殿堂後環境&ダイナボルト発売後環境考察 | みれう
どうもこんにちはみれうです!今回の記事では6月24日に公開された殿堂の情報と6月27日発売のダイナボルト発売後の環境の予想をしていきます!
【みれう選手(@Mireu_ryu) プロフィール】
~実績~CS優勝10回 準優勝10回 3位6回 DMGP8th best128 DMGP9th best16 2018年度DMPランキング埼玉2位 2018年度全国大会出場
ということで今回の殿堂入りしたカードは ヨミジ、マリゴルド、デイヤー、ギャスカ、レッドゾーンZ、ドルマークスでした。 正直最初の4枚までは予想できる人は多かったのかなと思いますが、レッドゾーンZとドルマークスは意外でしたね。某対戦サイトで大暴れした赤白レッドゾーンでしたが感染症の影響で自粛されていた大型大会であるGPやCSなどで結果を残す前での殿堂入りということで再録を一度もせずに制限になってしまいました。また、ドルマークスもアンダケインを用いた墓地ソースなどでの活躍が危ぶまれたのか実際の大会ではあまり見ないのに対して謎の殿堂入りを果たした。今後の悪用の防止でしょうかね。 また、殿堂解除されたカードに関してはヘブンズロージアくらいが環境に上がってくるかどうかの狭間に揺れていると思うので割愛します。
さて、本題であるこの殿堂施行後の環境について少し考えてみましょう。 この殿堂によって消えたデッキタイプは ○…リペア可能 △…リペアが難しい ×…リペア不可能 ・4cドッカンデイヤー…× ・ネクラヨミジループ…× ・青魔道具t赤黒…○ ・黒単ゼーロン…○ ・赤白レッドゾーン …△ ・アンダケイン墓地ソース…×
まずは○の解説から。デイヤー入りの青魔道具は最近では姿を消して居ましたが青魔道具のサブプランとして採用されていた。しかし、青魔道具のデイヤーは1-3枚程度が主流であり、山札も十分に掘り切れるデッキタイプなので差し支え無いでしょう。黒単ゼーロンにとってギャスカはかなり痛手に見えますが実際に使ってみると最速でギャスカを出す以外にも強い動きは多々あるので最速ムーヴは決めにくくなったものの強さは健在だと思う。 △の赤白レッドゾーンは基本的に最強のムーヴである下バイク、レッドゾーンZ、レッドゾーンが出来なくなっただけではなく、シールドトリガーを踏む確率が上がってしまったのは速攻デッキにとってはかなりの痛手に見えます。が、対抗勢力であったドッカンデイヤーが消えた為まだまだ現役の強さで戦えるかと思います。余った3枠にはターボ3などを入れて序盤から終盤まで戦える構築になるのかなと。 ×である4cドッカンデイヤーは主要パーツを全て奪われ、GRゾーンからGR召喚をするカードが消えてしまったので不可能である。 また、ネクラヨミジループといえば筆者であるみれうが考案したものでしたがこちらもヨミジとマリゴルドをフル活用するデッキタイプだったので今後GRゾーンを使用したループはかなり制限された。 そしてアンダケイン墓地ソースですがこれはアンダケインとドルマークスの相性の良さで構成されたデッキタイプだったのでアンダケインは必然的に抜け、ドルマークスも抜けるでしょう。大会などで活躍する前での制限なのであまり納得はいきませんが悪用される前に制限をかけておくのは悪くないことだとは思った。
今回の制限で中速ループ、超速攻デッキの2種類が大幅に制限がかかったと言える。これから主流になっていくであろうデッキタイプは ・今まで4cドッカンデイヤーの下位互換、またはそれに不利とされていたループデッキ ・ビートデッキではあるもののレッドゾーンやギャスカの下位互換、それらに不利とされていたデッキ ・GRゾーンからの理不尽(溢れるドローソース、急なループ)に対応できていなかったデッキタイプなどが火を吹くことになるでしょう。
まず、今まで4cドッカンデイヤーの下位互換、それに不利とされていたループデッキから。 ・青黒カリヤドネループ ・ナウオアネバーループ ・ネイチャーループ ・白緑ファイブスター型 ・ジュリドゥネロティウス 型 ・ジョラゴンループ ・黒緑アンダケインループ ビートデッキではあるもののレッドゾーンやギャスカの下位互換、それらに不利とされていたデッキ ・バーンメア ・シータバーンメア ・赤緑バーンメア ・ツインパクトバーンメア ・ガンバトラージョーカーズ ・ネイチャーヴァイカー ・赤青覇道 ・赤単B我 ・赤単ブランド ・墓地ソース GRゾーンからの理不尽(溢れるドローソース、急なループ)に対応できていなかったデッキタイプ ・ハンデス ・ドロマーハンデス ・青黒ハンデス では順を追って語らせて貰う。 対応力…高ければS低ければC 速度…そのデッキのコンセプトなどが決まるターン数が速ければS遅ければC 安定…安定してデッキのコンセプトが決まればS決まりにくければC 簡単度…使い易ければS使いにくければC 総合…個人的主観で強ければS弱ければC
カリヤドネループ
…対応力B 速度A 安定S 簡単度C 総合A 立ち位置としてはかなり上位に君臨するだろう。速度的には4-5ターン目にフィニッシュするデッキであり、デイヤーと速度的にはあまり変わらないが対応力の差で下位にいた。呪文メタには滅法弱いが墓地メタに対してはある程度リカバリーが出来るのが特徴。墓地さえ揃って仕舞えば手札も不要なのが強いのでハンデスやランデスが上位に来たとしても対応できるだろう。
ナウオアネバーループ
…対応力S 速度B 安定B 簡単度C 総合A+ カリヤドネと違いループパーツは多いものの受け札の多さ、メタカードの採用する枠があるのが特徴。そのかわりと言ってはアレだがとてもプレイが難しい。ループ証明が難解なのでyoutubeや記事を見てみるのがいいと思う。
ネイチャーループ
・白緑ファイブスター…対応力C 速度SS 安定A 簡単度S 総合S ・ジュリドゥネロティウス …対応力C 速度A 安定A簡単度S 総合B 今回の規制でなぜ引っかからなかったのかわからない。速度も速ければ安定してループさせることができる。フィニッシュも基本的に安全に決めることが出来る。ネイチャーを規制かけなきゃ終わらんぞこれは。
ジョラゴンループ
…対応力S 速度A 安定A簡単度A 総合S 少し後の話になるがドラリンパックというパックで強化が来ることが確定しているのと墓地を利用するデッキに対してボクチンちんが刺さることなどが相まってかなり評価が高い。 ドローソースも多ければ速度も速いので今後評価はどんどん上がるだろう。
黒緑アンダケインループ
…対応力C 速度A 安定A 簡単度A 総合B 対応力も無ければ速度も4〜5ターン始動と他と変わりなく、受け札もない。しかしこのデッキの本質はループに呪文を使用しないので呪文をメタしてきているデッキに対してとても強い。始動も墓地始動なのでハンデスに対しても強いと言える。
バーンメア
・シータバーンメア…対応力A 速度A 安定S 簡単度S 総合S ・赤緑バーンメア…対応力B 速度S 安定度A簡単度S 総合A+ ・ツインパクトバーンメア…対応力S 速度A 安定B簡単度B 総合A 今回の制限でマリゴルドが規制されてしまった。しかし、シャッフが出しにくくなってグレープダールをぐるぐるさせられなくなっただけでダンダルダやカンチャンと言った本質的に強いカードは消えていないので今後にかなり期待できる。 赤緑の型にして盤面取ることを意識するもよし、シータ にして受け札を採用して呪文メタを入れてもよし、ツインパクト軸にしてテクニカルに動いてもよし。
ガンバトラージョーカーズ
…対応力A 速度S 安定C 簡単度S 総合A- バイクなどが消えて相対的に強くなったデッキの一つ。ポクチンちんなどによるメタがぶっ刺さるであろう環境ではかなり強い。ナウオアループなどに対してもジョジョジョマキシマムで封殺が出来るのでかなり環境でも強いと予想される。
ネイチャーヴァイカー
…対応力B 速度S 安定A 簡単度S 総合S マリゴルドが規制されて弱くなってしまったがお騒がせチューザ、マグマロイヒ、単騎マグナムでの完封は未だに強い。マリゴルドの規制のせいで前述した完封の為のパーツを揃えるのが難しくなったが元々弱くなかったので今後の活躍が見込める。
赤青覇道
…対応力B 速度SS 安定B 簡単度S 総合A USAブレラの追加によってデイヤーに有利になったこのデッキタイプだがデイヤーが消えてしまってかなり弱体化したと言える。何に対して強いなどは明確には無いが間違いなく強さは健在。
赤単B我
…対応力S 速度SSS 安定S 簡単度A 総合SS 筆者が最も推しているデッキの一つ。USAブレラに少し弱い面があったがGRに規制がかかったおかげで少しは緩和されたGRメタ。そこにつけ込むことができるB我。 バックラスターによる除去や圧倒的展開力、フレアによる突破力なども相まって強いと考えられる。多種多様の3キル4キルパターンが存在するので間違いなく強い。
赤単ブランド
…対応力C 速度SSSSS 安定B簡単度B 総合A 速度だけに極振りしたデッキタイプ。安定3キルが出来るがその代わりにフィニッシャー(罰怒ブランドやミッツァイル)が引けないとゲームを決め切りにくい。 殴り方は結構難しいので練習あるのみ。
墓地ソース
…対応力A 速度A 安定A 簡単度B 総合B 5000GTによるロック性能とクロスファイアバルチュリスによるジャスキルは通りがいい。しかし他の墓地メタに巻き込まれたりGRの規制によって5000GTの存在価値が薄れるの が懸念点。
ハンデス
ドロマーハンデス…対応力S 速度C 安定A 簡単度B 総合S 青黒ハンデス…対応力B 速度C 安定A 簡単度A 総合B カリヤドネとネバーループが上位に君臨することが予想される中、呪文メタに弱いカリヤドネ、ハンドにパーツが必要なネバーループに対して強いのがハンデスである。 ドロマーハンデスであれば天使と悪魔の墳墓やファイナルストップが決め札になるだろう。 青黒はロック性能さえ高めれば戦えるだろうが評価は低い。
それ以外にはランデスやデスザーク 、絶十、ネクスト、ヘルボロフ 、イメン、なども挙げられるがカリヤドネなどのループ系統に潰されるので割愛する。
以上が現役プレイヤーである自分が強いと思っているデッキタイプの数々だ。 Twitterでは何かループが勝っても「それデイヤーでよくね?」などという風潮があり公式もGRがいかにぶっ壊れていたか認め、様々なデッキタイプがまた上位に来ることだろう。 そしてヘブンズロージアの殿堂解除。これはかなり強い。ミラダンテもいないし微妙では?と思う方も多いかと思うがロージアデッキの本質は呪文メタ能力が異常なことである。今までに並べてきたデッキタイプに対して基本的にはミラクルストップを連打するだけで勝ててしまうのでロージアというデッキタイプが環境に上り詰めてくる日は近いのかもしれない。 最後にダイナボルト発売後の環境の変化としては正直なところ通常環境に入ってくるカードはマスターレアの2種類(ダイナボルトとキングマニフェスト)とSRのヴァリヴァリウスとマジックスのみだと考えている。それほど環境の変化はないだろう。 いかがだったでしょうか。ここだけの話、個人的には来季は“カリヤドネループ、赤単B我、ドロマーハンデス、ジョラゴン”がかなり熱いと思っていて大会でも使用していくつもりです(笑)内緒にしてくださいね!マジで強いので!大きな大会がない中、みなさんデュエルマスターズから少し離れてしまっていたかと思いますがこの記事を参考にしてデッキ作りなどを頑張ってみてください!!カードの値段が徐々に上がっているので要チェック!!
magiのデュエマ出品一覧はこちらではまた次の記事でお会いしましょう!それでは!