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ジョラゴンジョーカーズの過去と現在 | みれう

こんにちはみれうです 昨今の情勢でポイントが入らない大型大会などの競技シーンから離れみなさんも少しずつカードから離れてしまってるのではないでしょうか。僕もその1人で密になるような大会を避けているので大きな大会には出れていない。そんな中で平日は店舗大会などに参加してモチベーションやプレイの感覚を忘れないよう日々鍛錬を積んでいます。感染症を罹ってしまうと元も子もないので自分でも出来る限り大型の大会は避けたほうが良いかなと…皆さんも十分に気をつけて良きデュエルマスターズライフを!

【みれう選手(@Mireu_ryu) プロフィール】

~実績~

CS優勝11回 準優勝10回 3位6回 DMGP8th best128 DMGP9th best16 2018年度DMPランキング埼玉2位 2018年度全国大会出場

さて本題であるがドラリンパック発売後猛威を振い続けているカード「ジョギラゴン&ジョニー〜Jの旅路〜」を皆さんはご存知だろうか。知らない人のために簡単に説明すると登場時に本家ジョラゴンの攻撃効果を使用する事ができる革命チェンジ持ちである。このカード自身が登場時効果なのでジョラゴンが盤面にいる状態でこのカードを捨てた後にジョーカーズを捨てると2度起動させることができる。以前よりも爆発力が桁違いになったのだ。

なぜジョラゴンは環境から消えてしまったのか

ジョラゴンは2019年3月に行われた2018年度全国大会で優勝した。だが、その後目立った成績は見られず、2ブロック大会ではカウンタージョーカーズなるものが主流になりつつあった。ジョラゴンジョーカーズの強みであるヤッタレマンが簡単に倒される環境になりつつあったのもある4-5月にはKAMASE-BURNなどの軽量除去やミクセルの流行。更には7月の殿堂発表によりジョラゴンの右腕であるガヨウ神の殿堂入り、10月にはGPなどでシータミッツァイルが流行しポクちんのメタが刺さらないGRゾーンの流行などが挙げられる。シータミッツァイルのラッキーナンバー7宣言で遅延されてしまうのもあり、ジョラゴン自身進化を遂げることが出来ずに居た。11月頃には赤青ジョーカーズミッツァイルなるものが流行し最速3キル安定4キルと驚異のキル速度を有して居たのでジョラゴン使うならミッツァイルを使ったほうが安定もあり速度もあった。そんなこんなでジョラゴンは姿を消していったのだ。

ジョラゴンがなぜ陽の目を浴びたのか

デュエマでも数少ない暗黒時代を乗り越え、3月発売のスタートデッキでジョラゴンは大幅強化を得た。それは新能力である“キリフダッシュ“である。”タイクタイソンズ “で必ず1点入れることを強要されていた緑ジョーカーズ。その1点が正当化される能力であった。ベアシガラとモンキッドが新規で参入し、特にベアシガラは序盤は大きい置物として、終盤はループパーツなどのマナ回収要員として重要な役割を得た。しかし、殿堂環境では4-6月の間は4cデイヤーがジョラゴンと同速以上、安定度の高さから環境上位に君臨し続けていた為、注目を集めることが出来ずにいたがついに7月に悪の根源であるマリゴルドとヨミジのプレミアム殿堂、ドラリンパックの販売で“ジョギラゴン&ジョニー〜Jの旅路〜“(以下、旅路)での強化、ポクチンちんの環境の通りの良さから環境上位へとのし上がったのである。

旅路バーンメアとの差別化

同系統のデッキタイプとして旅路バーンメアが存在する。そのデッキは旅路とバーンメア、GRゾーンの相性の良さを併せて出来たデッキタイプで、ジョラゴンと違いヤッタレマンやタイソンズなどを経由せずとも5マナさえ溜まって仕舞えばグレープダールなどから一気に打点を作ることが可能となっている。更には“無視ムシのんのん/灰になるほどヒート“ なども無理なく採用できるのも特徴となっている。 一見、旅路ジョラゴンよりも優れていると思えるが旅路ジョラゴンの魅力はその対応力の高さにあると考える。特にジョジョジョジョーカーズからその場その場に応じたカードを持ってくることができること。無色が主の色なのでポクチンちんを無理なく入れることができること。多色が無いので緑の強みであるベアシガラを最大限に活かせること。必要か不必要かはさておきループが可能なこと。だと考えている。 考え方としては 能動的に動きたい環境であれば旅路ジョラゴン 受動的に動きたい環境であれば旅路バーンメア と言うべきだろうか。

環境デッキに対する感覚的勝率とキーカード、プレイメモ

赤白レッドゾーン

5割又は若干有利 キーカード ポクちんちん タイクタイソンズ 基本的にはレッドゾーンを警戒してヤッタレマンよりも除去されても最低限働いてくれるタイクタイソンズを優先。先にレッドゾーンで走られた場合はヤッタレマンを置いて人生を賭けた方がいい。ミクセルやキルホールからマッハファイター女を出されるのがかなり厄介。トリガーでバイナラドアを引くことが出来ればそのまま旅路にチェンジすることが出来るので一気にフィニッシュまで持っていくことができる。相手の動きが少しでも遅ければポクチンちんを置く隙ができ、だいぶ優勢な試合運びができる。 レッドゾーン側が意識すること。 プーンギよりもミクセル、キルホールで走ることよりもヤッタレやタイソンズをキルホールで焼くことが重要。ポクちんが出る前に走れるなら走ると強い。基本ミクセルを添えれば旅路のチェンジ元のバイナラやベアシガラも残らないので絶対優先するべき。

青黒カリヤドネ

7割強 キーカード 旅路 ポクチンちん ジョラゴン 1枚ポクチンちんを引けてしまえば基本的にバウンス(手札戻し)の除去手段しか持ち合わせていないカリヤドネに対しては優勢に試合運びができる。ジョラゴンの軽減効果で再度使い回して過剰打点が出来るまで遅延しても良し。最速でベアシガラチェンジ旅路をして忘れられがちな呪文を1度しか唱えられなくなる効果で動きを封じても良し。 一番簡単な勝ち方は旅路とポクチンちんを同一ターンに出すと簡単に詰ませることが出来る。基本的にどのタイミングでポクチンちんが絡んでも勝つことができるが唯一警戒しなければいけないのはカリヤドネ側の墓地が0枚でも6マナ程度あれば呪文5枚+スコーラーでEXターン、カリヤドネといった動きが可能な点だ。相手に手札をあまり与えずに徐々に盤面を作って圧迫してあげると良いだろう。 カリヤドネ側が意識すること。 ブラッディクロスをすぐに使わず温存することが大切。相手が毎ターンポクチンを使う様にブラッディタイフーンやオブザ08号を絶やさず使うことを意識しよう。6マナ程度溜まったら溜めておいたアストラセンサーなどを駆使してスコーラーを出しそのまま勝利するプランを取ることが大切。

アナカラーデッドダムド

若干不利 キーカード タイソンズ モンキッド ベアシガラ バイナラドア 環境で当たりたくないデッキの筆頭。面処理能力に長けており、ブースト→ヴェルデ裏目があるので下手にヤッタレマンを建てることができない。更には少しでも攻撃の手を緩めると“デジルムカデ ”に蓋をされてしまう。序盤は出来る限りブーストをしてバイナラドアを建てられるくらいにはマナを伸ばしていつでもデジルを除去できる様にしておくことが重要。受け札はないので出来る限り早期に打点を作って突撃するのがいいだろう。ベアシガラを建てると相手は除去に1ターン割いてくれるのでデジルを立てるターンが遅れる。出来れば添えてあげよう。 デッドダムド 側が意識すること。 ジョラゴン側の盤面を捌きながらデジルを建てることを意識。と言ってもそんなに簡単に出来ない試合の方が多いのでレッドギラゾーンを添えて打点が揃えば一気に押し切ることを意識する。盤面に生き物を残さない様に毎ターン除去出来るのであれば除去をする。マナが減ってしまうのでマナにヴェルデとデッドダムドを置くのを最低限に。ポクチンはデッドダムドに侵略した後にレッドギラゾーンにチェンジすればボトムに送られることなく除去が可能。

零龍速攻

ガン不利 キーカード 受けのバイナラカウンター 当たりたくないデッキナンバー1。相手がよほど下手じゃなければ厳しい。 零龍側が意識すること。 ポクチンの線があるので出来る限り1ターンで墓地を8枚にすることを意識。

青白ギャラクシールド

相当有利(7-8割) キーカード ジョラゴン ジョルネード バイナラドア パルテノンが搭載されているので厳しいかと思う方も居るだろう。しかし、基本的にジョラゴンを建てて毎ターンバイナラなどで面を取っていくと相手は息切れになりがちである。 ミクセルが上手く嵌るとジョラゴンを出す事が出来ない試合もあるのでそこは注意しよう。 最終的にはジョラゴン側のLo(デッキ切れ)を待つ試合展開になる事が多いのでジョジョジョジョーカーズを空打ち、相手のパラノーマルを利用してヤッタレを破壊などで墓地を増やし、ポクチンでデッキ回復、バイナラで除去などを毎ターン繰り返して徐々に盤面を増やしていくゲーム展開にする事が大事である。また、相手ターンにマスターJトルネードを持つジョルネードを出す事で複数展開ができ、そこでガンマスターを出す事が出来れば一気に試合が優勢になるだろう。 ギャラクシールド側が意識すること。 パルテノンを第一優先に。パラノーマルと楯騎士の優先度は基本的には楯騎士が上。ロングゲームになる事が予想されるので息切れしない程度に毎ターン盤面の展開が必要になる。楯騎士は貴重なリソースカードなので積極的に攻撃していく。ジョラゴンをソードパラディンで盾に4枚埋めると勝利に大きく近づく。 その他に気になると対面があったらTwitterで聞いてください!フォローしてね♪

デッキ構築と採用理由、不採用カード

上が基盤です。

採用理由

ヤッタレマン…ジョラゴンの強み。ベアシガラのキリフダッシュも軽減できるので3tに刻む事もできる。低コスト除去が少なく、残りやすい環境なので強い。ジョラゴンオーバーロードと変えても良い枠だがジョジョジョで拾えたりタイソンズのチェンジ先にもなる。3コストで2体ばら撒きなども強い。 タイクタイソンズ…デッキの要。初動で一番プレイしたいカード。ヤッタレマンと違い除去されても最低限の仕事ができるのが強み。 モモダチモンキッド…タイソンズのチェンジ先。ロングゲームが必要な対面(デッドダムドやデスザークなど)に対してマナを伸ばす際に重宝する。 ベアシガラ…ヤッタレマン、タイソンズから綺麗に繋がるカード。最悪ポクチンちんのブレイク後に出してあげるも良し。ジョルネードの元にもしやすく、旅路のチェンジ元にもなる。終盤はマナ回収が偉い。序盤中盤終盤隙が無いと思うよ。だけどおれは負けないよ。 ガヨウ神…旅路に変わることができるので前よりも重要度が上がった。相変わらず引けたら強い。 ジョジョジョジョーカーズ…緑が11枚のこのデッキにおいて序盤に緑を持ってくる事ができる。初手に緑が潤沢にある場合は3-4ターン目に唱える事でその場その場に合ったカードを持ってくることができる。 ポクチンちん…踏み倒しメタカードでありながら墓地メタ、更にはループパーツでもある。 ジョジョジョジョーカーズで引いてこれるのもあり3枚。 ジョリーザジョルネード…ベアシガラ+モンキッドやヤッタレ+バイナラドアなどを戻すことで相手ターン中に能動的に動くことが出来る。更には旅路やジョラゴンで捨てた際にも最も強いカードの一つでもある。クリスマとガヨンダムを同時に捲るともう宇宙。パルテノン下でも相手ターン中に打点を伸ばせるのを活かそう。 キングザスロットン7/777777…ジョラゴンの強みなので特に無し。ジョラゴン攻撃→旅路→スロットンが一番強い動き。 バイナラドア…旅路に変わることが出来るのが強み。また、相手の触れる事が難しいゾーンに送る事ができるのも優秀である。マンオブスすて〜るやニルバーナーなどとの入れ替え枠。緑増やしたい場合やギャラクシールドを見るならニルバーナーがおすすめ。 ジョラゴン…核。 旅路…ジョラゴン攻撃時に捨てる事で昔使ってた人は想像もつかないくらい簡単にストックが増えていく。引いてれば引いてるほど強いので持っておくことに越したことはない。流石4000円のカード。

不採用カード

マンハッタン…現在でもその強さは健在だが、捨てる前提のカード。クリーチャーのストックを作るのは旅路で十分なのもあり不採用。ジョルネードは捨てる以外にも仕事があるのが強いが入れ替え枠。 デッドソード…捨てるだけで強い。ループするにはマンハッタンやザンジェットよ併せなければいけないので今回は不採用。ギャラクシールドやアナシャコに対して最も強いと言っても過言じゃないので環境によっては採用も考えられる。

今後のジョラゴン

今現在は低コスト除去が少なく、環境とも相性が良いので各地で活躍出来ているジョラゴン。後数年はジョーカーズが増える事が予想できるので日々(弾ごと)強くなるだろう。 この記事のジョラゴンは結論でもなんでも無い。ジョラゴンの理解度が少しでも上がってくれたのなら幸いだ。皆さんも新しい形を模索して是非大会などで結果を残してくださることに期待しています。ではまた次の記事でお会いしましょう!それでは!                    みれう((@Mireu_ryu))