第16回大垣書店びわこCS結果 シータジョーカーズミッツァイル|しーむ
初めに
初めまして、滋賀県を中心に活動しているしーむです。オールデリートのデッキが大好きで、環境に合わせてよく使用しています。その他にも環境下位にいるすごいコンボで勝つデッキを握ったりしているいわゆる「ガチ寄りのカジュアル勢」です。 3年ほど前に友人に誘われ、どっぷりとカードゲームにはまり込み、ここ最近は毎週CSに参加するほどになりました。前置きが長くなってしまいましたね。記事の投稿などは初めてなのですが、よければ最後まで読んでいただけると幸いです。
▼著者プロフィール
しーむ: @shimuDM
~実績~ ベスト8×3 ベスト16×3
1.今回の対面
1回戦 ジョラゴン・ジョーカーズ〇 2回戦 墓地ソース〇 3回戦 ドロマーハンデス〇 4回戦 赤白サンマックス× 5回戦 裁きZ〇 6回戦 シータミッツァイル×
予選11位上がり 本戦 1回戦 カウンターモルネク〇 2回戦 シータミッツァイル× ベスト8
2.各カード紹介
メイン40枚
画像引用:ガチまとめ霞み妖精 ジャスミン×1
このデッキ唯一の自由枠。ダダダチッコの上からめくって強い。自分は、初動が引けないことを恐れてピン投採用。ここの枠には後に紹介するダンダルダから撃って強い「無双と竜機の伝説」や、「奇天烈シャッフ」など、環境に合わせて入れてください。
フェアリーライフ×4
最強の初動。ビート対面で踏んで欲しいカード。4枚確定。
ジョラゴンオーバーロード×4
ジョーカーズをこのデッキに半分も入れている最大の理由。1ブーストしてさらにGR召喚する破格のスペック。終盤でマリゴルドにより減ったマナをGR召喚しながら、回復できるのが強いです。ジョーカーズ軸にするなら4枚確定。
DROROOONバックラスター×2
今の環境に裁きZが一定数いるので、達閃を出されて、ナンバーナインが居てもGR召喚さえできれば1枚で解決できるカード。赤白などのビート対面にプーンギなどの妨害カードも焼けて強いです。そしてこのデッキの数少ない火文明のカード。でも4枚だと逆にエモGやマグナがあるので火文明の枚数が多くなるので2枚採用。
バングリットX7×2
ミッツァイルがマナに落ちたときによく使用します。マッハファイターでプーンギなどが焼けます。マナから召喚もできるので、序盤のマナブーストでマナに落ちても、プーンギなどの妨害をマッファファイターで処理しながらマナブーストもできます。しかもダダダチッコやマリゴルドから出てくるのが最高に強いです。しかもジョーカーズです。なぜなのでしょうね(笑)。
知識と流転と時空の決断×2
確定バウンスが強く、しかもトリガーになれて、展開までもができるカード。このカード1枚で墓地ソースの5000GTをバウンスや、裁きZも達閃もナンバーナインさえいなければバウンスしてそこから展開できる解決札です。ただ、バウンスの後にGR召喚できないのでそこだけは注意。ただ、このカードは呪文のため、クリーチャーの量を増やすために2枚のみ採用。
グレープ・ダール×3
マリゴルドから何故か出せて、しかもマッハファイターで直ぐにエモGに代わる破格のスペック。さらに2マナブーストして、マナまで回復する性能。1枚墓地に送る時にラッキーナンバーなどを置いておくとダンダルダから撃てます。意味がわかないほど強い。今回は3枚の採用ですが4枚のほうがいいと思った1枚。
ドドシオール・タバローチェ×2
呪文回収しながらGR召喚できるのがひたすらに強かった。特にマグナ→マリゴルド→ドトシオールでマグナ回収をして2コストでマグナが打てるムーブが強いです。しかもこいつもジョーカーズ、ここでウェイブとかなり差別できます。
ハリケーン・クローラー/ブレイン・チャージャー×2
ブレイン・チャージャーを撃ってからマナに行くのが本当に強い。しかも2→4→6の綺麗な動きまで可能にするカード。クリーチャー面は言わずと知れたマナ入れ替え。安定の2枚採用。
スゴ腕プロジューサー/リンゴ娘はさんにんっ子×4
強すぎる。なぜジョーカーズを持っているのだろう。絶対4枚確定。ちなみにグレイプダールでこいつを墓地に送ってリンゴ娘をダンダルダから撃って打点にしたりすることができます。
エモG×3
実質このデッキでは5、6、7枚目のミッツァイル。よくターン初めのGR召喚を忘れられがちです。さらにGR以外のクリーチャーへのガードマン付与も。6コストのスペックではない動きをします。ダダダチッコやグレイプダールから出せることが多いので3枚のみ採用。
“魔神轟怒”万軍投×3
GR召喚が実質4コストで三回もできて強い。ドトシオールで連打可能です。火が多くなるので3枚採用。
機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」×4
現GR環境の最強クラスの回答札。上もダダダチッコで出せる確定除去ができて強い。ここも4枚確定。
BAKUOOON・ミッツァイル×4
このデッキの核です。4枚。
GR12枚
画像引用:ガチまとめ無限合体ダンダルダBB×2
新しいこのデッキのフィニシャー。アタックしながらジョーカーズ1体をJトルネードすれば、このデッキなら確定でラッキーナンバーが手札、または墓地から撃てるとても強いカード。しかもミッツァイルがいるときに、プロジューサーをバウンスすればGR召喚しながら、打点を減らさずにラッキーナンバーを使えます。捲れてほしいことが多いので2枚採用。
ポクタマたま×1
今の環境にちらほらいる墓地ソースや青魔道具やウェイブ型のハンデス、さらに同型のウェイブやイグゾーストなどが警戒できて強いと調節仲間に言われて追加したカードです。実際に墓地ソースやドロマーハンデス対面で大活躍しました。あと、こいつもジョーカーズなのでダンダルダでラッキーナンバーが撃てます。
オコラッタ×1
マナドライブ5で確定バウンスができる優秀なカード。ただ、任意ではなく強制バウンスなのでここはバイナラシャッターでも良いと思いました。
天啓CX-20×2
マナドライブ6で、3枚ドロー。ハンデスの相手が涙目になるくらい強い。絶対2枚採用。
ダダダチッコ・ダッチー×2
このデッキのクリーチャーはミッツァイル以外だともちろん6コスト以下なので2枚採用。
マリゴルドⅢ
マナが足りないときはグレイプダールを出すとマナが回復します。打点が足りないときはプロジューサーを出して増やせます。最強なので2枚採用。
全能ゼンノー×2
現ミッツァイル環境への数少ない回答。最初1枚採用だった自分を殴りたい。高いけど22枚採用。
3.このデッキを組むのに必要なお金
この記事を書いている11月29日現在での最低レートをmagiで組んだ場合の値段になります。
メインデッキ40枚:32,890円
霞み妖精ジャスミン:1枚約30円以下 フェアリーライフ:4枚100円 ジョラゴンオーバーロード:4枚610円 DOROROOONバックラスター2枚:3,200円 バングリットX7:2枚2,000円 知恵と流転と時空の決断:2枚2,700円 グレイプダール:3枚900円 ドトシオール・タバローチェ:2枚100円 ハリケーン・クローラー/ブレイン・チャージャー:2枚1,000円 スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにっ娘:4枚4,500円 エモG:3枚750円 “魔神轟怒“万軍投:4枚5,500円 機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」:4枚3,100円 BAKUOOONミッツァイル:4枚8,400円 デッキ:32,890円
GRクリーチャー:12,200円
マリゴルドⅢ:2枚400円 ダダダチッコ・ダッチー:2枚250円 天啓:2枚650円 無限合体ダンダルダBB:2枚1,400円 全能ゼンノー:2枚9,300円 ポクタマたま:1枚150円 オコ・ラッタ:1枚約50円 GR合計:12,200円
デッキすべての合計:45,090円 やっぱり最低レートで組んでも40,000円越えと高いですね(笑)。
4.各対面の対応
最初に
基本的にはどの対面にもラッキーナンバーを、これでもか!というほど撃ちます。打ち方さえ間違わなければ基本的には勝てます。またこのデッキは、マナドライブ6を持つGRを軸に動いていくので初動のマナブーストが本当に命です。どんな対面でも最優先ですね。そして一番大切なのがGRの順番です。実は自分もそこがまだ慣れていない時があり、とても弱い動きになってしまうときがあります。細心の注意を払いましょう。さて、ここからは今の環境に主にいるデッキの対面のみ書いています。
同型(シータミッツァイル)
頑張ってじゃんけんに勝ちましょう。勝ったらマナブーストをしてラッキーナンバー宣言4です。負けたらブーストやラッキーナンバー宣言をされないように祈りましょう。殴る時はダンダルダなどでラッキーナンバー4を優先して撃ち、余裕があれば6を宣言して勝ちです。
赤青ジョーカーズミッツァイル
実は殿堂型は1度も対面したことがないですが、知り合いに聞いたところラッキーナンバーの打ち合いになるらしいので引いたらできるだけ手札に抱えておきましょう。
カリヤドネループ
現環境における数少ない完全不利対面。早いと4~5ターン目にはループに入られてしまうので、できるだけ当たりたくないです(笑)。もし対面してしまった場合は早急にマナブーストをしてラッキーナンバー宣言しましょう。序盤は相手のラッキーナンバー警戒の3、後半はカリヤドネ警戒の14を宣言しましょう。
赤白サンマ、ミッツァイル
バックラスターが非常に強くなる対面です。盤面処理を行うことが最大のポイントなので、手札に残しておきましょう。
青黒、ドロマーハンデス
実はミッツァイルなしでも勝てることがある対面。ダンダルダを頑張って出せさえすればハンデスや手撃ちして墓地にいるラッキーナンバーを使うことができるのでそのままテック団警戒の7宣言でアタックできます。また、天啓が捲れるとそれまでのハンデスをほとんど帳消しにできるので、ハンドキープよりもマナチャージを意識します。ただ、ドロマーハンデスだと、天使と悪魔の墳墓があるのでそこだけは注意してマナチャージや、殴る順番を考えましょう。
青魔道具
ラッキーナンバーの8宣言がめちゃくちゃ強いです。アタックする前に4宣言、余裕があれば9宣言もお願いします。ドッカンデイヤーは割切ってもいいかもしれません。それ以外は特にありません。
モルトNEXT
横並びするときはできるだけ一気にして、短期決戦で戦いましょう。もしくは8宣言ですね。今の環境ではほとんどのモルネクなどにメガマグマドラゴンが4枚採用と多いためです。
墓地ソース
恐らく微不利で、勝率は5分かそれ以下といった印象。5000GTがとてもきついので、基本的にはラッキーナンバー12宣言をしてください。アタックするときはスパイナー警戒で9宣言です。ミッツァイルが1枚しかない状況だとスパイナー1枚で止まってしまうためです。最近だとクロックなどが入っていることがあるので3宣言もいいかもしれません。
その他は自分のTwitterで直接聞くか、ご自身でデッキを組んで実際に対面してみてください。自分なんかの説明より実際に対面してわかることはやっぱり多いです。
5.今回のCSで発見した良い点、反省点
今回のCSで思ったことは大きく4つあります。
反省点1
ドドシオールをWaveウェイブに変えたいということです。その理由は2つあります。1つ目はこのデッキでの呪文回収はマグナしかあまり効果がないということ。墓地にあってもダンダルダで呪文は撃てますので。もう1つはジョラゴンオーバーロードを撃つと実質1コストで2回GR召喚できることです。この2点より、改善したほうがいいかなと思いました。
反省点2
これは初動の後につなげるルーターのような役割のカードが少ないというところです。この問題には超GR・チャージャーなどの展開をしながらマナを伸ばせるカードの採用を考えています。その他には、バングリットがとてもビート対面などに対して強かったため、3・4枚目の採用を検討しています。
反省点3
これは強みであったジョラゴンオーバーロードのジョーカーズ7枚があまり達成しなかったことです。これはそもそもデッキの半分ほどしかジョーカーズがないことが大きな問題だと思いました。この問題には思い切ってハリケーン・クローラー2枚を抜いてバリスイトーヨー/水筒の術を入れるのもありかなと思いました。
良い点1
良い点は1つだけになってしまいましたが、これは環境の読みがとてもよかったことです。現環境はミッツァイルが大半を占めているような印象ですが、実際は対抗できるデッキがいくつかあり、その環境が分かるかどうかがとても大切だと改めて今回の結果より分かりました。
6.最後に
以上で第16回びわ湖大垣書店CSの結果報告を終わります。もしよろしければTwitterの方をフォローしていただけるとありがたいです。拙い文章ですが最後まで読んでいただきありがとうございました。