無限合体 ダンダルダBB徹底解説|みれう
どうもこんにちは!みれうです。 今回の記事では11月16日発売「ガチヤバ4!無限改造デッキセットDX ジョーのビックバンGR」のデッキに収録された“無限合体ダンダルダBB”について解説していきます。
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▼著者プロフィール
みれう: @Mireu_ryu
~実績~ CS優勝9回 DMGP8th best128 DMGP9th best16 2018年度DMPランキング埼玉2位 2018年度全国大会出場
1.無限合体ダンダルダBBの効果 (以下「ダンダルダ」)
まず「ダンダルダ」の効果から 効果 このクリーチャーが攻撃する時、Jトルネードを最大2回する。そのようにして手札に戻したジョーカーズのコストの合計以下のコストを持つ呪文を1枚、自分の手札または墓地から選び、コストを支払わずに唱えてもよい。その呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに山札の一番下に置く。 ※Jトルネード:自分の他のジョーカーズを1体、手札に戻す。 Jトルネードをして戻したコスト分以下の呪文を手札か墓地から唱えることができるというなかなか派手な効果を持っている。2.強い点、弱い点
|強い点
・踏み倒せる呪文のコストに制限が無い。 ・2体まで戻せるので簡単に重い呪文も打つことができる。 ・ゲーム中に使い終わった呪文を再利用できる。 ・シングルブレイク踏み倒す制限がないので“ビックリイリュージョン“などで種族を変えなくても”伝説の決闘者“を2体戻し、最大で30コストまで踏み倒し可能。ジョーカーズには7コストに優秀なカードが多い為簡単に 大型呪文を打つことが出来る。 また、現在の環境へのメタカードとして“機術士ディール/本日のラッキーナンバー“が挙げられる。試合の序盤で唱え妨害に使用した”ラッキーナンバー“をフィニッシュに使ったり、墓地から呪文を回収することが不得意なジョーカーズで攻撃中に”ジョジョジョ・マキシマム“を唱えるのも噛み合っている。
|弱い点
・“天啓CX-20“や”マリゴルドⅢ“のようにCIP(登場時効果)でない為に効果発動に手間が必要な点。(スピードアタッカーやマッハファイターを持たせるなど) ・Jチェンジなのでジョーカーズに構築を寄せなければ効果が発動しにくい。
ハンデスやミッツァイルなどに対して1枚1枚のGRの質を高めなければいけない中で、1ターン盤面に残らなければ効果を発動できないのが弱い点と言える。 しかし、総合的に見れば弱い点を遥かに凌駕するほどの強さであり、その弱い点も“エモG”や“BAKUOOONミッツァイル”などで簡単に補うことができる。
3.相性の良いカード
相性の良いカードの項目では ・「ダンダルダ」を出せる相性の良いカード ・「ダンダルダ」から唱えて相性の良いカード ・「ダンダルダ」と噛み合うカード の3点に当てはまるカードを紹介していく。
|「ダンダルダ」を出せる相性の良いカード
まず「ダンダルダ」を出せる相性の良いカードは「ダンダルダ」にスピードアタッカーやマッハファイターなどの召喚酔いを消せるカードだろう。 まず最近、注目が上がっている“エモG”が挙げられる。自分のGRクリーチャー全てがスピードアタッカーになる為、「ダンダルダ」をスピードアタッカーにしつつ、「ダンダルダ」の効果で更に追加でGR召喚されたクリーチャーも攻撃ができる。そのため、他に攻撃トリガーを持つ“マグ・カジロ”を出すことが出来れば更に打点を追加できたり“ジェイSHOCKER”が捲れると召喚制限ができる。 “MANGANO-CASTLE“から4コスト以上のジョーカーズクリーチャーと共に「ダンダルダ」が同時に出ると
1.ジョーカーズクリーチャーで1点。→盾4枚 2.「ダンダルダ」で攻撃時にジョーカーズクリーチャーをJチェンジで”MANGANO-CASTLE“Aを墓地から唱える。コスト4のジョーカーズクリーチャーと「ダンダルダ」が出る。→盾3枚 3.ジョーカーズクリーチャーで1点。→盾2枚 4.「ダンダルダ」で攻撃時にジョーカーズクリーチャーを戻して“MANGANO-CASTLE“Bを唱える。→盾1枚 5.殴れるクリーチャー2体出る。→盾0→ダイレクトアタック。
と、今まで“MANGANO-CASTLE”で最大でも4点までしか打点が伸びなかったのに対してダンダルダが絡むと6点を出すことが可能となっている。もし、4コスト以上のジョーカーズクリーチャーの時に“鋼ド級 ダテンクウェールB”が捲れると4番と5番を省いても6点出る可能性があることを考えると相性は良い。“マグカジロ“が攻撃するときに”失われし禁術の復元“からMANGANO-CASTLE”を撃てるのでデッキを寄せれば成功率はとても高くなる。
他にはジョーカーズクリーチャーでスピードアタッカーやマッハファイターを付ける事が出来る“怒ピッチャコーチ”や“ガチャダマン”であれば即攻撃しつつJチェンジで次のターンも使いまわす事ができる。“怒ピッチャコーチ”であれば“ジェイSHOCKER”で4コストの“怒ピッチャコーチ”を戻す事でシータミッツァイルや赤青ミッツァイルなどの4コストを主軸にするデッキを封殺することも可能。 他にも“魔神轟怒 万軍投”で2-3ターン目に3体展開してJチェンジで“万軍投”を唱えて展開するのも強力。
|「ダンダルダ」から唱えて相性の良いカードの良いカード
先に述べたGR召喚をしつつスピードアタッカーに出来る“MANGANO-CASTLE“は相性が良い。 最近では、“シータミッツァイル”に“無双と竜機の伝説”が採用されている構築もあり簡単にエクストラターンを得ることが出来る。“無視ムシのんのん/灰になるほどヒート”を採用したジョーカーズであればそこから“グレープダール”などで再度の展開が望める。 他にはフィニッシュ級の呪文の“オールデリート”を軸とした“ジョーカーズデリート“なるデッキもあるらしい。 “機術士ディール/本日のラッキーナンバー”はコストが3であるため比較的簡単に唱えることができ、「ダンダルダ」を破壊されないように“バングリッドX7”や“DROROOONバックラスター”のような現環境の“4コスト”の除去カードを宣言して妨害するとあわよくば次のターンも「ダンダルダ」の効果を使用できるかもしれない。 赤青覇道であれば、“必駆蛮触礼亜”で“勝利龍装 クラッシュ覇道”を出した後、「ダンダルダ」で“必駆蛮触礼亜”を再度打ち、2体目の“覇道”や“乱振魔神 G・W・D”などで追い討ちをかけられるかもしれない(↓デッキ紹介でGRがジョーカーズ軸の赤青覇道公開してます。)
“ミッツァイル”が盤面に居る状態であれば、“魔神轟怒 万軍投”で3面展開で全てスピードアタッカーになるため、過剰な打点が組める。 ハンデスやランデスをするデッキに「ダンダルダ」を組み込み、GRをジョーカーズ軸にする事で、攻撃時にハンデスであれば“英知と追撃の宝剣”や“魔天降臨”ゲームを決めるカード。ランデスであれば“マナクライシス”や“焦土と開拓の天変”などを攻撃時に軽く打つことが出来る。また、それらのデッキに採用されている“WAVE ウェイブ”が今まではただ「GR召喚する」だけのカードだったのに対して「GRゾーンからも能動的な動きができる」カードに変わったので相対的に“WAVE ウェイブ”の評価も上がった。
|「ダンダルダ」と噛み合うカード
「ダンダルダ」をだす訳でもなければ「ダンダルダ」から打つわけでもないカード。 “ガンバトラーG7”はジョーカーズを主軸とするデッキであれば大いに活躍を期待できる。
4.採用デッキ案
まずはネタ寄りのデッキから上で述べた“ジョーカーズデリート”。ガンバトラー+ガチャダマンなどで簡単に条件を達成することができる。また、マリゴルドやダッチーのお陰で グレープダール→エモG→マリゴルド→グレープダール→エモG→ダンダルダ→オールデリートなども狙うことができるとても面白いデッキだろう。 通常のガンバトラーの動きも期待できるので弱くはなさそう、?
画像引用:dmvault“赤青ジョーカーズ覇道”
「ダンダルダ」と“MANGANO-CASTLE”の相性の良さ、赤青の2色のカラーリングで殴るデッキといえばこれくらいしかない。ハンドを整えつつ墓地を肥やし、“知識と流転と時空の決断”のトリガー能力や“失われし禁術の復元”で唱えられるバリエーションを増やすデッキ。攻撃トリガーで“MANGANO-CASTLE”を唱えることが出来るカード(マグカジロ→禁術→MANGANO)がGRに2種類とダブルブレイカーなどがいるのでマンガのキャッスルだけで決めてしまうことが多い。最低限、“超Ω級 ダルタニックB”で後続に繋げたり、“ジェイショッカー”で4を止めるだけでも十分強い。最近の流行りである赤青ミッツァイルやB我に対しては勇愛の天秤でテンポを取りつつ、ラッキーナンバーとウェイブで時間を稼いだり、ハンデスに対してはドローを稼ぎ一気に決めるデッキタイプになる。筆者が最も推したい点としては“2ブロック”であるという点だ。
画像引用:dmvault“青黒ジョーカーズハンデス”
受けに“罪罰執行ジョ喰ンマ”と“知識と流転と時空の決断”を採用している事で早いデッキタイプなどにGRゾーンでのカウンターをすることができる。ダンダルダでは4コストを戻して多面除去、フィニッシュにはラッキーナンバー、魔天降臨など多様な使い方が出来る。 同型戦では対面は絶対に残してはいけないクリーチャーとして優先的に除去をしてくると思うのでこちらはそのうちにハンデスが出来る。メインデッキの“キングザスロットン/7777777”を出してボトム固定をしつつJチェンジで魔天を撃つという荒業も可能。
画像引用:dmvault“シータジョーカーズミッツァイル”
これまでに説明した“エモG”や”ミッツァイル”、“ラッキーナンバー”などのカードが全て詰め込まれている最強デッキ。 実際にこのデッキはさまざまなcsで入賞している。 これに“エターナルボルバルエッジ”などを採用してる型も入賞している。ジョラゴンオーバーロードを発動しやすい構築になっている。
画像引用:dmvault5.今後の値段の推移
「ダンダルダ」はとても強力なカードであるがデッキを1つ買えば2枚付いてくるので現在の5〜600円を彷徨うだろう。しかし、昔発売していた“熱き侵略レッドゾーンZ”などと同じで再録はされにくく、時間経過で入手難易度は上がる為、徐々に上がって行くことが予想される。使わなくても持っておいて損はないカードだ。
6.最後に
いかがでしたでしょうか。前回の「零龍」の解説を読んでいない方は是非そちらもみてください。ダンダルダや零龍のような新しいカードの解説や新しく環境に出てきたデッキタイプの解説等の記事も挙げると思いますので是非ご覧ください。サンプルのデッキリストなどもどんどん挙げる予定です。 長い文章でしたが最後まで見ていただきありがとうございました。また次回もよろしくお願いします。
みれう