躍】 DMX-22(超BBP)で初登場し、【5C】【チェンジザドンジャングル】【連ドラグナー】等様々なデッキで採用されました。 Cipで相手の手札を7枚捨てさせるという強力な効果を持っています。 種族には『エルダー・ドラゴン』も持っており、サポートカードの恩恵も受けやすいです。
種類
ニコル・ボーラスは2022年5月23日現在 ■DMX-22『超ブラック・ボックス・パック』 ■DMRP-05『豪快!!ジョラゴンGo Fight!!』 ■DMEX-12『最強戦略!!ドラリンパック』 ■DMEX-17『20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX』 ■DMEX 18『20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ』 の合計5回収録されています。 それぞれ仕様や価格が異なるので1つずつご紹介していきます。BBP版
BBP版最初に収録されたニコル・ボーラスです。 通称『初代ニコル』、『黒枠ニコル』、『BBPニコル』等と呼ばれています。 デュエルマスターズでは最も価格の高いバージョンのニコル・ボーラスであり、最も人気があります。 【相場の推移】 ※こちらはその年の1月⇒12月の価格変化なので、詳細な価格推移は省略しています。 2016年 約5,000円⇒約7,000円 2017年 約7,000円⇒約10,000円 2018年 約10,000円 2019年 約10,000円 2020年 約10,000円⇒約8,000円 2021年 約8,000円⇒約6000円 2022年 約6,000円⇒約3000円 このようにBBP版ニコル・ボーラスは2017年~2019年がピークで、その後下落しています。 全盛期と比較すると価格はおよそ3分の1程まで下がり、入手しやすい価格になりました。 これは採用率の低下、再録による供給の増加などの要因があります。
UGC版
UGC版2番目に収録されたニコル・ボーラスです。 通称『UGCニコル』と呼ばれています。 豪快!!ジョラゴンGo Fight!!』にUGC枠として再録されました。 【相場の推移】 2018年(3月)約5,000円⇒約6,000円 2019年 約6,000円⇒約7,000円 2020年 約7,000円⇒約5,000円 2021年 約5,000円⇒約2,500円 2022年 約2,500円⇒約1,800円 UGC枠なので封入率は1カートンに1枚以下とかなり低確率で、発売直後からしばらく高額で取引されました。 しかし後述するドラリンパックやメモリアルパックでの再録で供給が増え、徐々に価格が落ち着いていきました。
ドラリン版
ドラリン版3番目に収録されたニコル・ボーラスです。 DMEX-12『最強戦略!!ドラリンパック』にドラリンレア枠として再録されました。 【相場の推移】 2020年(7月) 約6,000円⇒約5,000円 2021年 約5,000円⇒約3,500円 2022年 約3,500円⇒約1,900円 こちらは封入率こそ低いものの、多くのパックが剥かれたため、市場の供給量が増加しました。 このドラリンパックの再録によって全体の値段が落ち着きました。
デュエキング版
デュエキング版4番目に収録されたニコルボーラスです。 DMEX-17『20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX』にデュエキングMAX枠として再録されました。 【相場の推移】 2021年(10月) 約3000円⇒約2000円 2022年 約2,000円⇒約1,000円 前回の収録から約15ヶ月で再び再録されました。 この再録によってUGC・ドラリン版は5000円の大台を切りました。 また環境の高速化による採用率の低下も相まって、デュエキングMAX版は2000円で買えるようになりました。
パラレルマスターズ版
パラレルマスターズ版 2022年5月現在、最も新しいバージョンのニコルボーラスです。 DMEX 18 『20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ』のSR枠として再録されました。 【相場の推移】 2022年 約800円 旧枠のMTG枠のニコルボーラスです。 イラストは初代ニコルやUGC等と同じイラストが採用されており、枠・フォント種族の表記位置のみが変更されています。 封入率も他のバージョンと比較すると高く、ニコルボーラスの中では最も安価なカードです。 FTは初代BBP版と同じものが採用されています。まとめ
各ニコル・ボーラスの相場変動をご紹介しましたがいかがでしたか? 全盛期には約1万円もする高額カードの代名詞でしたが、度重なる再録・採用率の低下によって価格は落ち着いていきました。 イラスト人気も高く、飾り映えするカードなので値段が下がった今、コレクターの方は買い時かもしれません。 最後まで読んでいただきありがとうございました。