配布枚数はなんと〇枚!?海外版デュエマのトーナメントプロモについて徹底解説! | なず
海外版・トーナメントプロモ!
みなさんこんにちは。海外版コレクターのなず(@snowfaily_dm)です。最近は雨が多くて湿気がすごいですね。US版のカードはやたらと湿度に敏感なので、管理に結構難儀してます。(まさか2重スリーブでも反るとは...) さて今回はですね、海外版プロモの花形、トーナメントプロモについて解説していきたいと思います! 他のプロモとは違い何か「特別なもの」を感じさせるカード達。それらが実際どの様に特別であったのか、とくとご覧ください!
T1/Y1 「暴走するロング・ホーン/Stampeding Longhorn」
Year1プロモでご紹介したバーニングヘルと同じく、アメリカでのモールツアーで配布された様です。初めはこれはただのチーティングイベントだったと思っていたのですが、どうやら並行してトーナメントも行われていたらしく、このロングホーンはその時の大会の賞品だったらしいですね。 当時の宣伝サイトによるとこのイベントが実施された日数は合計で30日。トーナメントが何回行われたのか、何位までのプレイヤーに配布されたのかは不明ですが、1日1回の開催、優勝者にのみ配られていたと仮定するとこのカードは公式には30枚ほどしか配布されなかったことになります。 ただこれまでに実際に出回った数を見るに、私が確認したケースだけを見てもそれほど少ないようにはあまり思えませんね。本当に30枚しか出回っていないのなら、雑誌の付録であったNeveよりもずっと手に入りづらいと思います。 何だかんだで予備のカードが出回っていたり、他には午前と午後で2回開催されていた可能性等も十分にあると思います。 しかしそれでも、海外版デュエマの中では十二分に希少なカードの1枚に数えられるでしょう。カード単体での人気はイマイチで入手難易度としては中の上程度ですが、コレクターズアイテムとしてのポテンシャルはそれなりに高いものと考えています。近い将来にはどうなっているか全く想像がつきませんね!海外版プロモ界最大のダークホースです! 希少度:★★★★☆ 人気度:★☆ 実用性:☆ 総合評価:★★★☆
T2/Y1 「デーモン・ハンド/Terror Pit」
アメリカでの大規模な選手権で配布されたプロモカードです。テキスト欄には「Invitation」(招待状)の透かしが入っています。 さてこの「デーモン・ハンド/Terror Pit」 ですが、基本的にDM-12までのカードプールで遊ばれることの多い海外ではこのカードの人気は非常に高いです。その上、比較的安易に配られていたJDCプロモと比べて、入手手段もかなり限られています。とすれば、この「デーモン・ハンド/Terror Pit」のプロモの価値はとんでもない事になっているのでは?と容易に想像することができます。 しかし実際にはそうではありません。 後述する二枚のプロモにも共通している事なのですが、何故かこれらのカードを10枚単位で所有しているコレクターやプレイヤーが何人も居るのです。 いやあ、なんとも不思議ですね。実はこれは海外でずっとデュエマを続けてきた猛者たちに与えれた、いわば特権の様なものでもあります。 私たちは幸運にも日本で最新のカードを最速で入手し、何の苦労もなくテキストを解読して使用する事ができますが、私たちの知らない所にもまた、私たちが想像すらしていなかった優位性があるという事なのでしょう。こればっかりは今となってはどうしようもないですね。 このカードのポテンシャルについては正直「謎」です。真実がどうなのかは引きずり込まれた牛くんにさえ解らないでしょう。とにかく言えるのは、欲しいのなら入手しましょうという事だけです。 希少性:- 人気度:★★★★★ 実用性:★★★★★ 総合評価:★★★★
T3/Y1 「ホーリー・スパーク/Holy Awe」
これは今で言うCSの様なDM-04期のトーナメントで配布されたプロモーション・カードです。「デーモン・ハンド/Terror Pit」 とは違い多くの店舗で開催されたので、配布枚数は最低でも3000枚ほど。これも何故か完美品クラスの物が多く出回っており、不思議なことになっています。 イラストは海外版限定の物となっており、この物珍しいイラストが海外版収集のきっかけになったという日本人の方も多い事でしょう。 とりあえず1枚でいいから持っておきたくなりますよねそうして調べていくうちにいつしか他のプロモにも海外版限定イラストが存在している事に気づき、沼に嵌っていくのです。 という事でこちらの1枚、海外版入門に大変オススメとなっております。今はまだ比較的入手しやすい部類のカードですが、欲しがる人が増えればまた話は変わって来る事でしょう。スムーズにコレクションを育てる秘訣は、手に入るうちに手に入れておく事です。レッツmagi! 希少性:★★★ 人気度:★★★★★ 実用性:★★★★ 総合評価:★★★☆
T4/Y1 「コーライル/Corile」
上の「ホーリー・スパーク/Holy Awe」に続き、こちらもDM-05の店舗トーナメントで配布されたプロモです。同様にアルトアート仕様で、日本でもかなり人気の高い1枚です。 配布枚数は同じく推定で3000枚以上と思われますが、何故か入手難易度は「ホーリー・スパーク/Holy Awe」よりもずっと上です。もう勘の良い方は何となくお察しの事だと思われます。「特権」、欲しいですよね。(大〇製薬のCM風に) さて大体の解説は概ね「ホーリー・スパーク/Holy Awe」と同じですね。こちらも同様に入手して、海外版沼に本格的に嵌っていく流れが王道なのではないかと思います。 余談ですがクラシックでは制限カードに指定されてしまったこのカード、海外環境でもしばしば問題視されておりコミュニティによっては独自に制限や禁止(!)カードに指定されていたりします。プロモの存在する海外版カードとしてはトップクラスのパワーカードとなっております。 希少性:★★★☆ 人気度:★★★★★ 実用性:★★★★★ 総合評価:★★★★
T5/Y1 「アクア・ハルカス/Aqua Hulcus」
いつでも謎だらけの海外版デュエマですが、このアクア・ハルカスもまた多くの謎を秘めています。 配布されたのは前述の「デーモン・ハンド/Terror Pit」と全く同じイベント。同じ日のトーナメント本戦を勝ち抜いた上位8名に配られたカードの様です。が、明らかにそれよりもずっと多くのこのカードが出回っています。私が確認している分だけでも、既に日本国内で8枚以上の出回りがあります。 そして奇妙なのがカード右下に記されたナンバー。日本国内でも、海外のどのコミュニティにおいても「T5/Y1」に位置するカードとされていますが、実際にはホーリー・スパークと同じ「T3/Y1」と印字されています。 これは「アクア・ハルカス/Aqua Hulcus」側に起きているエラーだとするのが通説の様ですが、個人的には正確にはこちらが「T3/Y1」のプロモで、「ホーリー・スパーク/Holy Awe」が「T4/Y1」、 「コーライル/Corile」が「T5/Y1」なのではないかと考えています。 「T2/Y1」のデーモンハンドと同じイベントで配布されたのですから、こちらと連番になっている方が自然です。恐らく実際にミスが起こったのはホーリースパークとコーライルのナンバーを設定する時だったのではではないでしょうか。 さてナンバーについてはさておき、海外ではアクアハルカスは全てのコミュニティにおいて無制限カードであり、制限を設けるべきカードとして注目される事もまったくありません。 なのでクラシックでは1枚だけ用意すればいい日本とは違い、この「アクア・ハルカス/Aqua Hulcus」は日本よりも海外で人気の高いカードと言えるでしょう。 このカードに関してはあまり正確な見通しが無いのですが、実用性が非常に高く、流通数もそれ程多くはないと予想される事から今後の入手は困難になってくるのではないでしょうか。 希少度:- 人気度:★★★ 実用性:★★★★★ 総合評価:★★★★
まとめ
いかがでしたでしょうか?海外版プロモと一括りで言っても、実際は配布方法により入手難易度がまるで違う物もあったりします。それはトーナメントプロモというグループにおいても同じで、私もまさかアクアハルカスがこんなに(公式上では)レアなカードだとは思いませんでした。 それだけにどうして完美品クラスのカードが、予想される配布枚数を超えて出回っているのか?と、色々な謎がどんどん浮かび上がってきます。個人的に聞いた話や海外でカードを探している時の経験からある程度の予想をつけていたりもしますが、それでも不明な点はまだまだ多いです。その最たる例がスクリームアサシン等の超がついても足りないレベルのレアカード達でしょう。 まあ要するに沼ですね。 それにしても当連載がどれくらい影響しているのかはわからないのですが、近頃は海外版デュエマの人気が今まで以上に高まりつつある様な気がしますね。デュエマ大航海時代も間もなく幕開けでしょう。 海外版カードを安く、安全に購入したいのであればトレカ専用フリマアプリmagiがおすすめです! 使えば使うほどお得なアプリなので私自身もよく利用していて、丁度今絶賛セール中です!お安くしていますので沢山買ってください!(切実) magiで海外版デュエマを探す!