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海外版コレクターも騙された!?ロゴ有りシュリンクの海外版デュエマ偽造BOXを徹底解説! | なず

時は2020年9月某日...(海外版デュエマコレクター・なず@snowfaily_dm)は新たなお宝を求めて航海を続けていた...。 「ん?英語版の03と04が出てますねぇ!丁度持ってなかったし買います買います。シュリンクにロゴもあるし、04の偽物BOXは聞いた事ないから本物だってハッキリわかんだね(断言)(ポチー」 イスラエルからとはある所にはあるもんなんやなあ~。メールも送るやで!カタカタ 「日本から失礼するゾ~。一杯箱持ってるみたいだからよかったらいくつか売ってください!」 「おっいいぞ」 「ええやん。なんぼなん。」 「(ここで連絡が途絶える、ここまでで5日くらい)」 「はえ~イスラエル人のメールすっごい遅い...まあ安かったし大量にメールきとるんやろな。まま、2箱買えたし両方とも発送されたし、まあええわ。」 そうして約一週間後に一箱、さらに数週遅れてもう一箱が到着した...。コレクターはシュリンクのロゴを確認すると、満足して保存用のBOXにしまい込んだのだった...。 それから更にもう少し経ち、何時もの様に「沼」の精鋭たちが集うTwitterを眺めていると... 「英語版の03と04を大量に入手しました!ご興味ありましたら~...」 「あっ、ふーん...(察し)仕方ないね(レ)」 「購入しましたが、開けたら偽物でした...」 「ファッ!?」 「すみません、開封した購入者の方から偽造品との指摘が...」 「ん...?最近出てきてたDM-03と04?まさか...」 ああああああああああああああああ!!!! その後何かとつけて返金を拒むセラー!「解った、10%だけ返金しよう!それで満足な筈だ」 「満足なわけあるかい!」 クレーム処理に及び腰な仲介業者!「14日の間に解決しなければ調査いたしましょう」 「おっせぇわ!もう5日は返信が来とらん!」 海外で始まる偽物の流通!「DM-04未開封だ!中のカードは状態いいよ!」 「状態良くても偽物なんよ!」 ...とまあ色々ありまして、12月になってようやく返金対応してもらえました。セラーが偽物だと知らなかったケースだと恐らくもう少しスムーズに事が済んだのではないかと思うのですが、1月半で売却→垢消し(クレーム停止?)→別人名義で販売等、明らかに確信犯だったので解決に時間がかかりましたね...。T氏はかなりの数を購入していた為気が気でなかったとか...。 はい。ちなみにここにその時の偽物BOXが現物で残っております。私のケースでは販売者が音信不通になりましたので返品なしで返金という形になった為ですね。 折角なので開封してネタにしてやりたいと思います。

開封...の前に観察ッ!

まずは偽物と本物(フランス語版)を並べてみました。なるほど、これは 疑って見ないと気づけないレベルの出来ですね。 この時点で判別のポイントになりそうなのはシュリンクのロゴのサイズと数です。偽物は英語版とEU版のどちらよりもロゴが小さく、多く規則的に並んでいますね。 本物の場合、箱の表面にくるロゴの数は6(+3)個が精々ですが、L偽物はロゴが12~16個並びます。 また側面と裏面にも違いが見られます。偽物はシュリンクの側面に継ぎ目がありません。本物の英語版は継ぎ目が、EU版では塞ぎ切られておらず穴がある状態になっています。 それと写真では判りませんが、シュリンクの質もかなり異なっています。本物はやや柔軟性のあるビニールですが、偽物のシュリンクは硬いです。その為かボックスのラッピングの際にシュリンクが引っ張りに耐えられず穴が空いている事がある様です。必ず穴が開いているという訳では無い様ですが、一つの参考になります。 (先ほどの画像の個体ではロゴの右上に穴が開いています) さてBOXの比較です。シュリンク無しの状態での判別は困難と思える程よく出来ています。偽物の方が若干色が明るく、印刷が粗いのですが、写真に写す方が難しいレベルですね。実物が目の前に合っても普通に間違えるくらいです。 しかし以前に偽物を特集した時のBOXによく似ていますね。同じ所で作られたのかもしれません。 箱を開けた状態です。右側がドイツ語版(と空パック)です。偽物のBOXにはロットナンバーが記載されていない様ですね。箱の寸法などは全く同じの様です。 パックを並べてみました。さて、偽物はどれでしょうか...? 答えは真ん中です。左が本物の英語版、右が本物のドイツ語版です。 偽物は若干分厚いので触ればすぐにわかりますが、外観だけでは判別は不可能に近いですね。写真では尚更です。一応クエイクスの僅かに潰れてしまっている部分に差異があり、手作業で裁断したのかパックのサイズに少しバラつきがありますね。そのお陰でサイズが小さい本物の英語版の方が偽物に見えてしまうくらいです。 さてパックを開封してみます... アッハイ。前回と全く同じカードです。アクアハルカスも並べてみました。既に大量に流通しているDM-01と同じルーマニア製という事になりますね。相変わらず身体に悪そうな、強烈な化学薬品の匂いがします。

まとめ

という訳で今回はロゴ有りタイプの偽物の検証でした!今回はちゃんとお金が帰ってきたのでまだ良かったのですが、取引方法によっては泣き寝入りになっていた可能性も十分ありましたね...。その点国内のサービスではサポートが充実しているので安心して利用できますよね。magiというアプリでは取引時に鑑定してもらえるサービスもあるそうですよ!(ダイマ) 最後に今回発見された偽物の見分けポイントをまとめて置きたいと思います! ・表面にロゴの数が10個以上ある ・DM-03、04である ・DM-08でも少し怪しい個体あり(未検証、真偽不明) ・シュリンクの側面に継ぎ目、切れ目がない 日本国内で海外版デュエマをお探しの方はこちら! 海外版デュエマカテゴリーはこちら!