BGS鑑定の費用や評判は?PSAとの違いは?代行はある?
magiではこれまでポケモンカードゲーム、遊戯王OCG デュエルモンスターズについて様々なコレクター向けの記事をご紹介してきました。 ですが、コレクターとして収集を始めたばかりの方、もしくはこれからカードのコレクションを始めたい方からすればBGS鑑定とPSA鑑定の違いを判別するのは容易ではないと思います。 そこで今回はBGS鑑定の費用や評判は?PSAとの違いは?代行はあるかについてご紹介したいと思います。 最後までお付き合いいただけますと幸いです。 PSA鑑定の手順につきましては、PSA鑑定のメリット・デメリットは?費用や出す時の手順は?の記事でまとめておりますので、よろしければこちらもご参考ください。 ※本記事で紹介している全ての情報は執筆時のものとなり、内容が変更している可能性がございます。買取価格についても記載日公開した日に限り有効であり、それ以降の有効性を保証するものではありません。
PSA鑑定とは
(引用:PSA Japan 様)
PSAは「Professional Sports Authenticator Group Submission Service」の略称です。 1991年に第三者によるトレーディングカードの真贋鑑定とグレーディングという概念を米国の収集品市場に初めて導入しました。以降、PSAは4,000万アイテムを超える収集品を鑑定し、世界で最大にして最も利用されているグレーディングサービスとなりました。 Collectors Universeの一部門である PSAは、eBayや NFL Auctionなど米国のすべての主要オークション企業と提携しています。 昨今のトレーディングカードの販売価格を見るとわかるように、PSAブランドはコレクター市場から信頼を得ており、PSAグレーディングはトレーディングカードの価値を高めることに貢献しています。
PSAグレーディングのメリット
PSAグレーディングのメリットは、発行年、製造者、タイトル、そしてもちろんグレードなど、トレーディングカードの重要な情報を即座に確認できます。 それに加え、超音波で密封されたPSA公式特殊ホルダーでトレーディングカードのコンディションを維持、保護する事ができます。
BGS鑑定とは
(引用:Beckett: Online 様)
BGSは「Beckett Grading Service Group Submission Service」の略称です。 1999年に始まったカードの真偽及び格付けをして頂けるアメリカの鑑定機関となっております。 主にスポーツカードのグレーディング(鑑定依頼)をされる方が多いのですが、 最近ではMTGや遊戯王のゲームカードのコレクターが増え始めて、依頼する方が増えてきました。 他にもポケモンカードなど色々なカードを鑑定して貰えるので気になるカードがあれば代理店に問い合わせてみても良いかもしれません。
BGSグレーディングのメリット
PSAと同じく、発行年、製造者、タイトル、そしてもちろんグレードなど、トレーディングカードの重要な情報を即座に確認できます。 それに加え、オリジナルの完全密閉ケースに入れて貰えるため、湿気などに強く、カードの反りから守ってくれる意味ではかなり安心できます。
PSA・BGSの代行業者
gradingservices.jp
(引用:gradingservices.jp 様)
■サイトURL:https://gradingservices.jp/
■代行料金:https://gradingservices.jp/plan/
ミント
(引用:ミント 様)
■サイトURL:https://mint-web.jp/
■代行料金:https://mint-web.jp/?mode=f115
PSA・BGSの評判
(引用:YouTube 様)
PSA・BGSの評判や人気を調べる方法はシンプルで、ズバリその価格です。 各社の鑑定によりカードの値打ちは大きく上がりますが、その鑑定会社の信用や人気も、その価値の上昇に関係していきます。 上記動画の様に同じカード・同じ鑑定評価でも、鑑定会社の違いにより値段に差が生まれます。 現在はその知名度や人気により、PSA社の鑑定カードの方が評判は良いですが、今後鑑定内容やユーザーとのトラブル等で各社の評判が変わった場合、その価格差も変動する可能性もございます。 また、マジック・ザ・ギャザリングのグレーティングにおいては、鑑定結果の細かなランク付けやコストパフォーマンスの面から、BGSが主流である程人気が高いようです。 これから先、鑑定を検討されている方は現在のPSA・BGSの価格差を調べた上でどちらにするか決めることをオススメします。
PSA・BGSどちらがおすすめ?
(引用:オークファン(aucfan.com) 様)
ここまでご紹介してきましたPSA・BGS鑑定についてですが、両社を総合した評価点数による価値の違いとコストパフォーマンスについてざっくりまとめてみました。 まずは評価点数による価値の違いについてまとめていきます。
↑価値が高い 【 BGS10 】(ブラックラベル) 【 BGS10 】 【 PSA10 】 ↑ 【 BGS9.5 】(ゴールドラベル) 一般的 【 PSA9 】 ↓ 【 BGS9 】 【 PSA8 】 【 BGS8.5 】 ↓価値が低い 【 BGS8 】(ペーパーラベル)
上記の様に同じ【 BGS10 】評価のカードでもラベルシールの色が2種類存在し、ブラックラベルと呼ばれるランクで鑑定評価されたカードの方が価値は高くなっております。 ブラックラベルは鑑定に出したカードの状態が完全美品で細かな傷ひとつない場合にみ付けられるランクです。 通常の【 BGS10 】評価カードはゴールドラベルですが、下記画像の様にカードの状態が完全美品で細かな傷ひとつない場合は黒いラベルでパッケージングしてもらえます。 同じ理由で【 BGS9 】のカードでも、より状態の良いものは【 BGS9.5 】評価のゴールドラベル版が存在します。
PSA・BGSのコストパフォーマンス
(引用:いらすとや 様)
ここから先はPSA・BGSの各コストパフォーマンスについてご紹介させて頂きます。 価値が高いカード・価値が低いカードをそれぞれ鑑定に出した場合の比較は以下の通りです。
価値が高いカード=【 BGS社の方が得 】
BGS社の方が安くグレーティングできます。 PSA社は価格の高いカード、いわゆるプレミアカードの鑑定費用が高く、自己申告後にもPSA社がキチンと裏取りをしますので、依頼時に予想していた費用額よりも高くなる場合がございます。
価値が低いカード=【 ほぼ同じ 】
PSA社の方が安くグレーティングできます。 BGS社はカードの価値による鑑定費用の変動がございませんので、価値が低いカードを依頼に出しても1枚あたり3000円以上となってしまいます。 対してPSA社は100枚以上のカードを同時に鑑定依頼に出すと安く利用できるバルクサービスというものがございましたが、現在このサービスの受付は休止中の為、価値が低いカードの鑑定費用額はほぼ同じとなります。
グレーディングの重要性
ここまで各社のメリットや代行業者についてご紹介しましたが、PSA・BGS鑑定重要性をまとめると以下の通りとなります。
①価値を高める
お気に入りのカードの中古市場価格を、そのままの形およびグレーディング後の形で比較します。
②保存/保護
査定済みのカードは、特殊な保護用カードホルダーで大切に保護されます。
③真正性
グレーディング過程のひとつとして、大切なカードを真贋査定します。
④不正開封防止
グレーディングされ特殊ホルダーに格納されたカードは不正開封・改ざんからも守られます。
⑤ディスプレイ
専用のカードホルダーは魅力的な上に丈夫で、積み重ねることができます。どの方向からでもカードを鮮明に鑑賞することができます
⑥ブランド
PSA・BGSでは、期待されたとおりの誠実さや完全性、また趣味に関する優れた知識を持って運営されており、 信頼性と一貫性によりサービスの品質が保証されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか、本記事がPSA・BGS鑑定について利用する際の参考になりましたら幸いです。 今後もトレーディングカードゲームに関連した記事も更新していきますので、また覗いて頂けますと幸いです。 今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました。 地方の方等は、ネットでの買取を行っているところに相談するなどしてできるだけ高く買い取ってもらいましょう。
magi買取事務局では一般的な買取金額より高く買取金額を設定している場合がほとんどですので、是非無料で査定依頼を出してください。